県盲だより

2024年7月の記事一覧

点字・歩行研修

幼児児童生徒は夏休みに入りましたが、7月22日23日と校内研修で点字・歩行研修を寄宿舎と合同で行いました。視覚障がい教育の専門性を高めるために、教材・教具についての知識を深める事や、実体験を通して理解を深め、指導に関する知識と技術を身に付けることを目的に行われました。点字研修は、➀点字の基礎➁点字の初期指導の方法③点字編集システムの使い方・点字印刷の仕方④図や絵、写真への注釈の付け方について⑤テキスト化の方法という内容で行われました。歩行研修は、基礎班、鉄道班、目的歩行班の3つのグループに分かれて行いました。両日、とても暑い中行われましたが、講師になっていただいた先生方の指導のもと、夏休み明け幼児児童生徒の指導に役立てるべく研修に参加していました。夏休み明け元気な皆さんに会えるのを楽しみに待っています!!

 

寄宿舎「納涼会」

 7月16日(火)、「納涼会」を行いました。今年度は通学生のほかに地域の方々にも参加を呼びかけ、一緒に〇✕クイズや時間当てゲーム、くじ引きなどを楽しみ、大いに盛り上がりました。また、その後は吹き出し花火と手持ち花火を行い、歓声もあがっていました。夏休み前の、楽しいひとときを過ごすことができました。これから暑い日がまだまだ続きますが、熱中症などに注意して楽しい夏休みを過ごし、元気に寄宿舎に帰ってくるのを待っています。

 

幼・小学部 学部集会

 7月19日(金)幼・小学部では、夏休み前の学部集会が行われました。
 司会は、児童が行い、周りの様子を見ながら進行することができました。
 はじめに、一人ずつ前に出て、4月から4ヶ月間頑張ってきたことを発表しました。制作で材料の感触や匂い等を確認しながら紙を丸めたり、ちぎったりして完成させた作品を披露したり、大きな声で返事や歌を歌うことができるようになったことを発表したりしました。6年生の児童は、「大好きなヘレン・ケラーの劇をやりたい!」と、台本を手書きし、演出を考え、繰り返し練習し、舞台発表までやり遂げたことを発表しました。一人一人が目標をもって、日々の積み重ねを大事しながら取り組んできた成果が伝わる発表となりました。
 最後に、夏休みについてのお話を聞きました。花火や水遊び時に気を付けることについて、花火や浮き輪を実際に触りながら約束を確認しました。
 約束を守って、充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。 
 素敵な夏休みを・・・☆

盲学校サマースクール「夏のつどい2024」

 7月20日(土)、本校の教育相談を利用している幼児児童生徒、保護者、弱視特別支援学級担任を対象とした、盲学校サマースクール『夏のつどい2024』を開催しました。5名の幼児児童が参加し、スポーツ・ゲーム活動【ディスゲッター】や制作活動【キーホルダー作り】を一緒に行いました。9つの的をフリスビーで落として点数を競う【ディスゲッター】では、投げるだけでなく、用具のセッティングや点数の計算など、みんなで協力しながら活動しました。また、【キーホルダー作り】では、冷えると固まる粘土を使って、色とりどりのキーホルダーや弾むボールなどを、思い思いに作ることができました。保護者を対象とした懇談では、「学校生活の様子」や「小学校との連携」について話題となりました。保護者同士で情報交換する貴重な機会となりました。

理療部 夏休み前の学部集会

 本校は前・後期の2学期制で、まだ前期の途中ですが、明日から夏休みです。
 学部集会では、理療部主任から「思い出作り」「4月からの振り返り」「休み中の過ごし方」をテーマにした話がありました。
 生徒の皆さんは、これからは暑い日が続きますが暑さ対策をしっかりとして、休み中によい「思い出作り」をして下さい。