県盲だより

行事&学校の様子

球技部 東北地区大会に向けて!

 球技部は6月19日に仙台市で開催される、「令和7年度 東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会兼 第9回全国盲学校フロアバレーボール大会 北海道大会代表決定戦」に向けて練習をがんばっています。

 6月からは、17時45分まで後衛のアタックの強化や前衛のブロックのスピードに磨きをかけるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。最近では、顧問の先生方との試合も接戦になることが多くなりました。

 札幌を目指してがんばっています。応援よろしくお願いします。

寄宿舎 RAB青森放送の取材

 5月15日(木)に、RAB青森放送の取材がありました。取材内容は、寄宿舎を利用していた2人の卒業生と、現在の寄宿舎生との談話でした。最初に自己紹介をした後、今と昔の寄宿舎の決まり事や、舎食などの話、寄宿舎でのエピソードについての話題になり、とてもなごやかな雰囲気に包まれながらの対談となりました。そして最後にギターの演奏に合わせて「翼をください」の合唱をして、終了となりました。この様子は、5月25日(日)のRABラジオで放送されました。

理療部 前期中間考査

 理療部は、5月26日から5月28日までの3日間、定期考査を実施します。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答します。プリントのフォントや文字の大きさも、生徒の実態に応じたものを用意します。また、まぶしさを感じる生徒には、パーテーションを使用して光を調整します。
 定期考査の延長線上には国家試験がありますので、生徒たちは真剣に問題へ取り組みます。

寄宿舎「桜を楽しむ会」

 4月の中旬頃になると、青森県立盲学校の校庭にはとてもきれいな桜が咲き乱れます。寄宿舎ではこの時期になると、舎生みんなで校庭に集まり、「桜を楽しむ会」を実施しています。当日の天気は快晴で、さらに心地よい春風を浴びることができ、絶好のお花見日和でした。青森県といえば弘前公園の桜が全国的に有名ですが、それに負けず劣らずの桜吹雪を見ることができました。

参観日、PTA・後援会総会

 4月26日(土)今年度最初の授業参観日が行われました。保護者の皆様が見守る中、幼児児童生徒達は少し緊張しながらも、とても嬉しそうに授業に臨んでいました。後半のPTA・後援会総会では、はじめに校長先生から、創立100周年記念の今年、幼児児童生徒の学びを一層充実させながら、矢田前・平新田の地域の方々との絆を一層深める活動に取り組んでいきたいという方針が話されました。また今年度のPTA費、後援会費について、保護者の皆様によって検討・承認が行われました。限りある予算を大切に使わせいただきながら、日々の授業や学校行事など様々な学習活動を実りあるものにしていきたいと思います。

 

幼・小学部 お楽しみ会~入学・進級おめでとう~

 4月23日(水)、幼・小学部では「お楽しみ会~入学・進級おめでとう~」を行いました。自己紹介では好きなことや、今年頑張ることなどを発表し合いました。歌って動いて遊んだり、ボウリングをしたりして楽しんだ後は、事前に買い物学習で購入したジュースやお菓子で会食。最後は今年一年も頑張ろうということで「エイエイオー!!」のかけ声で締めくくりました。今年も幼児児童一人一人に合った支援、指導でたくさんの「やってみたい!」「行ってみたい!」「触ってみたい!」等の意欲を引き出していきたいです。

寄宿舎 迎える会

 4月15日(火)、寄宿舎にて新入舎生と新任職員の方々を温かく迎え入れるための「迎える会」を開催しました。会は17時に始まり、まずは参加者全員で和やかに会食を楽しみました。美味しい食事を囲みながら、少しずつ緊張もほぐれ、あちこちで会話の花が咲いていました。食事の後は、お待ちかねの自己紹介タイムと、新しく仲間入りした皆さんに関するクイズ大会が行われました。自己紹介では、一人一人が自分のことを話し、クイズを通して、それぞれの好きな食べ物や苦手な食べ物、好きな曲、趣味などを知ることができ、会場は大いに盛り上がりました。新しい仲間たちの意外な一面を知る、楽しいひとときとなりました。新入舎生の皆さん、そして新任職員の方々には、一日も早く寄宿舎の生活に慣れ、様々な行事・活動を通して、たくさんの楽しい思い出を作っていってほしいと願っています。寄宿舎指導員は、皆さんの新生活を応援しています!

