県盲だより

行事&学校の様子

誕生日会&スイートポテト作り

 今年の県盲祭は「ありがとうのおたんじょうかい」というオリジナルの創立100周年記念劇。県盲100才の年、先日、10才の誕生日を迎えた児童の誕生会を行いました。友達のことを思い、考えられた愛情たっぷりのプレゼントは、触って楽しいメダルや、音楽好きの児童のための手作り楽器。工夫されたプレゼントにほっこりしました。また、楽器の生演奏のプレゼントもあり、児童はノリノリで音楽に聴き入っていました。

 その後は、畑で収穫したさつまいもでスイートポテトを作りました。包丁で切る、マッシャーで潰す、ゴムべらで混ぜる、手で丸める、電子レンジの操作をする・・・手や道具を様々使って頑張って作りました。皆で作ったスイートポテトを最後にいただいて終わりました。

地域の方との野菜作り及び調理活動

 今年度、幼・小学部は、春から平新田町会の方々と畑作りから種まき・苗植え、手入れ、収穫などの活動を一緒に行ってきました。初めのうちは緊張していたこどもたちも、会う度に慣れていき、自分から関わろうしたり、話しかけたりして、交流を楽しむ姿が見られました。今回は調理活動を行い、畑で収穫したじゃがいも、人参、かぼちゃでカレーライスを作りました。また、さつまいもは焼き芋にしました。

 野菜を触る、切る、炒める、煮込むなどいろいろな工程を、地域の方々と会話を楽しみながら経験することができました。最後に、地域の方々と一緒に賑やかな雰囲気で食べることができました。カレーライスはとってもまろやかで、こどもたちはあっという間に完食。デザートの焼き芋もほっくほくでとっても美味しかったです。

 地域のみなさんに支えられ、盲学校の幼児児童の成長が見られた活動となりました。いろいろとありがとうございました。12月18日(木)、矢田前町会、平新田町会のみなさんと行うもちつき会も、幼児児童生徒、教職員みんなで楽しみにしています!!





 

技能検定・発表会

 11月19日に特別支援学校技能検定・発表会がマエダアリーナで行われました。コミュニケーション部門のパフォーマンス発表分野に出場した生徒は、Perfumeの「TOKYO GIRL」の曲に合わせて歌とダンスを披露し、「上級」に唯一認定されました。職業技能部門のPC入力分野に挑戦した生徒は、1級に認定されました。また、開会式では、司会にも挑戦し円滑な進行を務めることができました。出場した生徒は、技能検定・発表会や司会に向けてたくさん練習をして臨み、素晴らしい結果となりました。見学した生徒は、発表を見て来年は私も出たいと話していました。

 

寄宿舎 余暇活動

 18日に実施した余暇活動の様子を紹介します。今回の余暇活動は10歳の誕生日のお祝いも兼ねており、最初にプレイルームでたくさん体を動かしてました。その後自室で、ハッピーバースデーの歌でお祝いし、苺のショートケーキを食べました。ケーキを食べる際にはとてもニコニコしながら食べており、何度も手を叩いて喜びを表現していました。

理療部 オンライン

 10月21日(火)11月18日(火)、全国約10校の盲学校理療科が参加したオンラインカンファレンスが行われました。
 本校から2名の生徒が参加し、11月18日は、それぞれ臨床実習における事例の発表者と司会を務めました。
 また、交流会では、青森県の魅力を全国の生徒に発信するなどして、参加した沖縄や東京などの生徒と交流を深めていました。

 

防犯訓練

 11月11日(火)、防犯訓練を行いました。今回の訓練では、不審者が校内に侵入するという実際の緊急事態を想定したリアルな状況で行われました。幼児児童生徒は教職員の指示に従い、教室で静かにバリケードを作ったり、落ち着いて行動したりし、安全確保に努めることができました。

