県盲だより

行事&学校の様子

令和4年度 卒業生・修了生 進路先

令和3年度、本校の卒業生・修了生の主な進路先は、

 【進学】
   国立大学
   本校小学部
   本校専攻科理療科
 【就職】
   農業関係
 【福祉サービスの利用】
   就労移行支援
   就労継続支援B型
   自立訓練

でした。

中・高等部 総合的な学習(探究)の時間

 今年度、本校ではドリカム人づくり推進事業の予算を活用させていただき、中・高等部の生徒たちが総合的な学習(探究)の時間に「未来の盲学校・聾学校について考えよう」というテーマで学習に取り組んでいます。
 新しい盲学校・聾学校の校舎や周辺に必要な環境や設備について考える一環として、校舎移転先となる青森聾学校の周辺を実際に歩き、見えにくい人、聴こえにくい人たちが安全に移動できる環境について調査する活動に取り組みました。
白杖やタブレット端末を片手に実際に歩いてみたことで、点字ブロックがすり減っていたり、道路のすぐ脇に用水路があったりするなど、盲学校の生徒にとって安全に歩けるか心配な箇所もあることが分かりました。
 次回7月には、青森聾学校を訪問し、生徒と交流したり、校舎の環境を確認したりして、聴覚障害者とのコミュニケーションについて学びたいと思います。

北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会

6月30日、北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会を行いました。北東北3県の盲学校・視覚特別支援学校が互いに授業を見合い、学び合おうとする研修会です。秋田、盛岡の視覚特別支援学校から、オンラインで3名が参加しました。研究会の中では、助言者である元校長の對馬礼子様から、「視覚障害教育において大切に思うこと」というお話をいただきました。早速、今日の授業から生かしていきたいと思っています。大変貴重なお話に感謝いたします。

   

東北地区盲学校文化・体育大会

 6月22日(水)~23日(木)、福島県にて東北地区盲学校文化・体育大会が行われました。こちらの大会は、東北地区の盲学校が一堂に会し、弁論大会や陸上競技を中心とした体育大会を行うものです。新型コロナウイルスの影響で、集合しての開催は3年ぶりとなる本大会に、本校からは7名の中・高等部、専攻科の生徒が参加しました。
 1日目、弁論大会の部では本校代表として2名の生徒が発表を行いました。会場の雰囲気、たくさんの聴衆を前に緊張している様子も見られましたが、堂々と胸を張って発表することができました。
 2日目、体育大会では信夫ヶ丘総合運動公園にてそれぞれが希望した競技に参加しました。この日のために、それぞれが目標を立てて体育や放課後の練習に取り組んできました。どの生徒も、目標としていたタイム、飛距離等を達成し、笑顔を見せていました。
 大会を通して、自分の出番ももちろんですが、他校生徒の発表や記録、交流も良い刺激になったようです。
保護者の皆様、当日の送迎だけでなく、準備、練習等へのご理解・ご協力、ありがとうございました。

小学部4年オンライン交流会

6月24日(金)、東北地区盲学校7校の小学部でオンライン交流会を行いました。今回の交流は、参加児童の自己紹介と学校紹介です。本校小学部4年の児童は、ちょっと緊張しながらも元気よく発表をすることができました。他県の児童のお話を聞き、自分との共通点を見つけたり、次の交流で話すことを考えたりと楽しい時間を過ごすことができました。児童の人数が少なくなっている中、このようにともに学び合うことができる場は本当に貴重であると感じています。次の交流が楽しみです!(プライバシー保護の観点から、一部画像を編集しています)