県盲だより

令和7年度 「さわる絵本」読み聞かせ会

 12月4日(木)、青森市民図書館の職員の方々3名が来校し、「『さわる絵本』読み聞かせ会」が行われました。まず、青森市民図書館の職員の方々が、自己紹介で好きな物を教えてくださいました。香りの良い枝付きのユーカリの葉、ソーダやクッキー、ラベンダーの香りのアロマキャンドル、りんご。全盲の幼児・児童は保有する触覚や聴覚や嗅覚を使って、それらが何なのかを感じ取りとろうとしていました。手遊びの後、絵本「ぐりとぐらのおきゃくさま」の読み聞かせ、歌付きで「バナナのおやこ」、布絵本「だるまさんの」をさわって見る活動をしました。その他にも、様々な布のおもちゃにさわることや、点字付き絵本の紹介もしてくださいました。

 さわる布絵本は、ボランティアさんの一針一針縫う、手仕事から出来ています。たくさんの思いが込められた本に触れ、全盲の幼児・児童が、今以上に絵本を通して読書に親しみ、興味・関心を広げていってほしと思っています。