 訓練後は体育館に集合して、訓練中の動画を見て振り返りをしたり、警察署の方からたくさんのご助言をいただいたりしました。また、サスマタの有効な使い方についても教えていただき、実践的な学びの場となりました。訓練を通して、落ち着いて行動することや、周囲と連携することの大切さ等を再確認しました。

 今後も、安心・安全な学校作りに努めてまいります。

 

 

 

中・高等部 性に関する学習会

11月7日(金)、中・高等部生徒を対象に「性に関する学習会」が行われました。 本学習会では、青森市こども未来部あおもり親子はぐくみプラザより講師の方をお迎えし、生徒自身が体感・体験しながら妊娠・出産後そして家族となる心について学びました。

 「赤ちゃんの命のはじまり」では、胎内の成長から産まれた時大きさや重さの変化を触れたり抱いたりしながら体感しまたした。「パパ・ママ体験」では、おむつ交換や重さ18kgもある妊婦体験キットを身に着け、階段歩行や起き上がり・靴や靴下の履き替えをしました。「妊娠中・出産後の女性の体調と心の変化」では、体の変化や不調および妊娠中や出産後の喜びや不安など心の様子を学びました。そして、将来夫となるときには、妻への理解や協力しあって家事・育児にむかうことを体験を通して得る機会となりました。また、望まない妊娠のケースについて考える場面もありました。

 講師の方から「皆さんは大切に育てられた命」であること、そして体験を通して学び得た大切なこととともに、「自分の心と体を大切にし、将来を考え、行動には責任をもつこと」と、思春期にある生徒たちへ言葉が贈られました。

 当日参加した生徒は「きょうだいがいるため経験があり、親の大変さを分かっていたつもりだった。しかし、学習会で体験し『こんな気持ちだったんだ』とわかる貴重な時間となりました。」と話していました。

幼・小学部 地域交流「さつまいも収穫」

 11月6日(木)幼・小学部と平新田町会の皆様とで、さつまいもの収穫を行いました。収穫活動には、PTA保護者の方も3名参加されました。町会の方に教えてもらいながら、「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を出して、さつまいものつるを引っ張りました。また、土の匂いと感触を確かめながら、さつまいもを1本1本掘り起こしました。収穫後、さつまいもを使ってどんな料理を食べたいかという質問に「さつまいものシチューが食べたいです」「焼き芋にしたいです」など、笑顔いっぱいに答えていました。次回は平新田町会の皆様と一緒に「収穫祭」と題して、さつまいもの調理活動を行う予定です!

  

 

理療部 校外臨床実習

 校外における臨床実習をとおして、施術経験の拡大及び技術と社会性・接客マナーの向上を図る目的で、10月27日、28日の2日間、専攻科理療科2年生、3年生と高等部保健理療科3年生は、青森県教育委員会で校外臨床実習を行いました。
 生徒は緊張しながらも、校内の実技の授業とは違う貴重な経験を積むことができました。
 ご協力いただいた青森県教育委員会の皆様、ありがとうございました。

 

 

第2回 寄宿舎避難訓練

 10/22(水)、就寝時に地震が起きたことを想定した避難訓練を行いました。深夜を想定した訓練のため、舎内を暗くした静かな状況の中での実施となりましたが、全員落ち着いて避難することができました。災害への心構えについても再確認し、いざという時に慌てず行動できるよう、今後も話題にしていきたいと思っています。

第3回よつばクラブ

 10月22日(水)よつばクラブを開催しました。「ハロウィンパーティーをしよう」というテーマで、ハロウィンのマントを作って、「トリック オア トリート」と言いながら事務室や校長室、職員室を訪問しました。参加した2人は、たくさんお菓子をもらって大満足でした。

R7 中・高等部野外活動

 10月16日(木)、中・高等部野外活動で、三沢航空科学館に行きました。実験観察では、-196℃の「液体窒素」から発せられる冷気を体験したり、ゴムボールがガラスのように固くなる様子を、音を聞いて確かめたりしました。

 あいにくの雨模様で外の展示は見られませんでしたが、館内にもたくさんある飛行機や宇宙についての展示、身近な科学の原理や法則を利用した体験設備をそれぞれ楽しむ姿が見られました。

