2025年1月の記事一覧
青の煌めきあおもり障スポオープン競技出前授業 ブラインドテニス体験会
1月16日(木)5・6校時、ブラインドテニス連盟東北地域協会の方3名が来てくださり、ブラインドテニス体験会を実施しました。5校時は小学部から高等部普通科の児童生徒、6校時は保健理療科と専攻科の生徒が体験しました。2人1組になり、鈴入りのボールの音を聴きながら夢中で打ち合う様子が見られました。活動終盤には、全員がブラインドテニス連盟東北地域協会会長の面川さんと1対1で対戦しました。専攻科の生徒1名以外は惜しくも敗れましたが、大いに盛り上がりました。この経験から、青の煌めき障スポ2026への興味関心に繋がると嬉しいです。
学校安全に係る校内研修会
1月10日(金)、幼児児童生徒等の安全の確保を図るため、全職員を対象とする学校安全に係る校内研修を実施しました。今回は、日本赤十字社青森県支部より複数の講師をお迎えし、AEDを使用するねらい、救命措置を行う目安、救急車が来るまでに私達ができる処置等の講義を受け、傷病者を発見してから救急車が来るまでの処置をペアで実技を行いました。
実技後は、大出血の場合や乳児への対応の仕方、死戦期呼吸についての質問が挙がり、講師の先生方からそれぞれ皆で対応を学ぶことができました。
視覚障がいのある幼児児童生徒が安全に学校生活を送るための安全を守る役割や方法を再確認することができました。
12月の活動より 「スケート教室」
12月11日、小・中・高等部生徒で盛運輸アリーナへ、「スケート教室」に行ってきました。
スケート教室は、自己の能力に応じてスケートの技能を高め、冬のスポーツの楽しさを味わうことを目的に、スケート場ではグループに分かれて、それぞれインストラクターに教えてもらいました。
インストラクターが丁寧に指導してくださり、生徒一人一人が自分の目標を達成することができました。
グループ別の指導のあとにはチェアに乗ってスピードを体験したり、生徒同士でチェアに乗って押して滑ったりと、学部を超えて楽しみ、充実した活動になりました。
「性に関する学習会」
12月12日(木)、高等部生徒を対象にした「性に関する学習会」を行いました。
この学習会は、生命の尊さ、性に関する間違った認識や行動とこれが及ぼす影響についての正しい理解、そして自分や相手それぞれ一人一人を尊重する態度を身に付けることを目的としております。
生徒たちは、互いの距離感を確かめる体験をしたりグループで話し合ったりしながら一人一人の考え方の違いを感じ取っていました。そして、学習会で挙げられた事例が、今後身近に起こりうる可能性があることとして、考えや意見を交換しました。また、講義では何かあったときの相談機関について学びました。
幼・小学部 学部集会
後期後半がスタートし、冬休み後の学部集会が行われました。冬休み中は大きな怪我や病気もなく過ごしていたようで元気な子ども達の姿に安心しました。
集会では、絵日記などを用いて、冬休み中に頑張った事や楽しかった思い出を発表し合いました。その後は、調理活動、雲谷でのスキー・ソリ教室、小・中一日入学、参観日、お楽しみ会、修了式、卒業式……これからの大まかな予定について確認しました。あっという間に残り3ヶ月。日々の学習を大切にし、しっかりまとめをしていきたいと思います。
理療部 校内模擬試験
冬休み明け早々、1月14日、1月15日は理療部校内模擬試験です。
理療部では、生徒が国家試験の問題形式や本番での環境に慣れ、自身の課題点を見出し、学習計画に役立てられるように、年3回、校内模擬試験を行っています。2年生も専攻科、保健理療科にかかわらず、第3回の「あん摩マッサージ指圧師」の問題だけ受験します。特に3年生は国家試験前最後の模擬試験なので、気合が入ります。(3枚目画像の衝立は生徒のまぶしさへの対応です。)
令和6年度 北東北3県盲ネットワーク ロービジョン研修会
1月9日(木)は、秋田県立視覚支援学校、八戸盲学校、岩手県立盛岡視覚支援学校と本校とをオンラインで結んで研修会を行いました。午前は各校の実践報告、午後は筑波大学准教授小林秀之氏を講師に「視覚障害児の心理や補助具の活用」と題して講話及び助言をいただきました。
弱視幼児児童生徒の学習上及び生活上の困難さや課題について共有し、解決策等を協議することで、個々の教育的ニーズに応じた教育や生活の充実と教職員の専門性の向上を図るということを目的に行われた今回の研修会。各校での実践や小林先生のお話、小林先生のお父様でいらっしゃる小林一弘氏の書籍「視力0.06の世界」の言葉を胸に、視覚障がいの理解に努めて参りたいと思います。各県の盲学校、視覚支援学校の先生方、講師の小林秀之先生お忙しい中ありがとうございました。
令和6年度 校内研究中間発表会 併催:青森県特別支援教育研究会 視覚障害教育部会研究会
1月8日(水)本校にて研修会を行い、八戸盲学校もオンラインで参加して下さいました。本校では、文系、理系、実技系、自立活動、理療、寄宿舎の6つのグループに分かれて取組報告しました。指導上の困り感から生み出されたもの等を研究主題とし、2年研究の1年目の取組について共通理解を図ることや、次年度への見通しをもつことを目的とし行われました。本校だけでなく八戸盲学校の発表もあり、沢山の気づきと多くの学びがありました。冬休み明け幼児児童生徒が元気に登校してきます。本日学んだことを指導に生かしていきたいと思います。発表して下さった先生方お疲れ様でした。本年も宜しくお願いいたします。