県盲だより

行事&学校の様子

盲導犬ウルム おつかれさま、そしてありがとう!

花曇りの4月25日、県盲の大切な仲間である盲導犬ウルムの退任式が行われました。本校職員の相棒として、時に目となり、時にガイドとなり、10年間その職務を全うしました。盲導犬ウルムは、幼児児童生徒にとっても職員みんなにとっても心を癒やしてくれる存在でもありました。会の最後には、校長先生から感謝状が贈られ、幼児児童生徒とウルムを囲んで記念撮影をしました。リタイアした後は、北海道で新たな生活がスタートする予定とのことです。

視覚障がい者の安全な移動をサポートする大切なパートナーである盲導犬、これからも街中で盲導犬を見掛けることがあったら、ウルムを思い出すことでしょう。

盲導犬ウルム、これまで本当におつかれさまでした!そして、ありがとう!

県盲桜✿満開

4月、新たな仲間を迎え、皆少しずつ授業や新しい環境に慣れてきたようです。

そんな幼児児童生徒達の成長を見守り続けている県盲の桜が、今年も満開になりました。

地域の方々にも愛されている桜は、青森県立盲学校の自慢の一つです。

桜の木の下、手を伸ばして花の感触や香りを確かめたり、風にそよぐ花の音を聴いたりしながら、皆、春の訪れを感じています。

校舎移転のその日まで、幼児児童生徒達の成長を見守り続けてほしいと願っています。

 

白杖マラソンプロジェクト キザキケイン贈呈式

 この度、株式会社キザキ様から3本の白杖が寄贈されました。金沢大学と連携し、こども用の白杖を開発する取組から始まり、現在白杖マラソンプロジェクトとして全国の盲学校、視覚特別支援学校に寄贈され、本校で53校目になるということです。4月22日(火)に本校にて白杖贈呈式が行われ、幼児児童生徒を代表して高等部普通科3年の生徒が白杖を受け取りました。キザキケインは伸縮式のシャフト、手首に負担をかけないグリップなどの他に、危険時にロックが外れるストラップなどの特徴があります。代表生徒からは「これからも白杖を使って歩行をたくさん頑張っていきます」と感謝の言葉が述べられました。

避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練実施

 4月17日(木)、避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練を実施しました。幼児児童生徒は、非常時に放送や職員の指示に従い、安全かつ迅速な避難の仕方や態度を身に付けることや、避難スロープ、消火器の使用を体験し安全な使用方法を身に付けること、職員は警備及び防火の計画に基づき火災発生時の動きを確認し、適切な対応方法について改善点等を考える機会とすることを目的に行われました。

 スロープでは2階から1階へ長いスロープで避難する練習をし、消火器体験では消火器がどんな形をしているものなのかじっくり触ったり、安全ピンを抜いて放射するまでの仕組みを学びました。避難訓練では「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近づかない(お、は、し、も、ち)」を守り落ち着いて避難することができました。最後に防火扉についても確認し訓練を終えました。いざという時に慌てないように今後も取り組んでいきます。

理療部 オリエンテーション

 新しい年度が始まり、理療部は高等部保健理療科1年と専攻科理療科に1人ずつ、新しい仲間を迎えスタートしました。
 4月8日、理療部ではオリエンテーションが行われ、内容は、・学部目標について ・学習に臨む心構えについて ・衛生面について ・ワークショップ「私のストレス対処法」 などが行われました。

避難訓練シミュレーション実施

 幼児児童生徒が元気に登校してくるのを待ちつつ、職員は着々と準備を始めていました。春休み期間中に災害発生時に職員が取るべき措置の内容や手順を確認し、幼児児童生徒の安全を確保できるようにするという目的の下、避難訓練シミュレーションを実施しました。

 新しく赴任された先生方や新入学生を迎え在校生と共に避難するために、避難経路や人員報告の仕方の確認後に模擬避難訓練を行いました。又、新任の先生方を対象に火災報知器の使用確認やオリロー(垂直式救助袋)の操作方法の確認と体験も行いました。今回のシミュレーションをふまえ”もしも”に備えたいと思います。

寄宿舎「余暇時間の過ごし方」

 今回は、舎生の余暇時間の過ごし方について紹介します。男子舎生は国家試験に向けて按摩やマッサージの練習を頑張ったり、指導員と一緒に趣味の将棋を指したり、ラウンジで談笑したりしています。女子舎生は学校にあるエアロバイクで体を動かしたり、自分の好きな曲を弾けるようになるためにキーボードの練習をしたり、テレビで野球観戦を楽しんだりしています。過ごし方は様々ですが、充実した余暇時間を過ごしています。

寄宿舎 女子舎生外出活動

 女子舎生は2月19日(水)まるまつに出かけました。自分で選んだメニューを、自分から店員さんに伝えたり、指導員に手伝ってもらったりして注文しました。運ばれてくる食事を見て、「おいしそう!」という声が…。おいしい食事で笑顔になり、1年を振り返りながら話も弾み、和やかな時間を過ごしました。会計は一人ずつレジに並び、支払いをしました。女子舎生全員、満足して寄宿舎まで帰ってきました。

理療部 校外あん摩実習

 3月12日、理療部は、インターアクトクラブの活動の一環として、校外あん摩実習を実施しました。
 インターアクトクラブとは、ロータリークラブの支援を受けて設立される、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っていくためのものです。
 この校外あん摩実習は、ケアハウスにお伺いして、ケアハウスの利用者様や職員の方々にあん摩の施術を受けていただきながら生徒と利用者様たちで交流を図るという、生徒にとっては貴重な体験の機会です。
 今年も、無事、ケアハウスにお伺いして、校外あん摩実習を実施することができました。
 ご協力いただいたケアハウスゆうゆうの利用者様と職員の方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

寄宿舎 ひな祭り

 3月3日(月)は、ひな祭りでした。寄宿舎では、ひな人形のイラストや装飾を掲示し、ひな祭りの雰囲気を味わいました。指導員から、『ひな祭りは中国から伝わった五節句のひとつである上巳の節句に由来します。女の子の健やかな成長を祈る年中行事のひとつで、桃の節句です』と説明がありました。また、夕食はちらし寿司にすまし汁、白桃ジュレ等、桃の節句にちなんだメニューを美味しくいただきました。

寄宿舎 ご苦労さん会

 3月6日(木)、寄宿舎「ごくろうさん会」を行いました。例年は卒業退舎生を対象に「送る会」を実施していますが、今年度は対象生がいないため、代替として「ごくろうさん会」という形で行いました。寄宿舎や学校での出来事をクイズ形式で出題したり、寄宿舎生から一言ずつ述べてもらったりしながら1年間を振り返りました。ジュースを飲み、お菓子を食べながら行ったということもあり、とても楽しい会になりました。

幼・小学部 お楽しみ会 ~修了・卒業おめでとう!!~

 3月5日(水)、幼・小学部でお楽しみ会をしました。今年度は修了生、卒業生が共にいたので、これまでの思い出や頑張ったことを発表しました。年長幼児は、県盲祭で頑張った「かっこいいくま」や、大好きなソリ滑りの話等を堂々と発表してくれました。小6児童は、一年生から六年生までそれぞれの思い出No.1を写真と文章でパワーポイントにまとめ、発表してくれました。これまでの生活や学習の積み重ねを感じる素晴らしい発表でした。

 次にイス取りゲームとお菓子釣りゲームをしました。笑いありちょっぴり涙ありの思い出に残るゲームになったかと思います。最後に、記念撮影、サプライズでプレゼント交換をして今年度最後のお楽しみ会はお開きとなりました。

 これから先、いろいろなことがあるでしょう。でもいつも応援してくてくれる人がいることを忘れず、安心して次のステップに一歩ずつ歩んでいって下さい。出会いに感謝して……おめでとうございます。

 

 

 

 

 

スキー・そり教室

 2月27日(木)、リンクステーションヒルズ雲谷スキー場にて、スキー・そり教室を行いました。

 そりグループは、カランツゲレンデへ。先生たちと一緒にそりを引きながら、山の上に何度も登りました。そして、一人で滑るのはもちろん、友達や先輩、先生方と何回も、何回も滑りました。そりのスピードや、誰かと一緒に滑ることも楽しみながら、たくさん体を動かすことができました。

