行事&学校の様子
理療部 オンライン
10月21日(火)11月18日(火)、全国約10校の盲学校理療科が参加したオンラインカンファレンスが行われました。
本校から2名の生徒が参加し、11月18日は、それぞれ臨床実習における事例の発表者と司会を務めました。
また、交流会では、青森県の魅力を全国の生徒に発信するなどして、参加した沖縄や東京などの生徒と交流を深めていました。
防犯訓練
11月11日(火)、防犯訓練を行いました。今回の訓練では、不審者が校内に侵入するという実際の緊急事態を想定したリアルな状況で行われました。幼児児童生徒は教職員の指示に従い、教室で静かにバリケードを作ったり、落ち着いて行動したりし、安全確保に努めることができました。
訓練後は体育館に集合して、訓練中の動画を見て振り返りをしたり、警察署の方からたくさんのご助言をいただいたりしました。また、サスマタの有効な使い方についても教えていただき、実践的な学びの場となりました。訓練を通して、落ち着いて行動することや、周囲と連携することの大切さ等を再確認しました。
今後も、安心・安全な学校作りに努めてまいります。
中・高等部 性に関する学習会
11月7日(金)、中・高等部生徒を対象に「性に関する学習会」が行われました。 本学習会では、青森市こども未来部あおもり親子はぐくみプラザより講師の方をお迎えし、生徒自身が体感・体験しながら妊娠・出産後そして家族となる心について学びました。
「赤ちゃんの命のはじまり」では、胎内の成長から産まれた時大きさや重さの変化を触れたり抱いたりしながら体感しまたした。「パパ・ママ体験」では、おむつ交換や重さ18kgもある妊婦体験キットを身に着け、階段歩行や起き上がり・靴や靴下の履き替えをしました。「妊娠中・出産後の女性の体調と心の変化」では、体の変化や不調および妊娠中や出産後の喜びや不安など心の様子を学びました。そして、将来夫となるときには、妻への理解や協力しあって家事・育児にむかうことを体験を通して得る機会となりました。また、望まない妊娠のケースについて考える場面もありました。
講師の方から「皆さんは大切に育てられた命」であること、そして体験を通して学び得た大切なこととともに、「自分の心と体を大切にし、将来を考え、行動には責任をもつこと」と、思春期にある生徒たちへ言葉が贈られました。
当日参加した生徒は「きょうだいがいるため経験があり、親の大変さを分かっていたつもりだった。しかし、学習会で体験し『こんな気持ちだったんだ』とわかる貴重な時間となりました。」と話していました。
幼・小学部 地域交流「さつまいも収穫」
11月6日(木)幼・小学部と平新田町会の皆様とで、さつまいもの収穫を行いました。収穫活動には、PTA保護者の方も3名参加されました。町会の方に教えてもらいながら、「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を出して、さつまいものつるを引っ張りました。また、土の匂いと感触を確かめながら、さつまいもを1本1本掘り起こしました。収穫後、さつまいもを使ってどんな料理を食べたいかという質問に「さつまいものシチューが食べたいです」「焼き芋にしたいです」など、笑顔いっぱいに答えていました。次回は平新田町会の皆様と一緒に「収穫祭」と題して、さつまいもの調理活動を行う予定です!
