高等部普通科

 将来自立した社会生活を実現するために、一人一人に合った教育課程で学んでいます。
 大学等への進学を希望している生徒は、将来の夢や目標を実現するために、放課後や長期休業中も自ら勉学に励んでいます。
 就労を目指す生徒は、作業学習や校内外での実習経験を重ね、自分に合った職種や働き方を知ることで、働くことへの自信を身に付けています。

教育目標
・学習力、基礎学力を高める。
・自主・自立の精神と社会性を育てる。
・自己理解を促し、適切な進路選択ができる力や働く態度を育む。
・基礎的な生活習慣の態度や技能の向上を図る。
学習に関する取組
 保健体育では、合同の時間割を組み、「よさこいソーラン」や各種球技の練習をしたり、総合的な探究の時間では、「県盲キャラクター」を活用した商品開発を通して、話し合い活動の充実を図ったりするなど、集団での活動も大切にしています。同学年の仲間たちと共に学ぶ中で、社会生活に必要なスキルを身に付けています。
生徒会・部活動
 部活動は、球技部、フィットネス部、パソコン部、将棋部があります。球技部は季節に応じてフロアバレーボールやゴールボール、テーブルテニス、ブラインドサッカーなどを行います。フロアバレーボールは、東北地区盲学校との試合が年に1回あります。
 将棋部は、県内の将棋大会に参加しています。
 生徒会は新入生との対面式や卒業生を送る会、球技大会(フロアバレーボール)の開催、県盲祭等を生徒が主体となって計画、運営しています。
行事等
 学校全体の運動会や県盲祭の他、修学旅行や野外活動、インターアクト清掃奉仕、交通安全教室、スキー教室などを行なっています。
 体育の授業では、公共施設を利用して水泳教室、スケート教室を行っています。
インターアクトクラブ
 在籍生徒全員がインターアクトクラブに加入しています。
 地域の方や保護者の方と一緒に近隣の清掃奉仕活動を行っています。
 県内のインターアクトクラブに所属する生徒が一堂に会する年次大会で本校の活動を紹介したり他校の生徒と意見交換をしたりしています。
進路に関する取組
 将来の進学、就労を見据え、産業等における現場実習などを行うほか、各種講演会をはじめ、選挙に関する学習、スマートフォンの安全な利用、消費者教育など将来の生活全般に関わる学習に取り組んでいます。
 現場実習の行き先や期間は生徒によって異なりますが、就労を目指している生徒は少しずつ期間を延ばしたり、活動内容を難しくしたりと段階的に取り組んでいます。