 スキーグループは、それぞれの課題にチャレンジしました。小学部高学年の児童は、コスモスゲレンデの緩斜面で練習しました。「ハの字でエッジを効かせ、スキーを開いたり閉じたりすることで、スピードを調整できた。」と練習の成果を満足気に話していました。高等部の生徒は、オダマキゲレンデで何度も繰り返し滑りました。急なコースなため、慎重に滑りつつ、仲間と一緒に滑る喜びも味わうことができました。また、ノルディックグループの生徒は、ヒュッテ前の歩くコースを1日を通して30周程度周回しました。粘り強く、最後まで頑張りました。

 

令和6年度 研修報告会

 2月26日(水)、今年度県外研修に参加した4名の先生方の研修報告会が行われました。研修報告会を通して視覚障がい教育に関する専門的な知識と理解を深めることを目的に、「弱視教育研究全国大会」、「視覚障害教育研究協議会」、「公開授業研究会」、「ICT県事業に係る先進校視察」の研修を共有しました。

 全ての研修報告に多くの学びがあり、改めて視覚障がい教育に携わる者として大切なことを再確認することが出来ました。これからの指導に少しでも活かしていきたいと思います。

テーブルマナー教室

 2月14日(金)高等部1年・3年の2名。家庭総合のテーブルマナー教室で市内にあるフランス料理ポミエに行ってきました。事前学習でフランス料理について調べ最低限のマナーの知識を得て初めてのフランス料理をいただきてきました。
 店内ではクラシックの曲が流れ、日常とはかけ離れた感じがして少し緊張気味でした。席につき、まずはナプキンの使い方や足つきグラスの持ち方を確認しました。いよいよランチのコース料理が始まりました。1品目はオードブル。「テリーヌ」という聞き慣れない料理だったため、驚きと見た目の華やかさに生徒達の緊張はどこかへ。ナイフとフォークの持ち方を確認しゆっくりと食べ進めました。焼きたてのパンも届き一口サイズにちぎって口へ。「パリパリして美味しい。」2品目はスープで野菜のポタージュ カプチーノ仕立て。スープの上にはふわふわの泡がありとても優しい味。3品目はメインの県産牛のクリーム煮。引率した先生達は魚を選んだので、ナイフとフォークが肉料理と魚料理で違うことを確認。最後にデザートと紅茶。ナイフとフォークを使うことに集中し前のめりになりがちでしたが、テーブルマナーを意識し、ガチャガチャと音をたてることもなく、上手に一口大に切って上品に食べることができました。今後の会食の機会に備えてフランス料理に限らずテーブルマナーを身に付けていってほしいです。

理療部 後期期末考査

 理療部は、2月12日から2月14日までの3日間、在校生の後期期末考査です。卒業学年は、1月に実施済です。
 本校は2学期制の為、定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験があります。
 生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答できる配慮を行っています。
 60点以下では追試もあり、結果によっては原級留置もありえるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。

万博出前授業

 1月31日(金)万博出前授業「EXPOスクールキャラバン ロボットプログラミング入門」を、三菱総研DCSさんより講師をお招きして実施しました。

 プログラミング学習を通して、万博とは何かを理解し、来年度の修学旅行先である万博への見通しをもつことを目的に実施いたしました。

 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に向かい、ロボットと共存する未来を踏まえ、ロボットプログラミングについて学びました。授業では、プログラミングアプリでロボットを動かすプログラム構成を考え、その動きを実際に見たり一緒に手をつないで歩いたりもしました。生徒の中には、「聞いたことがあるプログラミング言語がある」と話し、ますます興味を高めていました。

第3回 寄宿舎「避難訓練」

 1月28日(火)、地震・火災を想定した避難訓練を実施しました。突然鳴り出した警報音にびっくりした寄宿舎生もいましたが、放送をしっかりと聞いて、落ち着いて避難することができました。いざという時に慌てず行動できるよう、また普段から危機管理意識をもって生活できるよう、これからも災害時の心構えについて随時話題にしていきたいと思っています。

寄宿舎 男子舎生親睦会

 1月23日(木)、男子舎生と指導員との親睦会を開催しました。17時頃から指導員が、事前にスーパーで購入した食材を調理し、餃子、手羽塩、焼きそば、お好み焼きなど、男子舎生の好きな料理を作りました。料理の配膳やテーブル拭きは舎生が行い、18時前にはテーブルの上には美味しそうなメニューが並びました。18時から19時過ぎまで会食を行い、料理を次々と食べながら学校の出来事などを話題に歓談をし、とても楽しそうに過ごしました。親睦会が終わる頃には、テーブルの料理はほとんどなくなってしまいました。

青の煌めきあおもり障スポオープン競技出前授業 ブラインドテニス体験会

1月16日(木)5・6校時、ブラインドテニス連盟東北地域協会の方3名が来てくださり、ブラインドテニス体験会を実施しました。5校時は小学部から高等部普通科の児童生徒、6校時は保健理療科と専攻科の生徒が体験しました。2人1組になり、鈴入りのボールの音を聴きながら夢中で打ち合う様子が見られました。活動終盤には、全員がブラインドテニス連盟東北地域協会会長の面川さんと1対1で対戦しました。専攻科の生徒1名以外は惜しくも敗れましたが、大いに盛り上がりました。この経験から、青の煌めき障スポ2026への興味関心に繋がると嬉しいです。

学校安全に係る校内研修会

 1月10日(金)、幼児児童生徒等の安全の確保を図るため、全職員を対象とする学校安全に係る校内研修を実施しました。今回は、日本赤十字社青森県支部より複数の講師をお迎えし、AEDを使用するねらい、救命措置を行う目安、救急車が来るまでに私達ができる処置等の講義を受け、傷病者を発見してから救急車が来るまでの処置をペアで実技を行いました。

実技後は、大出血の場合や乳児への対応の仕方、死戦期呼吸についての質問が挙がり、講師の先生方からそれぞれ皆で対応を学ぶことができました。

視覚障がいのある幼児児童生徒が安全に学校生活を送るための安全を守る役割や方法を再確認することができました。

12月の活動より 「スケート教室」

12月11日、小・中・高等部生徒で盛運輸アリーナへ、「スケート教室」に行ってきました。

スケート教室は、自己の能力に応じてスケートの技能を高め、冬のスポーツの楽しさを味わうことを目的に、スケート場ではグループに分かれて、それぞれインストラクターに教えてもらいました。

 

インストラクターが丁寧に指導してくださり、生徒一人一人が自分の目標を達成することができました。

グループ別の指導のあとにはチェアに乗ってスピードを体験したり、生徒同士でチェアに乗って押して滑ったりと、学部を超えて楽しみ、充実した活動になりました。

 

「性に関する学習会」

 12月12日(木)、高等部生徒を対象にした「性に関する学習会」を行いました。

 この学習会は、生命の尊さ、性に関する間違った認識や行動とこれが及ぼす影響についての正しい理解、そして自分や相手それぞれ一人一人を尊重する態度を身に付けることを目的としております。

 生徒たちは、互いの距離感を確かめる体験をしたりグループで話し合ったりしながら一人一人の考え方の違いを感じ取っていました。そして、学習会で挙げられた事例が、今後身近に起こりうる可能性があることとして、考えや意見を交換しました。また、講義では何かあったときの相談機関について学びました。

幼・小学部 学部集会

 後期後半がスタートし、冬休み後の学部集会が行われました。冬休み中は大きな怪我や病気もなく過ごしていたようで元気な子ども達の姿に安心しました。

 集会では、絵日記などを用いて、冬休み中に頑張った事や楽しかった思い出を発表し合いました。その後は、調理活動、雲谷でのスキー・ソリ教室、小・中一日入学、参観日、お楽しみ会、修了式、卒業式……これからの大まかな予定について確認しました。あっという間に残り3ヶ月。日々の学習を大切にし、しっかりまとめをしていきたいと思います。

理療部 校内模擬試験

 冬休み明け早々、1月14日、1月15日は理療部校内模擬試験です。
 理療部では、生徒が国家試験の問題形式や本番での環境に慣れ、自身の課題点を見出し、学習計画に役立てられるように、年3回、校内模擬試験を行っています。2年生も専攻科、保健理療科にかかわらず、第3回の「あん摩マッサージ指圧師」の問題だけ受験します。特に3年生は国家試験前最後の模擬試験なので、気合が入ります。(3枚目画像の衝立は生徒のまぶしさへの対応です。)

