県盲だより

行事&学校の様子

スキー・そり教室

 2月27日(木)、リンクステーションヒルズ雲谷スキー場にて、スキー・そり教室を行いました。

 そりグループは、カランツゲレンデへ。先生たちと一緒にそりを引きながら、山の上に何度も登りました。そして、一人で滑るのはもちろん、友達や先輩、先生方と何回も、何回も滑りました。そりのスピードや、誰かと一緒に滑ることも楽しみながら、たくさん体を動かすことができました。

 スキーグループは、それぞれの課題にチャレンジしました。小学部高学年の児童は、コスモスゲレンデの緩斜面で練習しました。「ハの字でエッジを効かせ、スキーを開いたり閉じたりすることで、スピードを調整できた。」と練習の成果を満足気に話していました。高等部の生徒は、オダマキゲレンデで何度も繰り返し滑りました。急なコースなため、慎重に滑りつつ、仲間と一緒に滑る喜びも味わうことができました。また、ノルディックグループの生徒は、ヒュッテ前の歩くコースを1日を通して30周程度周回しました。粘り強く、最後まで頑張りました。

 

令和6年度 研修報告会

 2月26日(水)、今年度県外研修に参加した4名の先生方の研修報告会が行われました。研修報告会を通して視覚障がい教育に関する専門的な知識と理解を深めることを目的に、「弱視教育研究全国大会」、「視覚障害教育研究協議会」、「公開授業研究会」、「ICT県事業に係る先進校視察」の研修を共有しました。

 全ての研修報告に多くの学びがあり、改めて視覚障がい教育に携わる者として大切なことを再確認することが出来ました。これからの指導に少しでも活かしていきたいと思います。

テーブルマナー教室

 2月14日(金)高等部1年・3年の2名。家庭総合のテーブルマナー教室で市内にあるフランス料理ポミエに行ってきました。事前学習でフランス料理について調べ最低限のマナーの知識を得て初めてのフランス料理をいただきてきました。
 店内ではクラシックの曲が流れ、日常とはかけ離れた感じがして少し緊張気味でした。席につき、まずはナプキンの使い方や足つきグラスの持ち方を確認しました。いよいよランチのコース料理が始まりました。1品目はオードブル。「テリーヌ」という聞き慣れない料理だったため、驚きと見た目の華やかさに生徒達の緊張はどこかへ。ナイフとフォークの持ち方を確認しゆっくりと食べ進めました。焼きたてのパンも届き一口サイズにちぎって口へ。「パリパリして美味しい。」2品目はスープで野菜のポタージュ カプチーノ仕立て。スープの上にはふわふわの泡がありとても優しい味。3品目はメインの県産牛のクリーム煮。引率した先生達は魚を選んだので、ナイフとフォークが肉料理と魚料理で違うことを確認。最後にデザートと紅茶。ナイフとフォークを使うことに集中し前のめりになりがちでしたが、テーブルマナーを意識し、ガチャガチャと音をたてることもなく、上手に一口大に切って上品に食べることができました。今後の会食の機会に備えてフランス料理に限らずテーブルマナーを身に付けていってほしいです。

理療部 後期期末考査

 理療部は、2月12日から2月14日までの3日間、在校生の後期期末考査です。卒業学年は、1月に実施済です。
 本校は2学期制の為、定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験があります。
 生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答できる配慮を行っています。
 60点以下では追試もあり、結果によっては原級留置もありえるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。

万博出前授業

 1月31日(金)万博出前授業「EXPOスクールキャラバン ロボットプログラミング入門」を、三菱総研DCSさんより講師をお招きして実施しました。

 プログラミング学習を通して、万博とは何かを理解し、来年度の修学旅行先である万博への見通しをもつことを目的に実施いたしました。

 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に向かい、ロボットと共存する未来を踏まえ、ロボットプログラミングについて学びました。授業では、プログラミングアプリでロボットを動かすプログラム構成を考え、その動きを実際に見たり一緒に手をつないで歩いたりもしました。生徒の中には、「聞いたことがあるプログラミング言語がある」と話し、ますます興味を高めていました。

第3回 寄宿舎「避難訓練」

 1月28日(火)、地震・火災を想定した避難訓練を実施しました。突然鳴り出した警報音にびっくりした寄宿舎生もいましたが、放送をしっかりと聞いて、落ち着いて避難することができました。いざという時に慌てず行動できるよう、また普段から危機管理意識をもって生活できるよう、これからも災害時の心構えについて随時話題にしていきたいと思っています。

寄宿舎 男子舎生親睦会

 1月23日(木)、男子舎生と指導員との親睦会を開催しました。17時頃から指導員が、事前にスーパーで購入した食材を調理し、餃子、手羽塩、焼きそば、お好み焼きなど、男子舎生の好きな料理を作りました。料理の配膳やテーブル拭きは舎生が行い、18時前にはテーブルの上には美味しそうなメニューが並びました。18時から19時過ぎまで会食を行い、料理を次々と食べながら学校の出来事などを話題に歓談をし、とても楽しそうに過ごしました。親睦会が終わる頃には、テーブルの料理はほとんどなくなってしまいました。

青の煌めきあおもり障スポオープン競技出前授業 ブラインドテニス体験会

1月16日(木)5・6校時、ブラインドテニス連盟東北地域協会の方3名が来てくださり、ブラインドテニス体験会を実施しました。5校時は小学部から高等部普通科の児童生徒、6校時は保健理療科と専攻科の生徒が体験しました。2人1組になり、鈴入りのボールの音を聴きながら夢中で打ち合う様子が見られました。活動終盤には、全員がブラインドテニス連盟東北地域協会会長の面川さんと1対1で対戦しました。専攻科の生徒1名以外は惜しくも敗れましたが、大いに盛り上がりました。この経験から、青の煌めき障スポ2026への興味関心に繋がると嬉しいです。

学校安全に係る校内研修会

 1月10日(金)、幼児児童生徒等の安全の確保を図るため、全職員を対象とする学校安全に係る校内研修を実施しました。今回は、日本赤十字社青森県支部より複数の講師をお迎えし、AEDを使用するねらい、救命措置を行う目安、救急車が来るまでに私達ができる処置等の講義を受け、傷病者を発見してから救急車が来るまでの処置をペアで実技を行いました。

実技後は、大出血の場合や乳児への対応の仕方、死戦期呼吸についての質問が挙がり、講師の先生方からそれぞれ皆で対応を学ぶことができました。

視覚障がいのある幼児児童生徒が安全に学校生活を送るための安全を守る役割や方法を再確認することができました。

12月の活動より 「スケート教室」

12月11日、小・中・高等部生徒で盛運輸アリーナへ、「スケート教室」に行ってきました。

スケート教室は、自己の能力に応じてスケートの技能を高め、冬のスポーツの楽しさを味わうことを目的に、スケート場ではグループに分かれて、それぞれインストラクターに教えてもらいました。

 

インストラクターが丁寧に指導してくださり、生徒一人一人が自分の目標を達成することができました。

グループ別の指導のあとにはチェアに乗ってスピードを体験したり、生徒同士でチェアに乗って押して滑ったりと、学部を超えて楽しみ、充実した活動になりました。