 昼は外国の方が多い三沢ならではのランチボックスを味わったり、予算内で収まるように考えながら宇宙食やグライダーなどの科学お土産を購入したりしました。

 帰路は道の駅おがわら湖に立ち寄り、ご当地ソフトクリームの「八甲田ミルク味」「しじみ味」を堪能したり、足湯の体験をしたり、津軽ではなかなか見かけないお土産を見つけたりしました。

 身近な科学や、食べ物や特産物を含めた海外の文化、地域の文化にたっぷり触れることができた1日でした。

   

   

青森市環境保全表彰を受賞しました!

 この度、本校高等部普通科の作業学習とインターアクトクラブ清掃奉仕活動の取組が評価され、「青森市環境保全表彰」を受賞しました!昨年度、青森県の「もったいない・あおもり賞」を受賞させていただきましたが、同じく青森市の環境保全にも貢献していることが評価されました。10月18日(土)に青森産業会館で開催された「あおもり環境フェア2025」において表彰式が行われ、代表生徒が参加して受賞並びに事例発表を行いました。特殊加工が施されている点字用紙をただ捨ててしまうのではなく、リサイクル加工してメモ帳にする工程や、矢田前や平新田の町会の方々と長年取り組んできた学校周辺の清掃奉仕活動の様子を発表し、会場から温かい拍手をいただきました。帰り際、「点字をすらすらと読み上げる姿に感動しました」と、参加された方から声を掛けられたことも嬉しかったです。青森県立盲学校は、これからも環境に寄り添った活動を続けていきます!

中学部 交流学習

中学部の交流学習として、近隣にある東中学校の文化祭に行ってきました。

作品展示では細かい部分まで作り込まれた作品を見たり触ったりして鑑賞しました。

ステージ発表の見学では、有志発表の部のダンスと、演劇部の発表を見ました。

ダンスの迫力と観客席の生徒の数と盛り上げる声の多さに驚きながらも、

「すごい!」と一緒に手拍子をして楽しみました。

演劇部の発表は、ちょっぴり怖さあり、笑いありの劇を見て、「おもしろかったー!」と

東中学校の文化祭を満喫した様子でした。

  

創立100周年記念式典

 9月26日(金)、澄み渡る秋空のもと、青森県立盲学校の創立100周年記念式典が盛大に開催されました。当日は120名を超える関係者や来賓の皆様が一堂に会しました。式典では、青森県教育委員会教育委員の方からの祝辞に続き、本校校長、実行委員長(後援会会長)、高等部生徒会長がそれぞれ心温まる祝辞を述べました。また、本校発展に多大なご尽力をいただいた7名の方々に感謝状が贈呈され、その功績に対し深い敬意が表されました。後半には、「県盲100年のあゆみ」と題した映像が上映され、創立者である西蓮寺幸三郎氏の志を胸に刻み、先人達が築いてきた歴史に想いを馳せました。幼児児童生徒のメッセージと共に、矢田前校舎で学んだかつての県盲生達の写真が映し出されると、会場には感動の涙を拭う姿も見受けられました。式典の最後には、幼児児童生徒と教職員全員で「Joyful Joyful」を合唱し、祝福と感謝の想いを一つにしました。拍手に包まれる中、参加者全員による校歌斉唱が体育館に響き渡り、華やかに式典が締めくくられました。1925年、一人の青年が「青森に盲学校を」と立ち上がった日から100年。これからも青森県立盲学校は、この矢田前校舎で学ぶ1日1日を大切にしながら、その歩みを未来へとつないでいきます。

