県盲だより

行事&学校の様子

理療部 校外臨床実習

 校外における臨床実習をとおして、施術経験の拡大及び技術と社会性・接客マナーの向上を図る目的で、10月27日、28日の2日間、専攻科理療科2年生、3年生と高等部保健理療科3年生は、青森県教育委員会で校外臨床実習を行いました。
 生徒は緊張しながらも、校内の実技の授業とは違う貴重な経験を積むことができました。
 ご協力いただいた青森県教育委員会の皆様、ありがとうございました。

 

 

第2回 寄宿舎避難訓練

 10/22(水)、就寝時に地震が起きたことを想定した避難訓練を行いました。深夜を想定した訓練のため、舎内を暗くした静かな状況の中での実施となりましたが、全員落ち着いて避難することができました。災害への心構えについても再確認し、いざという時に慌てず行動できるよう、今後も話題にしていきたいと思っています。

第3回よつばクラブ

 10月22日(水)よつばクラブを開催しました。「ハロウィンパーティーをしよう」というテーマで、ハロウィンのマントを作って、「トリック オア トリート」と言いながら事務室や校長室、職員室を訪問しました。参加した2人は、たくさんお菓子をもらって大満足でした。

R7 中・高等部野外活動

 10月16日(木)、中・高等部野外活動で、三沢航空科学館に行きました。実験観察では、-196℃の「液体窒素」から発せられる冷気を体験したり、ゴムボールがガラスのように固くなる様子を、音を聞いて確かめたりしました。

 あいにくの雨模様で外の展示は見られませんでしたが、館内にもたくさんある飛行機や宇宙についての展示、身近な科学の原理や法則を利用した体験設備をそれぞれ楽しむ姿が見られました。

 昼は外国の方が多い三沢ならではのランチボックスを味わったり、予算内で収まるように考えながら宇宙食やグライダーなどの科学お土産を購入したりしました。

 帰路は道の駅おがわら湖に立ち寄り、ご当地ソフトクリームの「八甲田ミルク味」「しじみ味」を堪能したり、足湯の体験をしたり、津軽ではなかなか見かけないお土産を見つけたりしました。

 身近な科学や、食べ物や特産物を含めた海外の文化、地域の文化にたっぷり触れることができた1日でした。

   

   

青森市環境保全表彰を受賞しました!

 この度、本校高等部普通科の作業学習とインターアクトクラブ清掃奉仕活動の取組が評価され、「青森市環境保全表彰」を受賞しました!昨年度、青森県の「もったいない・あおもり賞」を受賞させていただきましたが、同じく青森市の環境保全にも貢献していることが評価されました。10月18日(土)に青森産業会館で開催された「あおもり環境フェア2025」において表彰式が行われ、代表生徒が参加して受賞並びに事例発表を行いました。特殊加工が施されている点字用紙をただ捨ててしまうのではなく、リサイクル加工してメモ帳にする工程や、矢田前や平新田の町会の方々と長年取り組んできた学校周辺の清掃奉仕活動の様子を発表し、会場から温かい拍手をいただきました。帰り際、「点字をすらすらと読み上げる姿に感動しました」と、参加された方から声を掛けられたことも嬉しかったです。青森県立盲学校は、これからも環境に寄り添った活動を続けていきます!

創立100周年記念式典

 9月26日(金)、澄み渡る秋空のもと、青森県立盲学校の創立100周年記念式典が盛大に開催されました。当日は120名を超える関係者や来賓の皆様が一堂に会しました。式典では、青森県教育委員会教育委員の方からの祝辞に続き、本校校長、実行委員長(後援会会長)、高等部生徒会長がそれぞれ心温まる祝辞を述べました。また、本校発展に多大なご尽力をいただいた7名の方々に感謝状が贈呈され、その功績に対し深い敬意が表されました。後半には、「県盲100年のあゆみ」と題した映像が上映され、創立者である西蓮寺幸三郎氏の志を胸に刻み、先人達が築いてきた歴史に想いを馳せました。幼児児童生徒のメッセージと共に、矢田前校舎で学んだかつての県盲生達の写真が映し出されると、会場には感動の涙を拭う姿も見受けられました。式典の最後には、幼児児童生徒と教職員全員で「Joyful Joyful」を合唱し、祝福と感謝の想いを一つにしました。拍手に包まれる中、参加者全員による校歌斉唱が体育館に響き渡り、華やかに式典が締めくくられました。1925年、一人の青年が「青森に盲学校を」と立ち上がった日から100年。これからも青森県立盲学校は、この矢田前校舎で学ぶ1日1日を大切にしながら、その歩みを未来へとつないでいきます。

学校公開&公開講座

 9月17日(水)に令和7年度の学校公開と公開講座が行われました。学校公開には22名の方が参加し、幼稚部から理療部までの一人一人の見え方に応じた授業の実際や、安全に移動や活動ができるよう配慮された教室環境などを見学しました。午後の公開講座では歩行体験が行われ、2人1組になって手引きによる歩行や白杖歩行の体験などをしました。アイマスクを装着した歩行体験では「周囲の状況に注意を払いながら屋内を少し歩くだけでも、とても疲れた。日頃、視覚障がい者の方々は白杖を使用しながら、屋外を歩いていることの凄さを感じた。」という感想が聞かれました。次年度は、この矢田前の校舎で行う最後の学校公開となります。次年度もたくさんのご参加をお待ちしています。

寄宿舎「十五夜」

 10月6日(月)は中秋の名月、十五夜でした。7日(火)は満月ということで、寄宿舎の夕食には、五色ごはん、いももち汁、ちくわ磯辺揚げ、里芋の煮物、彩りこんにゃく、お月見団子など、十五夜にちなんだメニューが出されました。今年は、10月になっても日中の気温が20℃を超え、ぽかぽかした陽気が続いていますが、舎内にはコスモスやすすきなどが装飾され、秋の季節を感じています。

理療部 マッサージ感謝祭

 校舎移転に伴い、長年にわたり本校の教育活動にご協力いただいた地域の方々に感謝の気持ちを表す機会として、10月9日にマッサージ感謝祭を実施しました。趣旨に賛同し、施術にご協力いただいた、本校出身のジーノマッサージ治療室 院長 小原様、治療院町のあん摩屋さん 院長 船水様、また、今まで本校を支えて下さった地域の方々に感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

りんご収穫体験に行ってきました

中学部1年と高等部1年の2名で、青森市浪岡交流センター「あぴねす」に行き、りんごの収穫体験をしてきました。

収穫は初体験という2人は、館長さんから収穫の仕方を聞いて収穫に臨みました。最初は、枝からうまく取れずに引っ張ってしまいましたが、2つ目、3つ目と繰り返すうちに上手になっていきました。梯子にのぼっての収穫にも挑戦し、事前に絵や文字をかいたシールを貼った、オリジナルりんごを収穫しました。

収穫した後は3種類のりんごを試食し、「甘酸っぱくておいしい」「味がちがう!」と味の違いを感じ取ることができました。