令和6年度 北東北3県盲ネットワーク ロービジョン研修会

 1月9日(木)は、秋田県立視覚支援学校、八戸盲学校、岩手県立盛岡視覚支援学校と本校とをオンラインで結んで研修会を行いました。午前は各校の実践報告、午後は筑波大学准教授小林秀之氏を講師に「視覚障害児の心理や補助具の活用」と題して講話及び助言をいただきました。

 弱視幼児児童生徒の学習上及び生活上の困難さや課題について共有し、解決策等を協議することで、個々の教育的ニーズに応じた教育や生活の充実と教職員の専門性の向上を図るということを目的に行われた今回の研修会。各校での実践や小林先生のお話、小林先生のお父様でいらっしゃる小林一弘氏の書籍「視力0.06の世界」の言葉を胸に、視覚障がいの理解に努めて参りたいと思います。各県の盲学校、視覚支援学校の先生方、講師の小林秀之先生お忙しい中ありがとうございました。

令和6年度 校内研究中間発表会 併催:青森県特別支援教育研究会 視覚障害教育部会研究会

 1月8日(水)本校にて研修会を行い、八戸盲学校もオンラインで参加して下さいました。本校では、文系、理系、実技系、自立活動、理療、寄宿舎の6つのグループに分かれて取組報告しました。指導上の困り感から生み出されたもの等を研究主題とし、2年研究の1年目の取組について共通理解を図ることや、次年度への見通しをもつことを目的とし行われました。本校だけでなく八戸盲学校の発表もあり、沢山の気づきと多くの学びがありました。冬休み明け幼児児童生徒が元気に登校してきます。本日学んだことを指導に生かしていきたいと思います。発表して下さった先生方お疲れ様でした。本年も宜しくお願いいたします。

 

幼・小学部 クリスマス会

幼・小学部 クリスマス会

 12月19日(木)幼・小学部では、クリスマス会をしました。
 クリスマス会に向けて、クリスマスの装飾を制作しました。幼稚部では、粘土やフェルト、毛糸を使って、ツリーの飾りを作りました。小学部では、手形と足形をとって、そこに枝や木の実を付けてサンタやトナカイの壁面を作ったり収穫したさつまいものつるを使ってリースを作ったりしました。クリスマス会当日は、その装飾を教室に飾り、クリスマス一色の素敵な会場になりました。
 絵本の読み聞かせを聞いたり、サンタさんと一緒にクリスマスの曲を歌ったりして楽しく過ごしました。サンタさんの登場でひげや手を触って確認したり、抱きついたりしてとても嬉しそうな表情が見られました。また、クリスマスマーケットを開催し、1人30円ずつ持って、買い物しました。どんなお菓子か説明を聞いたり、触って大きさや匂いを確認したりして、5つのお菓子の中から3つ選ぶことができました。最後は、サンタさんからもらったジュースや買ったお菓子を食べてクリスマスの雰囲気を味わいました。また来年、サンタさんきてくれるといいな☆

器械運動実技発表会

現在高等部の体育ではマットや平均台を使用した器械運動に取り組んでいます。
マット運動では、接転技群・ほん転技群・平均立ち技群の中から、平均台では歩走・跳躍・ポーズ・ターンの中から各自で演技構成し練習に励んできました。
19日には実技発表会が行われ、いろいろな先生方の前で実技を披露しました。
生徒達は緊張感を漂わせつつもそれぞれの演技に真摯に取り組む様子が見られました。
見学に来てくれた先生からは自分が簡単にできる技だけでなく少し難しい技にも挑戦する姿が見られて良かったなどの感想を聞くことができました。

寄宿舎行事 舎生の集い

 12月10日(火)クリスマスの華やかな装飾をした会場で「舎生の集い」を実施しました。今年は、数年ぶりに青森第二高等養護学から3名の寄宿舎生が開会から参加して、会食、交流、ゲームを楽しみました。会食では、チキンライスやオニオンスープ、クリスピーチキン、ケーキなどのおいしいメニューに会話が弾みました。交流では、二高養寄宿舎生がディズニーの軽快な音楽に合わせてダンスを披露し、本校女子有志が歌詞当てクイズを行って会場を盛り上げました。ゲームでは、グループ対抗の割り箸落としとビンゴゲームを行いました。ペットボトルに入った割り箸を落とすのに苦戦したり、好みの景品が当たって大喜びしたりと全員が楽しく過ごした1日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

理療部 高等部保健理療科 生物基礎授業

 高等部保健理療科では、解剖、東洋医学やあん摩実習などのあん摩マッサージ指圧師になる為の専門科目に加えて、通常の高等学校と同じように国語、数学、英語、現代社会、生物基礎、体育など多くの普通科目を勉強します。
 今日は生物基礎の授業で豚の臓器を使用して、生物の体内環境の学習を行いました。生徒は真剣に学習に取り組んでいました。

ALTとの学習

12月18日、小学部、高等部の児童生徒を対象にALTとの学習を行いました。一つのグループは、本校で10月に開園した「手で見る動物園」のライオン、犬、鶏の体の部分や鳴き声の英語を学び、ゲームを通して楽しみながら英語に親しみました。もう一つのグループは、「友達をイベントに誘う」をテーマに生徒が雪灯籠祭りの写真を見せながら紹介したり、留学生を招待するイベントを考えて呼びかけの文を考えたりしました。次回の学習は2月の予定です。Have  a good year!

薬物乱用防止教室

12月18日、高等部普通科を対象に薬物乱用防止教室が行われました。講師に青森警察署生活安全課の方をお招きし、身近な風邪薬などの過剰摂取による「オーバードーズ」や若い頃からお酒やたばこを摂取することで心の成長が止まるなど具体事例を交えながら、分かりやすく教えていただきました。生徒からは「薬物の疑いのある外国のお土産などをもらった場合、どこに相談すれば良いか」などの質問が出て、講師からは少年サポートセンターの活用を紹介されました。

第2回PTA・後援会役員会

 12月10日(火)に第2回PTA・後援会役員会を開催しました。保護者3名、職員5名が出席し、今年度のPTA活動の反省や来年度のPTA活動の計画、県への陳情項目等について確認しました。活発な意見交換及び教育や福祉関連の情報交換をすることができました。出席いただいた保護者の皆様、今年度1年間PTA活動にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 

租税教室出前講座

 12月10日(火)高等部普通科の生徒を対象に、租税教室出前講座が行われました。青森税務署の職員の方を講師にお招きし、税金の種類や使われ方、税金の意義、税に関する雑学など様々なお話を聞くことができました。講座の中では、税金によって支えられている日常生活の場面、将来所得税を納めるようになった場合の確定申告と源泉徴収の違い、盲学校の校舎移転に伴う税金の使われ方など、日常生活や将来に関連した身近な話題が話され、生徒達にとって大きな学びの機会となりました。また、自分達が選挙で投票することで、税金の使い道の決定に関わっていることから、「社会の会費」と言われる税金について改めて考えることができました。最後に、1億円のレプリカを手にしながら何個分で学校が建つのかなどを考え、税金の重さを実感しました。

理療部 後期中間考査

 理療部は、12月4日から12月6日までの3日間、後期中間考査です。
 本校は2期制の為、定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験があります。
 生徒の障がいに応じて、試験問題は、プリント、デイジー、点字、パソコンデータが用意されています。
 60点未満では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。

小学部6年 山口小学校との交流及び共同学習

 11月29日(金)、小6の児童が、交流及び共同学習で、平内町立山口小学校へ行きました。今年度2回目の交流となりましたが、山口小の4年生児童が、玄関で温かく迎えてくれました。
 教室では、総合的な学習の時間に作成した新聞の発表会を聞き、車椅子について関心をもつことができました。
 体育館では、ゲームを行いました。「だるまさんがころんだ」「音当てクイズ」「うちわリレー」を行いました。友達に教えてもらったり、協力し合ったりしながら、楽しんで参加することができました。

買い物学習&カレーライスクッキング

 今年度の幼・小学部の畑は、人参とじゃがいもが沢山収穫できたので、カレーライス作りを計画しました。まずは、たりない材料を近所のスーパーに買い出しに行きました。それぞれ、担当した物を探してレジまで持っていき、会計と袋詰め等を行いました。