学校公開&公開講座

 9月17日(水)に令和7年度の学校公開と公開講座が行われました。学校公開には22名の方が参加し、幼稚部から理療部までの一人一人の見え方に応じた授業の実際や、安全に移動や活動ができるよう配慮された教室環境などを見学しました。午後の公開講座では歩行体験が行われ、2人1組になって手引きによる歩行や白杖歩行の体験などをしました。アイマスクを装着した歩行体験では「周囲の状況に注意を払いながら屋内を少し歩くだけでも、とても疲れた。日頃、視覚障がい者の方々は白杖を使用しながら、屋外を歩いていることの凄さを感じた。」という感想が聞かれました。次年度は、この矢田前の校舎で行う最後の学校公開となります。次年度もたくさんのご参加をお待ちしています。

寄宿舎「十五夜」

 10月6日(月)は中秋の名月、十五夜でした。7日(火)は満月ということで、寄宿舎の夕食には、五色ごはん、いももち汁、ちくわ磯辺揚げ、里芋の煮物、彩りこんにゃく、お月見団子など、十五夜にちなんだメニューが出されました。今年は、10月になっても日中の気温が20℃を超え、ぽかぽかした陽気が続いていますが、舎内にはコスモスやすすきなどが装飾され、秋の季節を感じています。

理療部 マッサージ感謝祭

 校舎移転に伴い、長年にわたり本校の教育活動にご協力いただいた地域の方々に感謝の気持ちを表す機会として、10月9日にマッサージ感謝祭を実施しました。趣旨に賛同し、施術にご協力いただいた、本校出身のジーノマッサージ治療室 院長 小原様、治療院町のあん摩屋さん 院長 船水様、また、今まで本校を支えて下さった地域の方々に感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

りんご収穫体験に行ってきました

中学部1年と高等部1年の2名で、青森市浪岡交流センター「あぴねす」に行き、りんごの収穫体験をしてきました。

収穫は初体験という2人は、館長さんから収穫の仕方を聞いて収穫に臨みました。最初は、枝からうまく取れずに引っ張ってしまいましたが、2つ目、3つ目と繰り返すうちに上手になっていきました。梯子にのぼっての収穫にも挑戦し、事前に絵や文字をかいたシールを貼った、オリジナルりんごを収穫しました。

収穫した後は3種類のりんごを試食し、「甘酸っぱくておいしい」「味がちがう!」と味の違いを感じ取ることができました。

愛・Eyeライブラリーを開催しました!

 10月4日(土)イオンモールつがる柏を会場として、「愛・Eyeライブラリー」を開催しました。

 この催しは、視覚障がいや盲学校の教育活動についての理解を深めてもらうことをねらいとして、毎年県内各所で実施しているものです。

 視覚に障がいのある方の生活や学習について関心をもっていただき、点字体験や見え方体験、視覚補助具や生活便利グッズの紹介コーナーなどが大変にぎわっていました。

 御来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

理療部 治療院体験

 高等部保健理療科の1年生は、実際に手技治療を経験し、治療の明確なイメージを掴むとともに、治療院経営の理解を深めることを目的に、国家資格をもった治療家の行っている治療院を訪問しました。
 訪れた治療院は、本校専攻科理療科を修了し、数年前に開業した卒業生の「竜の手治療院」でした。院長の後藤さん、お世話になりました。今後もお仕事頑張って下さい。

 

 

 

 

 

 

中・高等部 主権者教育「選挙出前講座」

 10月2日(木)、高等部および保健理療科1年の生徒を対象に「選挙出前講座」が行われました。 本講座では、青森県選挙管理委員会事務局より講師の方をお迎えし、選挙の大切さ、選挙運動と選挙違反についてや投票の方法(点字投票・代理投票など)について学びました。

 模擬投票は、本校職員による模擬立候補者3名の選挙公報を聞き、投票するという流れで行いました。投票の際、点字使用の生徒は、小型点字器を用いた「点字投票」で行いました。開票作業では、投票用紙計数機など実際に使用する器具を見たり用具の説明を受けたりして一連の作業について学びました。当選発表では、得票数が同じ立候補者がいる状況となり、公職選挙法の規程に則った「くじ引きによる決定方法」を知る場面もありました。