盲導犬ウルム おつかれさま、そしてありがとう!

花曇りの4月25日、県盲の大切な仲間である盲導犬ウルムの退任式が行われました。本校職員の相棒として、時に目となり、時にガイドとなり、10年間その職務を全うしました。盲導犬ウルムは、幼児児童生徒にとっても職員みんなにとっても心を癒やしてくれる存在でもありました。会の最後には、校長先生から感謝状が贈られ、幼児児童生徒とウルムを囲んで記念撮影をしました。リタイアした後は、北海道で新たな生活がスタートする予定とのことです。

視覚障がい者の安全な移動をサポートする大切なパートナーである盲導犬、これからも街中で盲導犬を見掛けることがあったら、ウルムを思い出すことでしょう。

盲導犬ウルム、これまで本当におつかれさまでした!そして、ありがとう!

交通安全教室

 先日、きれいな桜が咲き誇る中、交通安全教室を実施しました。目標に応じて、A班・B班に分かれて学習しました。A班は学校を出発して、地下道を通ってバス停の使い方や横断歩道の渡り方などを練習しました。途中から降り出した雨にも負けず、音の出る信号や点字ブロックに注意しながら無事学校まで帰ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 B班は青森市市民部生活安心課の交通安全推進チームの方を講師にお招きし、安全に関するお話を伺いました。パトカーや救急車など外で聞こえる様々な音を聞いたり、信号機や標識、点字ブロックに触れたりした後で、安全な横断歩道の渡り方について学びました。今後も交通事故の被害者にならないよう一人一人が気を付けていきましょう。

 

 

県盲桜✿満開

4月、新たな仲間を迎え、皆少しずつ授業や新しい環境に慣れてきたようです。

そんな幼児児童生徒達の成長を見守り続けている県盲の桜が、今年も満開になりました。

地域の方々にも愛されている桜は、青森県立盲学校の自慢の一つです。

桜の木の下、手を伸ばして花の感触や香りを確かめたり、風にそよぐ花の音を聴いたりしながら、皆、春の訪れを感じています。

校舎移転のその日まで、幼児児童生徒達の成長を見守り続けてほしいと願っています。

 

白杖マラソンプロジェクト キザキケイン贈呈式

 この度、株式会社キザキ様から3本の白杖が寄贈されました。金沢大学と連携し、こども用の白杖を開発する取組から始まり、現在白杖マラソンプロジェクトとして全国の盲学校、視覚特別支援学校に寄贈され、本校で53校目になるということです。4月22日(火)に本校にて白杖贈呈式が行われ、幼児児童生徒を代表して高等部普通科3年の生徒が白杖を受け取りました。キザキケインは伸縮式のシャフト、手首に負担をかけないグリップなどの他に、危険時にロックが外れるストラップなどの特徴があります。代表生徒からは「これからも白杖を使って歩行をたくさん頑張っていきます」と感謝の言葉が述べられました。

避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練実施

 4月17日(木)、避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練を実施しました。幼児児童生徒は、非常時に放送や職員の指示に従い、安全かつ迅速な避難の仕方や態度を身に付けることや、避難スロープ、消火器の使用を体験し安全な使用方法を身に付けること、職員は警備及び防火の計画に基づき火災発生時の動きを確認し、適切な対応方法について改善点等を考える機会とすることを目的に行われました。

 スロープでは2階から1階へ長いスロープで避難する練習をし、消火器体験では消火器がどんな形をしているものなのかじっくり触ったり、安全ピンを抜いて放射するまでの仕組みを学びました。避難訓練では「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近づかない(お、は、し、も、ち)」を守り落ち着いて避難することができました。最後に防火扉についても確認し訓練を終えました。いざという時に慌てないように今後も取り組んでいきます。

理療部 オリエンテーション

 新しい年度が始まり、理療部は高等部保健理療科1年と専攻科理療科に1人ずつ、新しい仲間を迎えスタートしました。
 4月8日、理療部ではオリエンテーションが行われ、内容は、・学部目標について ・学習に臨む心構えについて ・衛生面について ・ワークショップ「私のストレス対処法」 などが行われました。

避難訓練シミュレーション実施

 幼児児童生徒が元気に登校してくるのを待ちつつ、職員は着々と準備を始めていました。春休み期間中に災害発生時に職員が取るべき措置の内容や手順を確認し、幼児児童生徒の安全を確保できるようにするという目的の下、避難訓練シミュレーションを実施しました。

