行事&学校の様子
第2回 寄宿舎「避難訓練」
10月22日(火)19時45分から地震(就寝中に震度5弱)を想定した避難訓練を行いました。児童生徒は地震発生の放送を聞くと、自室で(机の下に入るなどの)安全確保をして待機していました。その後、避難指示の放送を聞くと、ヘルメットと防寒着を着用し、自室を出ました。途中、火災発生が確認されたため、職員の指示に従ってハンカチを口と鼻に当て、全盲の生徒は職員の手引きで、落ち着いて避難することができました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
特P連東青地区PTA研修会
10月25日(金)本校において、青森県特別支援学校PTA連合会東青地区PTA研修会が開催されました。家庭・学校・地域社会におけるPTA活動の振興を目的に、青森市内外の特別支援学校の保護者を中心に総勢24名の方々が参加し、研修会では青森市内にあるアロマサロン「しいの木」の安田氏を講師に迎え、アロマディフューザー製作体験を行いました。ひばやラベンダー、オレンジなどのアロマの優しい香りと講師の楽しいお話に心もほぐれ、初めて出会った保護者の方々も賑やかにコミュニケーションをとりながら、和気あいあいとした雰囲気の中、製作体験をとおして交流を深めることができました。こうした研修会をとおして、保護者同士が親睦を深めることで、地域で学ぶ特別支援学校の幼児児童生徒達の学習活動がより一層充実していくことを感じた一時でした。
理療部 治療院体験
理療部の1年生は、実際に手技治療を経験し、治療の明確なイメージを掴み、治療院の現場を見学し、治療院経営の理解を深める事を目的に、国家資格を持った治療家の行っている治療院に行き、鍼灸マッサージなどの治療を受ける体験を行っています。10月17日に専攻科理療科の治療院体験を行いました。
訪れた治療院は、本校卒業生の小原さんが開業している「ジーノ マッサージ治療室」でした。院長の小原さん、お世話になりました。
理療部 あん摩実技デモンストレーション
10月23日、新青森県総合運動公園マエダアリーナで、県内の特別支援学校高等部の生徒を対象にした「青森県特別支援学校技能検定・発表会」が開催されました。参加者は、技能検定にチャレンジしたり、興味のあるテーマの発表をしたりと日頃の学習成果を発揮しました。
本校の高等部保健理療科1年、2年生、専攻科理療科1年は、あん摩コーナーであん摩実技のデモンストレーションを実施しました。1年生は、校外の人に施術するのは初めての経験で、緊張しながらも頑張って実技に取り組んでいました。
高等部普通科 アンジェリック出前講座
10月21日(月)、高等部普通科が総合的な探究の時間に取り組んでいる「県盲カフェ」の活動の一環として、外部講師を活用した出前講座が行われました。青森市の洋菓子店「アンジェリック」のオーナーシェフである一戸氏が来校され、生徒達が製作・販売しているクッキーについて、デモンストレーションを交えてアドバイスしてくださいました。講座の中では、材料の計量やお菓子の種類に合った混ぜ方のほかに、「バターや生地の、この感触を手で覚えてくださいね」などポイントについて分かりやすく教えてくださいました。合間には生徒一人一人の質問に丁寧に答えてくださいました。「生地は、その日の気温や室温で変わります。おいしくしようと粉をこねればこねるほど、逆に粉にとってストレスとなって固くなってしまう。人に接するのと同じように、その日の様子を確かめながら、優しく、大切に触れてあげることで、生地もおいしくなろうとしてくれます」と話されました。今日のクッキー製作体験教室を通して、生徒達は単にクッキーを美味しくする技術だけでなく、自分達が日頃大切にしている手の素晴らしさや、人や物を思いやりながら接する心の大切さを改めて学ぶことができました。