県盲だより

専攻科理療科 あん摩実技

 先月、専攻科理療科の「指圧実技」の授業風景を紹介しましたが、今回は「あん摩実技」を紹介します。
 本校では、「あん摩実技」は1,2年次に学びます。「臨床実習」の授業には2年次の後期から出ますが、ほとんどの生徒が手技はあん摩で行っています。あん摩は古代の中国で誕生し、日本に渡来したもので、「按摩」とも書き、「按」は「おさえること」、「摩」は「なでること」を意味し、東洋医学の基本理念である「虚実(きょじつ)」という概念に応じた使い分けを行い、気血の流れをよくして疾病を治癒に導く施術方法です。