 クッキングでは、米とぎ、ピーラーでの野菜の皮むき、包丁で切る作業を経験しました。カレーが出来上がるまでは沢山の工程がありましたが、一つ一つの食材や道具を触って確かめることを大切にして取り組むことができました。また小6児童は、家庭科の内容を一部扱って、安全な火の取り扱いや道具の使い方、手順に沿っての調理活動等を学ぶ機会となりました。

 みんなで作ったカレーライスはとても美味しくでき、おかわりして食べました。また、普段お世話になっている事務の方や、先生方も食べに来て下さり、こども達に「おししいよ!!」と声をかけてくれました。出来上がるまでは大変なこともありましたが、食べてくれた方々の笑顔や言葉にこども達も笑顔になっていました。

 

 

 

 

 

  

寄宿舎 自立活動

 寄宿舎では、一人一人に合わせた内容で「寄宿舎自立活動」を行っています。先日実施した小学部男子舎生の活動の様子を紹介します。今回の自立活動は余暇時間を楽しむことをねらい、下校後にプレイルームでトランポリンを使って体を動かした後、先日迎えた誕生日をお祝いする苺のショートケーキを食べ、シャボン玉を作るおもちゃで一緒に遊ぶなどして過ごしました。一通り遊び終えた後は、プレゼントの枕でぐっすりとお昼寝をしていました。

誕生日会&クレープ作り

 誕生日会を行いました。自己紹介をして、歌をうたい、たくさんのプレゼントをもらいました!!その後は、お誕生日クレープ作りをしました。夏に中庭で収穫したブルーベリーをたっぷりと入れて(冷凍保存)、ホイップクリームを絞り、右、左と生地を畳んでくるくると巻いたら完成!!柔らかな生地やクリーム、冷たいブルーベリーを感じながら思い思いに作り、口いっぱいにクレープを堪能しました。素敵な1年となりますように……❤

さつまいも収穫

 春に植えたさつまいもは土の中で大きく育ったのかな…ということで、いよいよ収穫をしました。ツルを確かめ両手で引っ張ってみると立派なさつまいもがたくさんついてきました。土の中から何が出てくるか分からない不安からか、泣き出してしまうこともありましたが、これも経験。経験を積み上げていくこと、一つ一つ丁寧に行うことで不安も少なくなっていくことでしょう。収穫したさつまいもは追熟中ですが、おやつ作りを計画中です。

ハロウィン&かぼちゃサラダクッキング

 今年のハロウィンは、作成したかぼちゃの帽子を身に付けて校長室や保健室へ。「ハッピィーハロウィン」や「トリック・オア・トリート!!」と話したり、ビッグマックのスイッチを押したりして、お菓子をおねだり。しっかりとお菓子もいただいて、やり取りを楽しんだこども達でした。

 また、畑で収穫したかぼちゃはみんなで料理をしました。ガスコンロを使用したり、電子レンジを使用したり、つぶす、切る、調味料を入れる、混ぜる、と実態に応じた調理方法で様々な道具にも触れながら、かぼちゃサラダを完成させました。丸いかぼちゃ、大根のように長いかぼちゃ、どちらも美味しく頂きました。残りのかぼちゃはご家族へのお土産として持ち帰りました。

理療部 オンラインカンファレンス

 11月21日(木)、全国11校の盲学校理療科が参加したオンラインカンファ
レンスが行われました。
 本校から参加した生徒は、治療法の選択や資料の完成度の高さに刺激を受
けていました。
 また、交流会では、青森県の魅力を全国の生徒に発信するなどして、参加
した沖縄や東京の生徒と交流を深めていました。
 今回参加した生徒は、来年は事例提供の発表者になりたい、と意気込みを語っていました。

防犯訓練、不審者対応研修を行いました。

11月18日(月)に幼児児童生徒、職員による防犯訓練を行いました。
訓練では、不審者の侵入と放火を想定し、安全に避難することを目標に取り組みました。避難後は不審者の侵入と放火への対処について、東部駐在所の方々からアドバイスをいただき勉強になりました。
11月21日(木)には職員を対象とする不審者対応研修を行いました。オンラインセミナーを視聴し、備えるべき今後の取り組みやセミナー内でモデルとなった学校の「『不審者を学校に入れない。』それこそが大切な子どもたちを守るために私達が一番大切にしていることです。」という思いを学びました。

令和6年度見え方で困っている人のための展示・体験・相談会 「愛・Eyeライブラリー」

 11月16日(土)サンロード青森を会場とし、令和6年度見え方で困っている人のための展示・体験・相談会「愛・Eyeライブラリー」を開催しました。視覚障がいや盲学校の教育活動についての理解を深めてもらうことをねらいとして、毎年県内各所で実施しているものです。今年度も、たくさんの方々が関心をもってくださり、足を止めて各種体験をしたり、説明を聞いたりしてくださいました。あん摩マッサージ指圧体験、点字・見え方体験、盲導犬体験歩行、視覚補助具や生活便利グッズの紹介のコーナーなどが大変にぎわっていました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

理療部 産業現場等における実習

 進路に対する意識を高め、将来に向けた自分の目標を明らかにするため、理療部の2年生は、11月11日から15日までの5日間、校外で産業現場等における実習を行いました。
 今年度、保健理療科は「治療院町のあん摩屋さん」で、専攻科理療科は「デイサービスセンターふれあい温泉」で実習を実施しました。
 生徒を快く受け入れて下さった企業や治療院の先生方、実習への御協力に深く感謝申し上げます。

令和6年度「もったいない・あおもり賞」表彰式

今年度、本校の作業学習での点字用紙リサイクル活動や幼稚部から高等部普通科までの清掃奉仕活動の取組が令和6年度もったいない・あおもり県民運動「もったいない・あおもり賞」を受賞し、11月15日に青森県庁での表彰式に生徒1名が代表で出席しました。当日は、企業や学校を含む8団体の取組紹介や記念撮影の他、思いがけず新聞社の取材もあり、本校の取組を多方面に紹介できる良い機会となりました。

 

中・高等部合同体育②

中・高等部の体育では現在ブラインドサッカーに取り組んでいます。
初めて体験する生徒もいて、戸惑いながらもボールの音や相手の声を頼りにパス練習やドリブル練習を行いました。
最後は全員でPK対決を行い、コースギリギリを狙うような熱いシュート合戦が繰り広げられました。

 

令和6年度県盲祭

11月2日(土)、県盲祭が行われました。今年度のテーマは「Kirameki」。生徒会スペシャル編集によるVTRで始まったオープニングセレモニーに続き、幼小学部の発表、有志によるステージ発表が行われ、幼児児童生徒は日々の学習や練習の成果を存分に発揮し、沢山の拍手をいただきました。生徒会主催のじゃんけんやビンゴ大会の企画には、全員が参加し、大いに盛り上がりました。
舞台発表後は、理療部の生徒が来場された保護者や来賓の方にあん摩を施したり、高等部の生徒は手作りの本校オリジナルデザインのクッキー4種類や点字リサイクルメモ帳を販売したりしました。テーマの通り、幼児児童生徒の笑顔がきらめいた県盲祭となりました。来年度の県盲祭もどうぞお楽しみに!

  

 

 

 

 

県盲祭 あん摩コーナー

 11月2日は本校の文化祭、県盲祭でした。理療部では毎年、あん摩体験コーナーを設け、あん摩施術を行っています。生徒たちは日頃の練習の成果を発揮できる場を与えられ、緊張しながらも精一杯、来場者の方々に施術を行っていました。

第2回 寄宿舎「避難訓練」

 10月22日(火)19時45分から地震(就寝中に震度5弱)を想定した避難訓練を行いました。児童生徒は地震発生の放送を聞くと、自室で(机の下に入るなどの)安全確保をして待機していました。その後、避難指示の放送を聞くと、ヘルメットと防寒着を着用し、自室を出ました。途中、火災発生が確認されたため、職員の指示に従ってハンカチを口と鼻に当て、全盲の生徒は職員の手引きで、落ち着いて避難することができました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

特P連東青地区PTA研修会

 10月25日(金)本校において、青森県特別支援学校PTA連合会東青地区PTA研修会が開催されました。家庭・学校・地域社会におけるPTA活動の振興を目的に、青森市内外の特別支援学校の保護者を中心に総勢24名の方々が参加し、研修会では青森市内にあるアロマサロン「しいの木」の安田氏を講師に迎え、アロマディフューザー製作体験を行いました。ひばやラベンダー、オレンジなどのアロマの優しい香りと講師の楽しいお話に心もほぐれ、初めて出会った保護者の方々も賑やかにコミュニケーションをとりながら、和気あいあいとした雰囲気の中、製作体験をとおして交流を深めることができました。こうした研修会をとおして、保護者同士が親睦を深めることで、地域で学ぶ特別支援学校の幼児児童生徒達の学習活動がより一層充実していくことを感じた一時でした。