 当日参加した生徒は「来年から選挙権を持つこととなるため、これからの選挙には保護者とともに会場へ行きたい。」と話していました。

お月見会

 10月6日、幼稚部と小学部4年生が合同でお月見会をしました。お月見制作の発表をし合ったり、歌を歌ったり、お月見の由来を勉強したりしました。また、すすきの他、畑でとれたじゃがいもやかぼちゃ、粉から混ぜて作った団子をお供えして、最後は皆で団子を美味しく頂きました。たくさんの実りに感謝して、これからも健康で幸せに過ごせますように・・・

 

理療部 専攻科理療科3年 産業現場等における実習 

 進路に対する意識を高め、将来に向けた自分の目標を明らかにする等のため、専攻科理療科3年生は、9月29日から10月3日までの5日間、校外で産業現場等における実習を行いました。
 今年度は、「介護老人保健施設 平成の家」で実習を実施しました。
 生徒を快く受け入れて下さったデイケアの方々、実習への御協力に深く感謝申し上げます。

 

茨城県立盲学校とオンライン交流

 10月1日、茨城県立盲学校高等部と本校高等部でオンライン交流を行いました。初めはお互いに緊張した面持ちでしたが、自己紹介で好きなことや得意なことなどを伝え合ったり、茨城盲の生徒の皆さんが考えたゲームで楽しむうちに、緊張も和らいでいきました。また、茨城県立盲学校の学校紹介では、部活動や修学旅行、給食など、本校との違いに生徒も興味関心をもって話を聞いていました。この交流をきっかけに親睦を深めるとともに、両県について理解を深めていけたらと思います。

          

 

スマホケータイ安全教室

 9月16日(火)6校時に合同サポートチーム「STEPS」の3名を講師に招き、中学部1名、高等部普通科4名を対象にスマホケータイ安全教室が行われました。SNSを介して実際にあったゲーム依存や闇バイト等のトラブルに関する事例をもとに、情報モラルや情報リテラシーについて学習しました。生徒から「誤ってアクセスした場合の対処法について」の質問が出され、講師から「慌てずに電源を切る、知らない番号から電話がきたら出ない」との回答をいただきました。便利なスマホやケータイを正しく活用し、困った時は一人で悩まずに誰かに相談しましょう!

理療部 進路講演会

 9月12日、理療部は進路講演会を実施しました。講師は本校専攻科理療科修了生で、現在、ヘルスキーパーを勤める大川郁子さんです。講演会では、主にヘルスキーパーの実務内容ついて学びました。
 生徒たちは、同じ障がいをもつ先輩の講演を真剣に聴いていました。
 大川さん、本当にお忙しい中、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。

小学部4年 初めての宿泊生活学習

 9月11日(木)~12日(金)まで、小学部4年の児童が宿泊生活学習を行いました。家庭以外の場所で様々な体験をすることをにより生活経験を広げることなどを目的に行いました。

 初めて市営バスに乗り、目的地である「ラ・セラ」へ。授業で使う紙粘土、お小遣いでおやつ、先生方からお使いをお願いされていた物、学部のお友達へのお土産……休憩しながら、たくさんの買い物をしました。夕飯は、レストラン街へ行き天丼一人前をペロリと完食しました!!

 今回は初めての宿泊ということで、盲学校内の寄宿舎に宿泊。大きな浴槽につかり大喜びの児童でした。入浴後は寄宿舎の先生方も部屋に集まってくださり、一緒にスイーツを食べました。そして、21時には布団に入り、ぐっすり眠ることができました。

 翌朝も6時半には自立起床して身支度、そして、朝食をもりもり食べ元気いっぱい!!体操、部屋の掃除を先生たちと一緒に行って、お世話になった寄宿舎の先生方へ挨拶をして学校へ向かいました。学校ではお使いで買った物を届けたり、活動の振り返りをしたりしました。いつもの学習では経験できないことがいっぱいの2日間となりました。

青森東高等学校とのスポーツ交流会

 9月10日(水)、青森東高等学校とのスポーツ交流会を実施しました。生徒が主体となって準備、企画を進め、フロアバレーボール体験や視覚補助具の体験を行いました。本校に招くということで最初は緊張していましたが、スポーツを通して交流を深め、体育館にはたくさんの笑顔と応援の声が響き渡る心温まる会となりました。参加して下さった東高校のみなさん、ありがとうございました!!

