県盲だより

行事&学校の様子

参観日、PTA・後援会総会

 4月26日(土)今年度最初の授業参観日が行われました。保護者の皆様が見守る中、幼児児童生徒達は少し緊張しながらも、とても嬉しそうに授業に臨んでいました。後半のPTA・後援会総会では、はじめに校長先生から、創立100周年記念の今年、幼児児童生徒の学びを一層充実させながら、矢田前・平新田の地域の方々との絆を一層深める活動に取り組んでいきたいという方針が話されました。また今年度のPTA費、後援会費について、保護者の皆様によって検討・承認が行われました。限りある予算を大切に使わせいただきながら、日々の授業や学校行事など様々な学習活動を実りあるものにしていきたいと思います。

 

幼・小学部 お楽しみ会~入学・進級おめでとう~

 4月23日(水)、幼・小学部では「お楽しみ会~入学・進級おめでとう~」を行いました。自己紹介では好きなことや、今年頑張ることなどを発表し合いました。歌って動いて遊んだり、ボウリングをしたりして楽しんだ後は、事前に買い物学習で購入したジュースやお菓子で会食。最後は今年一年も頑張ろうということで「エイエイオー!!」のかけ声で締めくくりました。今年も幼児児童一人一人に合った支援、指導でたくさんの「やってみたい!」「行ってみたい!」「触ってみたい!」等の意欲を引き出していきたいです。

寄宿舎 迎える会

 4月15日(火)、寄宿舎にて新入舎生と新任職員の方々を温かく迎え入れるための「迎える会」を開催しました。会は17時に始まり、まずは参加者全員で和やかに会食を楽しみました。美味しい食事を囲みながら、少しずつ緊張もほぐれ、あちこちで会話の花が咲いていました。食事の後は、お待ちかねの自己紹介タイムと、新しく仲間入りした皆さんに関するクイズ大会が行われました。自己紹介では、一人一人が自分のことを話し、クイズを通して、それぞれの好きな食べ物や苦手な食べ物、好きな曲、趣味などを知ることができ、会場は大いに盛り上がりました。新しい仲間たちの意外な一面を知る、楽しいひとときとなりました。新入舎生の皆さん、そして新任職員の方々には、一日も早く寄宿舎の生活に慣れ、様々な行事・活動を通して、たくさんの楽しい思い出を作っていってほしいと願っています。寄宿舎指導員は、皆さんの新生活を応援しています!

盲導犬ウルム おつかれさま、そしてありがとう!

花曇りの4月25日、県盲の大切な仲間である盲導犬ウルムの退任式が行われました。本校職員の相棒として、時に目となり、時にガイドとなり、10年間その職務を全うしました。盲導犬ウルムは、幼児児童生徒にとっても職員みんなにとっても心を癒やしてくれる存在でもありました。会の最後には、校長先生から感謝状が贈られ、幼児児童生徒とウルムを囲んで記念撮影をしました。リタイアした後は、北海道で新たな生活がスタートする予定とのことです。

視覚障がい者の安全な移動をサポートする大切なパートナーである盲導犬、これからも街中で盲導犬を見掛けることがあったら、ウルムを思い出すことでしょう。

盲導犬ウルム、これまで本当におつかれさまでした!そして、ありがとう!

交通安全教室

 先日、きれいな桜が咲き誇る中、交通安全教室を実施しました。目標に応じて、A班・B班に分かれて学習しました。A班は学校を出発して、地下道を通ってバス停の使い方や横断歩道の渡り方などを練習しました。途中から降り出した雨にも負けず、音の出る信号や点字ブロックに注意しながら無事学校まで帰ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 B班は青森市市民部生活安心課の交通安全推進チームの方を講師にお招きし、安全に関するお話を伺いました。パトカーや救急車など外で聞こえる様々な音を聞いたり、信号機や標識、点字ブロックに触れたりした後で、安全な横断歩道の渡り方について学びました。今後も交通事故の被害者にならないよう一人一人が気を付けていきましょう。