岡田会長挨拶中島PTA会長挨拶花材選び講師デモンストレーション

 

 

 

 

アロマ選び講師製作の様子集合写真

 

理療部 治療院体験

 理療部の1年生は、実際に手技治療を経験し、治療の明確なイメージを掴み、治療院の現場を見学し、治療院経営の理解を深める事を目的に、国家資格を持った治療家の行っている治療院に行き、鍼灸マッサージなどの治療を受ける体験を行っています。10月17日に専攻科理療科の治療院体験を行いました。
 訪れた治療院は、本校卒業生の小原さんが開業している「ジーノ マッサージ治療室」でした。院長の小原さん、お世話になりました。

  

理療部 あん摩実技デモンストレーション

 10月23日、新青森県総合運動公園マエダアリーナで、県内の特別支援学校高等部の生徒を対象にした「青森県特別支援学校技能検定・発表会」が開催されました。参加者は、技能検定にチャレンジしたり、興味のあるテーマの発表をしたりと日頃の学習成果を発揮しました。
 本校の高等部保健理療科1年、2年生、専攻科理療科1年は、あん摩コーナーであん摩実技のデモンストレーションを実施しました。1年生は、校外の人に施術するのは初めての経験で、緊張しながらも頑張って実技に取り組んでいました。

高等部普通科 アンジェリック出前講座

 10月21日(月)、高等部普通科が総合的な探究の時間に取り組んでいる「県盲カフェ」の活動の一環として、外部講師を活用した出前講座が行われました。青森市の洋菓子店「アンジェリック」のオーナーシェフである一戸氏が来校され、生徒達が製作・販売しているクッキーについて、デモンストレーションを交えてアドバイスしてくださいました。講座の中では、材料の計量やお菓子の種類に合った混ぜ方のほかに、「バターや生地の、この感触を手で覚えてくださいね」などポイントについて分かりやすく教えてくださいました。合間には生徒一人一人の質問に丁寧に答えてくださいました。「生地は、その日の気温や室温で変わります。おいしくしようと粉をこねればこねるほど、逆に粉にとってストレスとなって固くなってしまう。人に接するのと同じように、その日の様子を確かめながら、優しく、大切に触れてあげることで、生地もおいしくなろうとしてくれます」と話されました。今日のクッキー製作体験教室を通して、生徒達は単にクッキーを美味しくする技術だけでなく、自分達が日頃大切にしている手の素晴らしさや、人や物を思いやりながら接する心の大切さを改めて学ぶことができました。

アンジェリック講師粉を混ぜる粉を混ぜる様子デモンストレーションを見る

 

 

 

 

型抜きをする型抜きをする盲導犬の型抜き完成したクッキー 

高等部県盲カフェ with 理療部マッサージ感謝祭

 10月10日(木)県盲カフェ968(クローバー)を開店しました!
今回は理療部のマッサージ感謝祭とコラボして、マッサージを受けられたお客様に、手作りクッキーとドリンクを振る舞いました。お客様、施術を担当した理療部生徒や卒業生の方が出テーブルを囲み、昔の盲学校の思い出やこれからの盲学校のことなど話が弾んで、にぎやかなカフェとなりました。クッキーの種類やテーマについて生徒達から直接説明すると、「とてもおいしいよ」「かわいくて食べるのがもったいない!」などの感想やアドバイスをいただき、生徒達にとっても良い刺激になりました。地域の方々が集って、盲学校の思い出やこれからを語らうカフェを開きたいという生徒達の思いが実を結んだ1日となりました。今回いただいた意見も参考にしながら、11月2日の県盲祭ではたくさんのお客様に満足していただけるようなカフェを目指してがんばります!

理療部 マッサージ感謝祭

 本校は、青森市安田への移転が決まっていることから、理療施術をとおして、長年にわたり本校の教育活動にご協力いただいた地域の方々に感謝の気持ちを表す機会として、10月10日にマッサージ感謝祭を実施しました。マッサージ感謝祭は来年度も行う予定なので、多くの方のご来場をお待ちしております。

手で見る動物園「HandZoo(ハンズー)」開園

 本校では動物のぬいぐるみの寄贈を受け、多種多様のぬいぐるみを展示した「手で見る動物園」を10月4日(金)に開園しました。名称は幼児児童生徒及び職員の投票により、「HandZoo(ハンズ―)」と名付けました。

 開園当日は寄贈者が来校し、幼児児童生徒に直接、動物の紹介をしてくださいました。幼児児童生徒は大小様々の動物をじっくり触り、形や大きさを実感し、動物を身近に感じることができました。

       

高等部 東高校とのフロアバレーボール交流

 9月30日(月)本校の体育館で高等部普通科と東高校の生徒達が交流活動を行いました。双方の生徒達が連絡を取り合いながら企画・準備を進め、当日は本校からは4名、東高校からは14名の生徒達が集い、フロアバレーボールを体験しました。東高校生からは、「アイシェードをすると方向感覚がなくなる!」「ボールのラリーが速い上に、前衛の攻防がすごく激しくて驚いた」など、初めて体験する視覚障がい者スポーツに興奮しながら様々な感想が聞かれました。秋晴れの空の下、盲学校の体育館から響く、ボールを打ち合う音とたくさんの笑い声。生徒達にとってかけがえのない思い出になったことと思います。交流を進めてくださった東高校のみなさん、先生方、本当にありがとうございました!

見え方体験前衛後衛

円陣 

 

 

 

 

 

北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会

 10月2日、北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会を本校体育館で八戸、盛岡、秋田とオンラインを結び、助言者の先生をお迎えし行われました。幼児児童生徒の実態把握や教材研究、実際の指導方法についての理解を深めることや、北東北3県の盲学校の先生方からの意見や助言者からの助言により授業改善を図るとともに、盲学校教員としての資質の向上を図ることを目的としました。

 ICT機器を効果的に活用し見えにくさに配慮した授業づくりをすることや、主体的な学びを保障すること、学習効率の向上を図る工夫等、たくさんの気付きと学びがありました。助言をしてくださった先生をはじめ、今回参加していただいた八戸盲学校さん、盛岡視覚支援学校さん、秋田視覚支援学校さん、授業をしてくださった先生、本当にありがとうございました。 

中・高等部野外活動

 10月3日(木)に、高等部の野外活動で十和田湖に行きました。到着後、グループに分かれての活動では、十和田神社まで行ってお参りをしたり、スワンボートを体験したり、ゆっくりスイーツを堪能したりと、それぞれが好きな活動で楽しみました。その後、遊覧船に乗って湖から周辺の景色を眺めました。帰りのバスでは、運転手さんのガイドで、奥入瀬渓流の滝や清流、岩などを発見しながら自然の美しさを感じました。
 今年度の野外活動も、多くの学びがあり有意義な時間を過ごすことができました。

小学部6年 山口小学校との交流及び共同学習

 10月2日(水)、小学部6年生が、平内町立山口小学校4年生の児童12名と交流及び共同学習を行いました。
 自己紹介の後、ゲーム「拍手で集合!」「キャッチ」を行い、盛り上がりました。打ち解けたところで、本校の6年生が、幼稚部・小学部の各教室を案内しました。書見台や単眼鏡、拡大読書器などを紹介すると、山口小の児童のみなさんは、真剣にメモをしていました。
 また、白杖を使って歩行体験を行った際は、「目が見えない、見えにくい」状態を実感しながら、慎重に歩みを進める様子が見られました。
 11月は、本校児童が山口小学校へ伺う予定です。再会を楽しみにしています。

理療部 理療研究発表会

 専攻科理療科及び高等部保健理療科3年生は、理療に対する意識を高め、研究的な態度を身につける目的で理療研究発表会を行っています。対象の生徒は今まで学んできた理療における学習や臨床での実技の体験などを整理し、生徒・職員を前に発表しました。
 下級生からは多くの質問が出され、発表会は盛り上がりました。

 

 

 

 

 