中・高等部 ミュージカル鑑賞

 9月4日(木)、リンクモア平安閣市民ホールで行われたわらび座公演イーハトーブシアター「真昼の星めぐり」theMusical を鑑賞してきました。光るボールを両手で抱えながら宮沢賢治の童話世界イーハトーブを体験しました。太鼓の音色や歌、役者の方々のダンスで表現された幻想的な世界に感動していました。

理療部 前期期末考査

 夏休みが明けたばかりですが、理療部は、9月3日から9月5日までの3日間、定期考査を実施します。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験がありますので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。
 生徒の見え方に応じて、拡大文字プリント、デイジー、点字、パソコンテキストデータの問題が用意されます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2回避難訓練

8月26日(火)、震度6(マグニチュード7.5)を想定し、避難訓練を実施しました。前半はグラウンド付近に避難して校長先生の講話を聞き、後半はグループ毎に起震車体験をしました。体験では、幼児児童生徒の実態に合わせて、床に座って頭を押さえたり、椅子に座って手すりに掴まったりして震度5~7の揺れを体感しました。消防署職員からの講評では、地震のとき頭を守ることや一人一人が決まりを守って集団行動することの大切さを教えていただきました。訓練を通して、災害に対する日頃からの備えにつながる貴重な経験になったと思います。

盲学校サマースクール「夏のつどい2025」

 県内の弱視特別支援学級や本校教育相談を利用されている児童生徒を対象に、サマースクールを開催しました。今年度は、ビーンボウリングとオリジナルランチョンマット作りを行いました。

 ビーンボウリングでは、対戦チームをこどもたちが決め、「キッズチーム」と「先生チーム」で勝負をしました。最初はなかなか思うようにピンが回転しませんでしたが、徐々にコツをつかんでいきます。ピンがクルリと回転すると歓声が上がり、大盛り上がりでした。結果は112対97で、キッズチームが勝利しました。

 ランチョンマット作りでは、スポンジシートを好きな形に切ってインクをつけて布に押し、オリジナルランチョンマットを作りました。みんな集中しながら黙々と作業に取り組む姿が見られました。

 

ADL研修会

8月19日(火)、本校食堂にて、ADL研修会がオンラインにて開催されました。

県内の盲学校、弱視特別支援学級の先生方も参加した本研修では、公益財団法人日本盲導犬協会仙台訓練センターの指導員を講師として迎え、仙台訓練センターの活動・事例についてや、児童向けのサマーキャンプについてお話をいただきました。

成人向けの生活訓練では、獲得している動作からモチベーションを高めることが次の一歩へつながること、児童を対象としたサマーキャンプではハビリテーションの視点を大切にされていると伺い、学校や寄宿舎での活動に生かしていくヒントをたくさんいただきました。

特総研報告会

 8月18日(月)、本校教員が参加した「令和6年度国立特別支援教育総合研究所 第三期専門研修」(2025年1月~3月、神奈川県横須賀市)についての報告会を行いました。視覚障害教育専修プログラムを中心に、視機能の発達・評価、弱視児への教材や補助具の活用、乳幼児期のロービジョンケア、インクルーシブ教育の推進など、視覚障害教育に関する専門的な幅広い内容について得られた学びを共有していました。また、個人の課題研究として「視覚障害の特性を踏まえた指導内容の精選と単元の本質に関する研究」として、学習内容表の試作に取り組み、児童生徒の学びを小学部から中学部まで体系的に積み上げていく方法について検討されていました。学習内容表の試作やアンケート調査を通じて、盲学校における教科担当者間の引き継ぎが確実になり、個別指導計画の改善に資する成果が得られたとのことでした。今後も、本校では各自が様々な研修で得た知見を共有し合いながら指導に活かし、視覚障害教育の充実に努めていければと思います。