 新しく赴任された先生方や新入学生を迎え在校生と共に避難するために、避難経路や人員報告の仕方の確認後に模擬避難訓練を行いました。又、新任の先生方を対象に火災報知器の使用確認やオリロー(垂直式救助袋)の操作方法の確認と体験も行いました。今回のシミュレーションをふまえ”もしも”に備えたいと思います。

寄宿舎「余暇時間の過ごし方」

 今回は、舎生の余暇時間の過ごし方について紹介します。男子舎生は国家試験に向けて按摩やマッサージの練習を頑張ったり、指導員と一緒に趣味の将棋を指したり、ラウンジで談笑したりしています。女子舎生は学校にあるエアロバイクで体を動かしたり、自分の好きな曲を弾けるようになるためにキーボードの練習をしたり、テレビで野球観戦を楽しんだりしています。過ごし方は様々ですが、充実した余暇時間を過ごしています。

寄宿舎 女子舎生外出活動

 女子舎生は2月19日(水)まるまつに出かけました。自分で選んだメニューを、自分から店員さんに伝えたり、指導員に手伝ってもらったりして注文しました。運ばれてくる食事を見て、「おいしそう!」という声が…。おいしい食事で笑顔になり、1年を振り返りながら話も弾み、和やかな時間を過ごしました。会計は一人ずつレジに並び、支払いをしました。女子舎生全員、満足して寄宿舎まで帰ってきました。

理療部 校外あん摩実習

 3月12日、理療部は、インターアクトクラブの活動の一環として、校外あん摩実習を実施しました。
 インターアクトクラブとは、ロータリークラブの支援を受けて設立される、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っていくためのものです。
 この校外あん摩実習は、ケアハウスにお伺いして、ケアハウスの利用者様や職員の方々にあん摩の施術を受けていただきながら生徒と利用者様たちで交流を図るという、生徒にとっては貴重な体験の機会です。
 今年も、無事、ケアハウスにお伺いして、校外あん摩実習を実施することができました。
 ご協力いただいたケアハウスゆうゆうの利用者様と職員の方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

寄宿舎 ひな祭り

 3月3日(月)は、ひな祭りでした。寄宿舎では、ひな人形のイラストや装飾を掲示し、ひな祭りの雰囲気を味わいました。指導員から、『ひな祭りは中国から伝わった五節句のひとつである上巳の節句に由来します。女の子の健やかな成長を祈る年中行事のひとつで、桃の節句です』と説明がありました。また、夕食はちらし寿司にすまし汁、白桃ジュレ等、桃の節句にちなんだメニューを美味しくいただきました。

寄宿舎 ご苦労さん会

 3月6日(木)、寄宿舎「ごくろうさん会」を行いました。例年は卒業退舎生を対象に「送る会」を実施していますが、今年度は対象生がいないため、代替として「ごくろうさん会」という形で行いました。寄宿舎や学校での出来事をクイズ形式で出題したり、寄宿舎生から一言ずつ述べてもらったりしながら1年間を振り返りました。ジュースを飲み、お菓子を食べながら行ったということもあり、とても楽しい会になりました。

幼・小学部 お楽しみ会 ~修了・卒業おめでとう!!~

 3月5日(水)、幼・小学部でお楽しみ会をしました。今年度は修了生、卒業生が共にいたので、これまでの思い出や頑張ったことを発表しました。年長幼児は、県盲祭で頑張った「かっこいいくま」や、大好きなソリ滑りの話等を堂々と発表してくれました。小6児童は、一年生から六年生までそれぞれの思い出No.1を写真と文章でパワーポイントにまとめ、発表してくれました。これまでの生活や学習の積み重ねを感じる素晴らしい発表でした。

 次にイス取りゲームとお菓子釣りゲームをしました。笑いありちょっぴり涙ありの思い出に残るゲームになったかと思います。最後に、記念撮影、サプライズでプレゼント交換をして今年度最後のお楽しみ会はお開きとなりました。

 これから先、いろいろなことがあるでしょう。でもいつも応援してくてくれる人がいることを忘れず、安心して次のステップに一歩ずつ歩んでいって下さい。出会いに感謝して……おめでとうございます。