カテゴリ:今日の出来事
県盲桜✿満開
4月、新たな仲間を迎え、皆少しずつ授業や新しい環境に慣れてきたようです。
そんな幼児児童生徒達の成長を見守り続けている県盲の桜が、今年も満開になりました。
地域の方々にも愛されている桜は、青森県立盲学校の自慢の一つです。
桜の木の下、手を伸ばして花の感触や香りを確かめたり、風にそよぐ花の音を聴いたりしながら、皆、春の訪れを感じています。
校舎移転のその日まで、幼児児童生徒達の成長を見守り続けてほしいと願っています。
高等部普通科 アンジェリック出前講座
10月21日(月)、高等部普通科が総合的な探究の時間に取り組んでいる「県盲カフェ」の活動の一環として、外部講師を活用した出前講座が行われました。青森市の洋菓子店「アンジェリック」のオーナーシェフである一戸氏が来校され、生徒達が製作・販売しているクッキーについて、デモンストレーションを交えてアドバイスしてくださいました。講座の中では、材料の計量やお菓子の種類に合った混ぜ方のほかに、「バターや生地の、この感触を手で覚えてくださいね」などポイントについて分かりやすく教えてくださいました。合間には生徒一人一人の質問に丁寧に答えてくださいました。「生地は、その日の気温や室温で変わります。おいしくしようと粉をこねればこねるほど、逆に粉にとってストレスとなって固くなってしまう。人に接するのと同じように、その日の様子を確かめながら、優しく、大切に触れてあげることで、生地もおいしくなろうとしてくれます」と話されました。今日のクッキー製作体験教室を通して、生徒達は単にクッキーを美味しくする技術だけでなく、自分達が日頃大切にしている手の素晴らしさや、人や物を思いやりながら接する心の大切さを改めて学ぶことができました。
高等部普通科 宿泊学習
高等部普通科は9月19・20日の2日間、宿泊学習を行いました。次年度の修学旅行を見据え、時間や集団を意識しながら、安全に移動したり行動したりすること、地元の自然・文化・観光資源に親しむことを目標に、青森市内で様々な活動をしました。1日目はねぶたの家ワ・ラッセで囃子体験や金魚ねぶた作り、2日目は浅虫水族館で海洋生物の見学を行いました。また、浅虫のホテル秋田屋に宿泊し、青森県産料理に舌鼓を打ちながら、効能豊かな浅虫の温泉にゆっくり浸かって旅の疲れを癒やしたり、カードゲームをしながら和気あいあいと過ごしたりしました。公共交通機関や宿泊施設、体験施設の利用では、生徒達は日頃の自立活動や寄宿舎生活で身に付けた力を発揮していました。宿泊学習や修学旅行を通して、様々な力を発揮して自信を付けることで、将来、社会人として様々なところに旅行したいという意欲をもち、たくさんの人と関わりながら日々の生活や人生を充実させていってほしいと願っています。
PTA研修会 給食試食会&進路講話
7月5日(金)3名の保護者が参加され、PTA研修会が行われました。前半の給食試食会では、七夕の行事食として七夕ちらしやすまし汁を試食しました。本校の給食は、幼児から成人の生徒まで幅広い年齢層が食べるために栄養素や塩分などの計算が丁寧に行われていること、視覚障がいを有する幼児児童生徒の心身の健康に配慮された献立になっていることが話題となりました。後半は、本校の進路指導主事から「進路状況と進路実現に向けて」と題して進路講話が行われました。県内の特別支援学校の中でも、進学から就職、就労、福祉サービス利用という幅広い進路希望がある本校について、各学年段階に応じた必要な動きや、法定雇用率や就労選択支援などの最新の情報について取り上げられ、夏休み前の有意義な勉強会となりました。
高等部普通科クッキー製作活動&PTA研修会
高等部普通科では今年度、総合的な探究の時間に「県盲カフェ」の活動に取り組んでいます。この活動の一環で、7月2日(火)にクッキー製作活動を行いました。自分達で考えた、県盲を連想する「四つ葉」や「桜」「点字」「盲導犬」などの形をクッキーにしました。この日の活動には、PTAの保護者の方々も参加してくださり、一緒に材料を量ったり、型抜きをしたり、オーブンで焼いたりと、和気あいあいと作業することができました。盲学校の調理室にある音声秤やガスオーブンなどをフル活用して、試作は大成功に終わりました。今後も県盲カフェの活動をお知らせしていきます!