創立100周年記念 納涼会

 7月17日(木)、県立盲学校100周年記念納涼会を開催しました。近隣の方にもご来場いただき、出店、◎×クイズとビンゴ大会、そして花火をして大いに盛り上がりました。 夏休み前の、楽しいひとときを過ごすことができました。これから暑い日がまだまだ続きますが、熱中症などに注意し、よい季節をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

幼・小学部第1回校内清掃

 校内の清掃活動を通して、日頃使用している教室等に感謝し、進んできれいにしようとする態度を身に付けることや、清掃用具の使い方や片付け方を知り、物を大切に扱う態度を身に付けることを目的に、夏休み前に幼小学部のみんなで生徒玄関の清掃を行いました。当日は、とても暑く湿度も高い日でしたが、お掃除名人を目指して、絨毯やマットに掃除機をかけたり、たたき部分のモップがけをしたりしました。音や絨毯の縁を頼りに掃除機を操作することや、モップを両手に持ち続けて往復すること、道具の片付けまで頑張りました。また、掃除機内のごみを取り出してたまった量を確かめることもしました。ピカピカな学校を目指して今後も続けていきたいです。もうすぐ夏休み。御家族と一緒にお掃除をするのも良いですね!!

理療部 校外学習

 理療部の生徒は、国家資格であるあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を目指して学習しています。受験科目の中にある衛生学・公衆衛生学で学ぶ内容に、上水道や下水道が含まれています。
 理療部では、年1回、衛生学・公衆衛生学をより深く理解するために、学習内容に関係のある施設を見学しています。今年度は八重田浄化センターを訪問しました。
 生徒は施設の職員の方の説明を聞きながら、熱心に見学を行っていました。
 忙しい中、対応して下さった八重田浄化センターの関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

進路指導部 高等部普通科就労系福祉サービス講演会

 7月11日に、進路指導部主催で、高等部普通科の生徒・保護者を対象に、株式会社クラ・ゼミ アクセスジョブ青森の方を講師にお招きして、就労系福祉サービスについての進路講演会を実施しました。参加者は皆、講師の話を真剣に聞いていました。今後の進路の一助になればと思います。

寄宿舎「納涼会」のお知らせ

 青森県立盲学校寄宿舎では7月中旬に「納涼会」を実施します。場所は校庭を予定していますが、雨天時は体育館で行います。内容はお菓子釣り(中学生以下対象)、〇✕クイズやビンゴ、花火などがあり、特にビンゴでは多数の景品を準備しています。また、寄宿舎生も納涼会のポスター制作や、そのポスターを校内に掲示し、呼びかけをするなどの取り組みを行いました。ぜひ、地域の方のご来場をお待ちしています。

寄宿舎「七夕」

 7月7日「七夕」、寄宿舎では玄関ホールに笹を設置し、それぞれの願いを書いた短冊や、折り紙で作った飾りを吊しました。短冊には「世界から戦争がなくなりますように」とか「嵐のライブチケットが当たりますように」など、色々な願いが書かれていました。また、夕食は、「七夕そうめん」や「星のコロッケ」、「七夕デザート」など、七夕を感じることができるようなメニューでした。

心の天気とつき合う対話教室~“ごきげん”のヒントを見つけよう~

7月4日(金)講師にスクールカウンセラーの兼田綾子さんを招き、高等部普通科生徒3名が自己理解や他者理解を目的とした対話型のワークショップを行いました。2人一組になり、お天気カードで自分の気持ちを表現し合い、「これからどうしたいのか」という目的に視点を向けてコミュニケーションを図るコツについて話し合いました。今回のワークショップを今後の生活にいかし、みんなで“ごきげん”な毎日を送っていきたいですね。

青森第一養護学校との交流及び共同学習

 小学部4年生は、6月末に今年度初めての青森第一養護学校との交流及び共同学習を行いました。1年生から5年生の児童が在籍するクラスで体操、朝の会、感触遊びの学習を行いました。感触遊びではタブレット端末で雨の音を聴いてから、雨の疑似体験をしました。手の体操をして、大きな紙に雨の絵を描きました。

 普段は1対1での学習が多い本校の児童ですが、友達と一緒に賑やかな雰囲気を感じリラックスした中で過ごすことができていました。青森第一養護学校の友達や先生方、ありがとうございました。次回は7月中旬に音楽の学習です。準備をして当日を迎えたいと思います!!