寄宿舎「十五夜」

 今年は9月17日(火)が十五夜で、月がきれいに見えました。寄宿舎の夕食は、栗ごはん、すまし汁、鮭メンチ、キャベツの付け合わせ、筑前煮、お月見団子など、十五夜にちなんだメニューが出されました。今年は9月下旬になっても暖かい日が続いていますが、舎内には十五夜の由来や栗やもみじなどの装飾が行われ、秋の季節を感じています。

高等部普通科 宿泊学習

 高等部普通科は9月19・20日の2日間、宿泊学習を行いました。次年度の修学旅行を見据え、時間や集団を意識しながら、安全に移動したり行動したりすること、地元の自然・文化・観光資源に親しむことを目標に、青森市内で様々な活動をしました。1日目はねぶたの家ワ・ラッセで囃子体験や金魚ねぶた作り、2日目は浅虫水族館で海洋生物の見学を行いました。また、浅虫のホテル秋田屋に宿泊し、青森県産料理に舌鼓を打ちながら、効能豊かな浅虫の温泉にゆっくり浸かって旅の疲れを癒やしたり、カードゲームをしながら和気あいあいと過ごしたりしました。公共交通機関や宿泊施設、体験施設の利用では、生徒達は日頃の自立活動や寄宿舎生活で身に付けた力を発揮していました。宿泊学習や修学旅行を通して、様々な力を発揮して自信を付けることで、将来、社会人として様々なところに旅行したいという意欲をもち、たくさんの人と関わりながら日々の生活や人生を充実させていってほしいと願っています。

ワ・ラッセのびっくりんご

囃子体験

金魚ねぶた作り体験

青森駅での歩行

浅虫の足湯

 

浅虫の足湯

浅虫水族館

 

 

 

浅虫水族館  

幼・小学部 おつきみ会

 9月17日(火)、幼・小学部で、おつきみ会をしました。
 おつきみ会に向けて、新聞紙やお花紙を丸めて団子を作ったり、たんぽ筆で風船に絵の具をつけて月を作ったりしました。おつきみ会当日、みんなの前で頑張って作った作品を発表したり、お互いの作品を触って、「いいね。」と話したりしていました。また、絵本「おつきみうさぎ」のお話を聞いたり、歌「つき」を歌ったりしました。さらに、「おつきみだんごボウリング」では、指導者が手を叩く音がする方向のピンを狙って、鈴の入ったボールを転がし、ピンを倒すことができました。白熱した戦いとなり、盛り上がりました!最後は、お供えした果物の中から食べたいものを選び、みんなで食べて、お月見の雰囲気を味わうことができました。

 

高等部作業班活動紹介②

高等部普通科の作業学習では県盲祭での販売に向けた制作活動を行っています。
昨年度はリサイクルメモ帳のみの販売でしたが、今年度は新製品のリサイクルランプの販売も予定しています。
今回はランプの基礎になる部分の作成工程を紹介します。
電動ボール盤を使って、7㎝×7㎝の板を五円玉のような形→ドーナツのような形へと加工していきます。
作業している生徒は、はじめて使用する電動工具に最初はおっかなびっくりな様子を見せていましたが、何度も繰り返すうちに道具を使いこなせるようになっていきました。
※動画をアップしてありますのでぜひご覧ください。

令和6年度学校公開

9/17に学校公開が行われ、県内の教育関係者など19名の方が参加してくれました。
午前中は本校の概要説明や授業見学、午後は点字体験や愛・Eyeライブラリーに置いてある機器等の見学が行われました。参加者からは実際に点字等の体験をして、視覚障がい者の方について知ることができて、とても勉強になったと感想を聞くことができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

理療部 進路講演会・実技講習会

 9月13日、理療部は進路講演会・実技講習会を実施しました。講師は株式会社フレアス 青森事業所・仙台事業所 所長の渡邉洋平様と教育支援部 技術支援課 課長 小沼智嗣様です。
 「訪問医療マッサージの仕事・役割とその実技」と題し、訪問医療マッサージについての講演と訪問医療マッサージで実施している機能訓練等の実技講習を行いました。
 生徒たちは、講演を真剣に聴き、熱心に実技に取り組みました。
 渡邉様と小沼様、本当にお忙しい中、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。

第1回PTA・後援会役員会&東北地区盲学校長・PTA会長連絡協議会

 9月6日(金)、第1回PTA・後援会役員会が行われました。
 「点字ブロック理解啓発活動」「県盲祭」「令和6年度東青地区PTA研修会」について話し合われました。いただいた御意見をもとに計画を進めていきたいと思います。
 次回のPTA・後援会役員会は、12月の予定です。
 PTA・後援会役員会終了後は、東北地区盲学校長・PTA会長連絡協議会がオンラインで行われました。
 「PTA会費収入の確保」「卒業後の生活」「学校のPRの仕方」「災害時に向けた取組」について懇談しました。本校の良いところについて改めて気付いたり、他校の取組について知り、参考にしたりしながらお話を伺うことができました。今後の教育活動の参考にしていきたいと思います。

 お忙しい中、御参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

幼・小学部 水泳教室

 幼・小学部では、8月30日(金)、9月6日(金)の2日間、青森市民室内プールに行ってきました。タクシーに乗って行く幼児児童と市営バスに乗って行く児童の2つに分かれて向かいました。
 水中で全身への触覚刺激を受けながら、脱力、リラックスすることやさまざまな姿勢を体験すること、一人で歩くことやけのびやバタ足ができるようになること等、それぞれに目標をもって取り組みました。大きなプールで水遊びや水泳運動をして、水中でいろいろな動きや運動を楽しみながらそれぞれの目標を達成することができました。

理療部 前期期末考査

 理療部は、9月4日から9月6日までの3日間、定期考査を実施します。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上にはあん摩・マッサージ・指圧、鍼、灸の国家試験があります。
 生徒の障がいに応じて、試験問題はプリント、デイジー、点字、パソコンデータのいずれかで提供されます。
 60点以下では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。

PTA活動「ブルーベリー収穫祭」

 8月28日(水)にPTA活動「ブルーベリー収穫祭」を行いました。当日は3名の保護者が参加し、本校の幼・小学部の幼児児童4名と合同で収穫しました。

 本校のブルーベリーは樹齢20年を超える立派な木です。今年は実も大きく、甘いブルーベリーがたわわに実っていました。約30分間でバケツからあふれるほど収穫し、重さは全部で5kg以上でした!収穫したブルーベリーは各自持ち帰り、おいしくいただきました。

 保護者、幼児児童、職員が交流を深めながら、楽しい時間を過ごすことができました。

   

第32回青森県障がい者スポーツ大会

8月25日(日)、第32回青森県障がい者スポーツ大会が開催され、本校から3名の選手が出場しました。

女子ジャベリックスローでは、強風で向かい風の中思い切りターボジャブを投げ、第1位!続く100mも全力を出し切り、女子100m第1位、男子100m第2位という結果でした。

競技の他にも、2026年に開催される「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」のPRイベントで宮下知事と写真撮影をしたり大会缶バッチを作ったりする等お楽しみが盛りだくさんで素敵な思い出ができました。

大会当日の送迎や応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

幼・小学部 合同学習 畑作り じゃがいも収穫

8月26日(月)、幼・小学部では春に植えたじゃがいもを収穫しました。夏休み明けの畑はすっかり様変わり。じゃがいもの葉や茎に手で触れてみたり、顔に近づけてみたりして、「からからしてる。」「においしないな~。」と枯れた様子を感じていました。「どこにじゃがいもがあるのかな?」と土に触れてみたりもしました。いよいよ茎を引っると、根にたくさんのじゃがいもがついてきました。土の中を確かめると出てくるじゃがいもに喜んでいるこどもたちでした。10数個の種芋からたくさんのじゃがいもを収穫することができました。視覚に障がいがあるこどもたちにとって、保有する感覚を十分に活用すること、本物に触れさせること、経験すること等はとても大切なことだと感じています。収穫したじゃがいもは各家庭に持ち帰るだけでなく、調理活動にもつなげていきたいと思っています。

 

