県盲だより

行事&学校の様子

卒業証書並びに修了証書授与式

 3月10日卒業証書並びに修了証書授与式が行われ、来賓や保護者、職員、在校生に温かく見守られながら、中学部生徒1名、専攻科理療科生徒2名が、新たな一歩を踏み出しました。
 卒業生、修了生の皆さんの未来が、夢と希望にあふれたすばらしいものとなるように願っております。御卒業おめでとうございます。
 参列してくださった御来賓、保護者の皆様、誠にありがとうございました。
       

小学部 先生を送る会

 小学部の先生が、今週末より産休に入られます。そこで、3月9日(木)に送る会を行いました。幼児・児童は、手作りのカードを贈ったり、先生との思い出を振り返ったりして、別れを惜しみました。先生からはみんなにエールが贈られ、最後はエイエイオーで締めくくりました。お体に気をつけて、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

中・高等部学部朝会

3/7(火)の学部朝会では、生徒からの発表(後半)ということで、3名の生徒が県盲祭や現場実習、東京で行われた受賞式についての報告をしました。
県盲祭や受賞の様子、現場実習の反省等について、スライドや写真を使って発表しました。活動に取り組んでみて感じたことやどんな目標をもって取り組んだか、また達成できたかを報告し、次年度の目標や進路も見据えた立派な発表でした。
今年度の朝会は今回で終了となりますが、来年度もさまざまな発表ができるよう期待しています。

理療部 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師 国家試験

 2月25日はあん摩マッサージ指圧師、26日ははり師・きゅう師の国家試験でした。
 青森県の視覚障害者試験会場は本校でした。受験者はあん摩マッサージ指圧師試験が在校生2名、卒業生1名の計3名で、はり師・きゅう師試験は在校生2名でした。
 あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師は医師や看護師と同じように人体を扱う職業として「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」によって定められた医療系の国家資格です。試験を受験するには、文部科学大臣の認定した学校、または厚生労働大臣又は都道府県知事が認定した養成施設で3年以上必要な知識・技能を修得することが条件となっています。
 学校に入学し卒業できれば資格を取得できるわけではなく、国家試験に合格する必要があります。
 理療部の生徒はこの日の為に3年間過ごしてきたと言っても過言ではありません。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 また、支えてこられた保護者の皆様、本当にお疲れさまでした。




小学部4年 視覚補助具の初期学習

 盲学校では、単眼鏡やルーペ、拡大読書器といった視覚補助具を使用して学習する児童生徒がいます。効率的に学習を進め、「見る世界」を広げるためには、「初期学習」がとても重要です。
 小学部4年の児童は今年度、単眼鏡とルーペの初期学習に取り組みました。単眼鏡では、ピント合わせの学習から始まり、ホワイトボードの文字や、時には電子黒板上の動く文字を読み取る練習を行いました。ルーペでは、たくさんの種類の中から自分に合っているものを選び、本を読む練習をしています。最近では、自分の単眼鏡を購入し、みんなに自慢しながら、笑顔で学習に取り組んでいます!