行事&学校の様子
技能検定・発表会
11月19日に特別支援学校技能検定・発表会がマエダアリーナで行われました。コミュニケーション部門のパフォーマンス発表分野に出場した生徒は、Perfumeの「TOKYO GIRL」の曲に合わせて歌とダンスを披露し、「上級」に唯一認定されました。職業技能部門のPC入力分野に挑戦した生徒は、1級に認定されました。また、開会式では、司会にも挑戦し円滑な進行を務めることができました。出場した生徒は、技能検定・発表会や司会に向けてたくさん練習をして臨み、素晴らしい結果となりました。見学した生徒は、発表を見て来年は私も出たいと話していました。
寄宿舎 余暇活動
18日に実施した余暇活動の様子を紹介します。今回の余暇活動は10歳の誕生日のお祝いも兼ねており、最初にプレイルームでたくさん体を動かしてました。その後自室で、ハッピーバースデーの歌でお祝いし、苺のショートケーキを食べました。ケーキを食べる際にはとてもニコニコしながら食べており、何度も手を叩いて喜びを表現していました。
理療部 オンライン
10月21日(火)11月18日(火)、全国約10校の盲学校理療科が参加したオンラインカンファレンスが行われました。
本校から2名の生徒が参加し、11月18日は、それぞれ臨床実習における事例の発表者と司会を務めました。
また、交流会では、青森県の魅力を全国の生徒に発信するなどして、参加した沖縄や東京などの生徒と交流を深めていました。
防犯訓練
11月11日(火)、防犯訓練を行いました。今回の訓練では、不審者が校内に侵入するという実際の緊急事態を想定したリアルな状況で行われました。幼児児童生徒は教職員の指示に従い、教室で静かにバリケードを作ったり、落ち着いて行動したりし、安全確保に努めることができました。
訓練後は体育館に集合して、訓練中の動画を見て振り返りをしたり、警察署の方からたくさんのご助言をいただいたりしました。また、サスマタの有効な使い方についても教えていただき、実践的な学びの場となりました。訓練を通して、落ち着いて行動することや、周囲と連携することの大切さ等を再確認しました。
今後も、安心・安全な学校作りに努めてまいります。
中・高等部 性に関する学習会
11月7日(金)、中・高等部生徒を対象に「性に関する学習会」が行われました。 本学習会では、青森市こども未来部あおもり親子はぐくみプラザより講師の方をお迎えし、生徒自身が体感・体験しながら妊娠・出産後そして家族となる心について学びました。
「赤ちゃんの命のはじまり」では、胎内の成長から産まれた時大きさや重さの変化を触れたり抱いたりしながら体感しまたした。「パパ・ママ体験」では、おむつ交換や重さ18kgもある妊婦体験キットを身に着け、階段歩行や起き上がり・靴や靴下の履き替えをしました。「妊娠中・出産後の女性の体調と心の変化」では、体の変化や不調および妊娠中や出産後の喜びや不安など心の様子を学びました。そして、将来夫となるときには、妻への理解や協力しあって家事・育児にむかうことを体験を通して得る機会となりました。また、望まない妊娠のケースについて考える場面もありました。
講師の方から「皆さんは大切に育てられた命」であること、そして体験を通して学び得た大切なこととともに、「自分の心と体を大切にし、将来を考え、行動には責任をもつこと」と、思春期にある生徒たちへ言葉が贈られました。
当日参加した生徒は「きょうだいがいるため経験があり、親の大変さを分かっていたつもりだった。しかし、学習会で体験し『こんな気持ちだったんだ』とわかる貴重な時間となりました。」と話していました。