 

第1回 寄宿舎「避難訓練」

 6月24日(火)19時30分から火災(厨房から出火)を想定した避難訓練を行いました。警報器が鳴るとヘルメットを被り、ハンカチで口元を押さえ、職員の指示に従いながら避難していました。訓練中は「お・は・し・も・ち」をしっかり守り、真剣な表情で参加していました。最後に寄宿舎内の消火器の位置についても確認し、訓練を終えました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

インターアクトクラブ清掃奉仕活動

6月17日(火)、インターアクトクラブ清掃奉仕活動を実施しました。
本校児童生徒や職員、地域の方、保護者の方々を合わせて約30名ほどで学校周辺のゴミ拾いをしました。
矢田前駅方面と原別小学校方面の二手に分かれ、燃えるゴミ、燃えないゴミに分けながら、最終的に燃えるゴミは4kg程度、燃えないゴミは3㎏集まりました。「(道路は)普段からきれいにされているので、ゴミは思ったより少なかった」「タバコの吸い殻が多かった」「ゴミがなくなって気持ちよかった」等の感想が聞かれました。

フロアバレーボール東北大会 第1試合

令和7年度 東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会、会場は「元気フィールド仙台」にて、球技部の選手達が戦っております!

本校ではライブ配信で観戦し、遠く宮城で戦っている選手達を応援しました。

県盲球技部は、セットカウント2-0で第1試合を勝利!

次は決勝戦です!!!

フレー!フレー!!県盲!!!

球技部 東北地区大会に向けて!

 球技部は6月19日に仙台市で開催される、「令和7年度 東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会兼 第9回全国盲学校フロアバレーボール大会 北海道大会代表決定戦」に向けて練習をがんばっています。

 6月からは、17時45分まで後衛のアタックの強化や前衛のブロックのスピードに磨きをかけるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。最近では、顧問の先生方との試合も接戦になることが多くなりました。

 札幌を目指してがんばっています。応援よろしくお願いします。

寄宿舎 RAB青森放送の取材

 5月15日(木)に、RAB青森放送の取材がありました。取材内容は、寄宿舎を利用していた2人の卒業生と、現在の寄宿舎生との談話でした。最初に自己紹介をした後、今と昔の寄宿舎の決まり事や、舎食などの話、寄宿舎でのエピソードについての話題になり、とてもなごやかな雰囲気に包まれながらの対談となりました。そして最後にギターの演奏に合わせて「翼をください」の合唱をして、終了となりました。この様子は、5月25日(日)のRABラジオで放送されました。

理療部 前期中間考査

 理療部は、5月26日から5月28日までの3日間、定期考査を実施します。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答します。プリントのフォントや文字の大きさも、生徒の実態に応じたものを用意します。また、まぶしさを感じる生徒には、パーテーションを使用して光を調整します。
 定期考査の延長線上には国家試験がありますので、生徒たちは真剣に問題へ取り組みます。

寄宿舎「桜を楽しむ会」

 4月の中旬頃になると、青森県立盲学校の校庭にはとてもきれいな桜が咲き乱れます。寄宿舎ではこの時期になると、舎生みんなで校庭に集まり、「桜を楽しむ会」を実施しています。当日の天気は快晴で、さらに心地よい春風を浴びることができ、絶好のお花見日和でした。青森県といえば弘前公園の桜が全国的に有名ですが、それに負けず劣らずの桜吹雪を見ることができました。