理療部 校外臨床実習
校外における臨床実習をとおして、施術経験の拡大及び技術と社会性・接客マナーの向上を図る目的で、10月27日、28日の2日間、専攻科理療科2年生、3年生と高等部保健理療科3年生は、青森県教育委員会で校外臨床実習を行いました。
生徒は緊張しながらも、校内の実技の授業とは違う貴重な経験を積むことができました。
ご協力いただいた青森県教育委員会の皆様、ありがとうございました。
第2回 寄宿舎避難訓練
10/22(水)、就寝時に地震が起きたことを想定した避難訓練を行いました。深夜を想定した訓練のため、舎内を暗くした静かな状況の中での実施となりましたが、全員落ち着いて避難することができました。災害への心構えについても再確認し、いざという時に慌てず行動できるよう、今後も話題にしていきたいと思っています。
第3回よつばクラブ
10月22日(水)よつばクラブを開催しました。「ハロウィンパーティーをしよう」というテーマで、ハロウィンのマントを作って、「トリック オア トリート」と言いながら事務室や校長室、職員室を訪問しました。参加した2人は、たくさんお菓子をもらって大満足でした。
R7 中・高等部野外活動
10月16日(木)、中・高等部野外活動で、三沢航空科学館に行きました。実験観察では、-196℃の「液体窒素」から発せられる冷気を体験したり、ゴムボールがガラスのように固くなる様子を、音を聞いて確かめたりしました。
あいにくの雨模様で外の展示は見られませんでしたが、館内にもたくさんある飛行機や宇宙についての展示、身近な科学の原理や法則を利用した体験設備をそれぞれ楽しむ姿が見られました。
昼は外国の方が多い三沢ならではのランチボックスを味わったり、予算内で収まるように考えながら宇宙食やグライダーなどの科学お土産を購入したりしました。
帰路は道の駅おがわら湖に立ち寄り、ご当地ソフトクリームの「八甲田ミルク味」「しじみ味」を堪能したり、足湯の体験をしたり、津軽ではなかなか見かけないお土産を見つけたりしました。
身近な科学や、食べ物や特産物を含めた海外の文化、地域の文化にたっぷり触れることができた1日でした。
青森市環境保全表彰を受賞しました!
この度、本校高等部普通科の作業学習とインターアクトクラブ清掃奉仕活動の取組が評価され、「青森市環境保全表彰」を受賞しました!昨年度、青森県の「もったいない・あおもり賞」を受賞させていただきましたが、同じく青森市の環境保全にも貢献していることが評価されました。10月18日(土)に青森産業会館で開催された「あおもり環境フェア2025」において表彰式が行われ、代表生徒が参加して受賞並びに事例発表を行いました。特殊加工が施されている点字用紙をただ捨ててしまうのではなく、リサイクル加工してメモ帳にする工程や、矢田前や平新田の町会の方々と長年取り組んできた学校周辺の清掃奉仕活動の様子を発表し、会場から温かい拍手をいただきました。帰り際、「点字をすらすらと読み上げる姿に感動しました」と、参加された方から声を掛けられたことも嬉しかったです。青森県立盲学校は、これからも環境に寄り添った活動を続けていきます!
創立100周年記念式典
9月26日(金)、澄み渡る秋空のもと、青森県立盲学校の創立100周年記念式典が盛大に開催されました。当日は120名を超える関係者や来賓の皆様が一堂に会しました。式典では、青森県教育委員会教育委員の方からの祝辞に続き、本校校長、実行委員長(後援会会長)、高等部生徒会長がそれぞれ心温まる祝辞を述べました。また、本校発展に多大なご尽力をいただいた7名の方々に感謝状が贈呈され、その功績に対し深い敬意が表されました。後半には、「県盲100年のあゆみ」と題した映像が上映され、創立者である西蓮寺幸三郎氏の志を胸に刻み、先人達が築いてきた歴史に想いを馳せました。幼児児童生徒のメッセージと共に、矢田前校舎で学んだかつての県盲生達の写真が映し出されると、会場には感動の涙を拭う姿も見受けられました。式典の最後には、幼児児童生徒と教職員全員で「Joyful Joyful」を合唱し、祝福と感謝の想いを一つにしました。拍手に包まれる中、参加者全員による校歌斉唱が体育館に響き渡り、華やかに式典が締めくくられました。1925年、一人の青年が「青森に盲学校を」と立ち上がった日から100年。これからも青森県立盲学校は、この矢田前校舎で学ぶ1日1日を大切にしながら、その歩みを未来へとつないでいきます。