幼・小学部 夏休み後の学部集会

8月22日(木)、夏休みが終わり、本日から前期後半がスタートしました。皆さん元気に登校し、夏休み後の学部集会が行われました。夏休みの楽しかったこと、これから頑張りたいことを一人一人発表しました。町内のお祭り、BBQ、公園、お墓参り、かき氷、ねぶた祭、海、カニ、ヤドカリ、水遊び、アイス……たくさんの楽しかったことが発表されました。これからの学習で頑張りたいこととして、プール学習、他校との交流学習、挑戦する、触察する、身体を動かす、遅刻をしない、給食を残さない、整理整頓、猛勉強に励む、目標向かって諦めない……みなさんの決意が感じられる発表でした。夏休み中ご家族の皆様のご協力のおかげで、大きな怪我や病気もなく過ごせたと思います。また、宿題への取り組みにご協力いただきありがとうございました。これからも、一人一人が意欲的に学習に向かえるよう支援していきたいと思います。

視覚障がい児・者への日常生活動作(ADL)の指導に関する研修会

8月19日、視覚障がい児・者への日常生活動作(ADL)の指導に関する校内研修会が行われました。視覚障がい児・者への日常生活動作の指導について理解を深め、幼児児童生徒の指導に関する知識と技術を身に付けることを目的に、お金・薬の弁別、机上の探索動作、落とした物の拾い方、食事・喫茶、歯磨き、衣服の着脱、爪切りの8つの内容で研修しました。講義では一つ一つの動作のポイントや、便利な道具やアプリを紹介していただきました。また、実技を交えて体験することで気が付くことも多くありました。今回は県内弱視学級の先生も参加していただきました。暑い中お疲れ様でした。夏休み明けの幼児児童生徒の指導に少しでも活かしていきたいです。

お金の弁別机上の探索動作落とした物の拾い方食事・喫茶歯磨き衣服の着脱」爪切り

安心できる学校づくり研修会

 8月19日(月)、青森県総合学校教育センター教育相談課 指導主事 新岡 雄大 氏を講師にお迎えし、安心できる学校づくり研修会を行いました。面接相談の意義を理解し適切な対応の仕方を学ぶこと、いじめの未然防止を図るとともに早期発見・早期対応に取り組むことを目的に、演習を交えながら講演していただきました。相談場面で大事なことや教育相談の進め方を学び、子どもたちとの普段からの関わりが大切であることを改めて意識づけることができました。夏休みを終え、登校してくる子ども達にとってより安心して話してもらえる環境・雰囲気を大切にしていきたいと思います。

点字・歩行研修

幼児児童生徒は夏休みに入りましたが、7月22日23日と校内研修で点字・歩行研修を寄宿舎と合同で行いました。視覚障がい教育の専門性を高めるために、教材・教具についての知識を深める事や、実体験を通して理解を深め、指導に関する知識と技術を身に付けることを目的に行われました。点字研修は、➀点字の基礎➁点字の初期指導の方法③点字編集システムの使い方・点字印刷の仕方④図や絵、写真への注釈の付け方について⑤テキスト化の方法という内容で行われました。歩行研修は、基礎班、鉄道班、目的歩行班の3つのグループに分かれて行いました。両日、とても暑い中行われましたが、講師になっていただいた先生方の指導のもと、夏休み明け幼児児童生徒の指導に役立てるべく研修に参加していました。夏休み明け元気な皆さんに会えるのを楽しみに待っています!!

 

寄宿舎「納涼会」

 7月16日(火)、「納涼会」を行いました。今年度は通学生のほかに地域の方々にも参加を呼びかけ、一緒に〇✕クイズや時間当てゲーム、くじ引きなどを楽しみ、大いに盛り上がりました。また、その後は吹き出し花火と手持ち花火を行い、歓声もあがっていました。夏休み前の、楽しいひとときを過ごすことができました。これから暑い日がまだまだ続きますが、熱中症などに注意して楽しい夏休みを過ごし、元気に寄宿舎に帰ってくるのを待っています。

 

幼・小学部 学部集会

 7月19日(金)幼・小学部では、夏休み前の学部集会が行われました。
 司会は、児童が行い、周りの様子を見ながら進行することができました。
 はじめに、一人ずつ前に出て、4月から4ヶ月間頑張ってきたことを発表しました。制作で材料の感触や匂い等を確認しながら紙を丸めたり、ちぎったりして完成させた作品を披露したり、大きな声で返事や歌を歌うことができるようになったことを発表したりしました。6年生の児童は、「大好きなヘレン・ケラーの劇をやりたい!」と、台本を手書きし、演出を考え、繰り返し練習し、舞台発表までやり遂げたことを発表しました。一人一人が目標をもって、日々の積み重ねを大事しながら取り組んできた成果が伝わる発表となりました。
 最後に、夏休みについてのお話を聞きました。花火や水遊び時に気を付けることについて、花火や浮き輪を実際に触りながら約束を確認しました。
 約束を守って、充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。 
 素敵な夏休みを・・・☆

盲学校サマースクール「夏のつどい2024」

 7月20日(土)、本校の教育相談を利用している幼児児童生徒、保護者、弱視特別支援学級担任を対象とした、盲学校サマースクール『夏のつどい2024』を開催しました。5名の幼児児童が参加し、スポーツ・ゲーム活動【ディスゲッター】や制作活動【キーホルダー作り】を一緒に行いました。9つの的をフリスビーで落として点数を競う【ディスゲッター】では、投げるだけでなく、用具のセッティングや点数の計算など、みんなで協力しながら活動しました。また、【キーホルダー作り】では、冷えると固まる粘土を使って、色とりどりのキーホルダーや弾むボールなどを、思い思いに作ることができました。保護者を対象とした懇談では、「学校生活の様子」や「小学校との連携」について話題となりました。保護者同士で情報交換する貴重な機会となりました。

理療部 夏休み前の学部集会

 本校は前・後期の2学期制で、まだ前期の途中ですが、明日から夏休みです。
 学部集会では、理療部主任から「思い出作り」「4月からの振り返り」「休み中の過ごし方」をテーマにした話がありました。
 生徒の皆さんは、これからは暑い日が続きますが暑さ対策をしっかりとして、休み中によい「思い出作り」をして下さい。

理療部 校外学習

 理療部では、年1回、国家試験の科目にもある衛生学をより深く理解するために、学習内容に関係のある施設を見学しています。今年度は、衛生研究、衛生行政の内容と、青森県の感染症対策について理解を深める目的で、「青森県衛生研究所」を見学しました。
 生徒は施設の職員の方の説明を聞きながら、熱心に見学を行っていました。
 見学を受け入れていただきました「青森県衛生研究所」の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

喫茶968開店!

今年度の高等部普通科では、総合的な探究の時間に「県盲カフェ」の活動に取り組んでいます。
その活動の一環として7/17にクッキーの校内販売会を行いました。
販売するクッキーの種類は何度かの試作と生徒同士の話し合いから、イチゴパウダー入りの「桜」と抹茶パウダー入りの「クローバー」、コーヒー豆入りの「盲導犬」、プレーン味の「点字」の4種類となりました。うち2種類は、コーヒーや紅茶の出がらしを使ったSDGsクッキーにもなっています。
また、今回からカフェの愛称も生徒のアイデアにより968(クローバー)と決定しました。本番の県盲祭までにどんどん生徒同士でああしたいこうしたいという意見を出し合って、よりよい形で来場者の皆様に提供できるようになればと思います。

高等部作業班活動紹介①

高等部普通科の作業学習では今年度も引き続き名刺作りを行っています。
生徒が音声パソコンでデータ入力後、印刷した名刺に点字を打っていきますが、今年度はさらに名刺の右上部分の角を丸く加工する工程を追加しています。右上部分を丸く加工することで、名刺を受け取った方にとって、名刺の上下がわかりやすくなり、点字を読み取りやすくなるのと、作業する生徒自身が名刺の裏表を認識しやすくなるメリットがあります。
※写真は裏側から撮ったものです。

寄宿舎 七夕

 7月7日「七夕」、寄宿舎では玄関ホールに笹を設置し、それぞれの願いを書いた短冊や、折り紙で作った飾りをつるしました。短冊には「フロアバレーの大会で勝ちたい」とか「世界が平和になりますように」など、色々な願いが書かれていました。また、夕食には行事食が準備され、「七夕そうめん」や「星のコロッケ」、「七夕デザート」等の涼しげで美味しいメニューを楽しみました。

幼・小学部 たなばた会

幼・小学部 たなばた会

 7月4日(木)たなばた会が行われました。たなばた会に向けて、一人一人笹飾りを制作し、教室を七夕ムードにして華やかに始めました。
 みんなで、歌『たなばた』を歌ったり、絵本『たなばたプールびらき』を聞いたりしました。短冊発表では、「たくさんみずあそびができますように。」「大きなプールでたくさんおよげますように。」「かっこいいじてんしゃがほしい。」と発表し、笹の葉を確認しながら飾りました。最後には、会食をして楽しい時間を過ごしました。

 みんなの願いが、織り姫様と彦星様に届くといいですね☆

 

 

PTA研修会 給食試食会&進路講話

 7月5日(金)3名の保護者が参加され、PTA研修会が行われました。前半の給食試食会では、七夕の行事食として七夕ちらしやすまし汁を試食しました。本校の給食は、幼児から成人の生徒まで幅広い年齢層が食べるために栄養素や塩分などの計算が丁寧に行われていること、視覚障がいを有する幼児児童生徒の心身の健康に配慮された献立になっていることが話題となりました。後半は、本校の進路指導主事から「進路状況と進路実現に向けて」と題して進路講話が行われました。県内の特別支援学校の中でも、進学から就職、就労、福祉サービス利用という幅広い進路希望がある本校について、各学年段階に応じた必要な動きや、法定雇用率や就労選択支援などの最新の情報について取り上げられ、夏休み前の有意義な勉強会となりました。

七夕行事食保護者の試食進路指導主事による講話講話を聴く保護者

進路支援部 高等部普通科ジョブスクール体験

 高等部普通科の4名は、7月1日に「職業講話を通して、社会的・職業的自立に向けての心構えを学び、進路実現に対する意識の向上を図る。」「ライフキャリアすごろくを使用し、近い将来のライフと仕事のキャリア両面について将来を考えることができるようにする。」をテーマに、ジョブカフェあおもりに行きジョブスクールを体験しました。「働く意義」の講義と、「ライフキャリアすごろく」を実施し、それぞれが近い将来のイメージをもつことができました。統括マネージャー神 祐紀子様、お世話になりました。ありがとうございます。

高等部普通科クッキー製作活動&PTA研修会

 高等部普通科では今年度、総合的な探究の時間に「県盲カフェ」の活動に取り組んでいます。この活動の一環で、7月2日(火)にクッキー製作活動を行いました。自分達で考えた、県盲を連想する「四つ葉」や「桜」「点字」「盲導犬」などの形をクッキーにしました。この日の活動には、PTAの保護者の方々も参加してくださり、一緒に材料を量ったり、型抜きをしたり、オーブンで焼いたりと、和気あいあいと作業することができました。盲学校の調理室にある音声秤やガスオーブンなどをフル活用して、試作は大成功に終わりました。今後も県盲カフェの活動をお知らせしていきます!

ボウルで生地をこねる様子ビニール袋に入った生地をこねる様子秤で材料を量る様子麺棒で生地をのばす様子

 

 

 

 

 

点字クッキーを作る様子桜と点字のクッキーを並べる様子四つ葉のクッキーを並べる様子オーブンに入れて焼く様子

インターアクトクラブ清掃奉仕活動

6月25日(火)にインターアクトクラブ清掃奉仕活動を実施しました。

今年は本校の児童生徒や職員、保護者の方々を合わせて約30名ほどで学校周辺のゴミ拾いをしました。矢田前駅方面とザ・ビッグ方面の二手に分かれて活動し、最終的には燃えるゴミと燃えないゴミあわせて「14.4キロ」ものゴミが集められました。

           

 

 

東北6県、7校でのオンライン交流学習

6月24日(月)に、東北6県の盲学校、視覚支援学校7校によるオンライン学習を行いました。1対1での授業が多い本校児童生徒にとって、複数で行う学習は普段とは違った緊張感やワクワク感を味わえたことと思います。発表場面では、道徳での「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」の学習や、音楽ではねぶた囃子の学習をしていたということ、他県の児童にも青森の文化にふれてもらいたいとねぶた囃子を披露することに決めました。他県の児童はクイズや合奏等を発表してくれ、画面越しではありましたが同年代のこども同士のやり取りを楽しむことができました。東北6県の盲学校、視覚支援学校のみなさん貴重な経験をありがとうございました。

幼・小学部 ミニ運動会

 6月21日(金)幼・小学部では、ミニ運動会が行われました。
 一人ずつ係分担をして、当日は、あいさつやラジオ体操の師範、選手宣誓を頑張ることができました。
 種目では、徒競走、玉取りゲーム、パラシュート(表現)「大きな声でヤッホホー!」をやりました。
 徒競走では、音(おもちゃや手を叩く)のする方へ向かって一人で走る幼児や教師と一緒に楽しみながらゴールを目指す児童、走るタイムを意識して全力疾走する児童とそれぞれに一生懸命取り組むことができました。
 玉取りゲームでは、競技の前にチームで掛け声をしました。ファイヤーチームは、「赤と言ったらファイヤー!情熱と言ったらファイヤー!炎と言ったらファイヤー!」と拳を突き上げて、大きな声を出して気合いを入れていました。サンダーチームは、「(ぐるぐる回って)サンダー!」と力強く言い、士気を高めて戦いました。結果は、ファイヤーチームが勝利しましたが、サンダーチームも最後まで諦めず玉を取ることができました。
 「大きな声でヤッホホー!」では、保護者の皆様や会場にいた職員と一緒に曲に合わせてパラシュート(表現)をやりました。みんなで「ヤッホホー!」と言ったり技をやったりして、楽しく行うことができました。
 たくさんの方々に応援に来ていただき、和やかな雰囲気の中で実施することができました。こども達は、練習と違った雰囲気に緊張しながらも全力を尽くして取り組むことができ、また一つ成長することができました。

寄宿舎 避難訓練

 6月11日(火)19時30分から火災(厨房から出火)を想定した避難訓練を行いました。寄宿舎生は警報器が鳴るとヘルメットを被り、ハンカチで口元を押さえ、職員の指示に従いながら避難していました。訓練中は「お・は・し・も」をしっかり守り、真剣な表情で訓練に参加していました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

理療部 保健理療科2年家庭科 調理実習

高等部保健理療科では、解剖、東洋医学やあん摩実習などのあん摩マッサージ指圧師になる為の専門科目に加えて、高等学校と同じように国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語、音楽、家庭科、体育など多くの普通科目を勉強します。
今日は家庭科の授業で調理実習を行いました。美味しいガーリック・バター・チキンソテーが出来上がりました。

ALTとの外国語活動 

6月13日(木)、ALTのダニカ先生との授業がありました。今回は先月遠足で行った「ねぶたの家ワ・ラッセ」や「アスパム」のことについて英語で紹介しました。高等部と保健理療科の生徒との合同授業だったため、先輩の実習先での話や、仙台市で行われる東北地区盲学校文化・体育大会についても知ることができました。自分自身の発表もしっかりと行い、聞く際も単眼鏡でスライドや板書を見ながら熱心に耳を傾けていました。次回は7月に予定されているので、楽しみながらさらに英語に親しんでいきたいと思います。

 

進路支援部 ジョブカフェあおもり講師派遣

 6月7日に、「セミナーを通して、社会的・職業的自立に向けての心構えを学び、進路実現に対する意識の向上を図る。」「面接の受け方や自己PRの方法について知り、就職試験受験に向け必要とされるスキルを身につけることができるようにする。」を目的に、ジョブカフェあおもりに講師の派遣をお願いし、前半は「自己PRの方法」、「面接対策(マナー、入室方法等)」の講演、後半は一般的な面接の流れについて、模擬面接を行いながら確認しました。
 講師の蛯名由子様、ありがとうございました。

 

 

球技部活動紹介①

7月3~4日に開催される東北地区盲学校フロアバレーボール岩手大会に向けて練習が本格化してきました。
今回はサーブ練習などの基本練習をした後、後衛がアタックした後にすばやくブロック位置に戻ったり、後衛からパスを受ける場合のポジション取りなど、実戦を想定した練習を行いました。
参加者が残念ながら前衛の選手1名だけでしたが、その分濃密な練習になりました。

 

理療部 専攻科理療科2年灸実技 授業参観

 本校では、教員の学習指導力向上を図る目的で、6月と11月に職員による授業参観を行っています。
 職員は期間中、希望する授業を参観できます。
 灸実技の授業には、たくさんの参観者が集まり、生徒は多少緊張して授業に臨んでいました。
 おかげで、生徒は多数の者の脈診を実施でき、生徒の実技力の向上も図れました。