行事&学校の様子
東北6県、7校でのオンライン交流学習
6月24日(月)に、東北6県の盲学校、視覚支援学校7校によるオンライン学習を行いました。1対1での授業が多い本校児童生徒にとって、複数で行う学習は普段とは違った緊張感やワクワク感を味わえたことと思います。発表場面では、道徳での「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」の学習や、音楽ではねぶた囃子の学習をしていたということ、他県の児童にも青森の文化にふれてもらいたいとねぶた囃子を披露することに決めました。他県の児童はクイズや合奏等を発表してくれ、画面越しではありましたが同年代のこども同士のやり取りを楽しむことができました。東北6県の盲学校、視覚支援学校のみなさん貴重な経験をありがとうございました。
幼・小学部 ミニ運動会
6月21日(金)幼・小学部では、ミニ運動会が行われました。
一人ずつ係分担をして、当日は、あいさつやラジオ体操の師範、選手宣誓を頑張ることができました。
種目では、徒競走、玉取りゲーム、パラシュート(表現)「大きな声でヤッホホー!」をやりました。
徒競走では、音(おもちゃや手を叩く)のする方へ向かって一人で走る幼児や教師と一緒に楽しみながらゴールを目指す児童、走るタイムを意識して全力疾走する児童とそれぞれに一生懸命取り組むことができました。
玉取りゲームでは、競技の前にチームで掛け声をしました。ファイヤーチームは、「赤と言ったらファイヤー!情熱と言ったらファイヤー!炎と言ったらファイヤー!」と拳を突き上げて、大きな声を出して気合いを入れていました。サンダーチームは、「(ぐるぐる回って)サンダー!」と力強く言い、士気を高めて戦いました。結果は、ファイヤーチームが勝利しましたが、サンダーチームも最後まで諦めず玉を取ることができました。
「大きな声でヤッホホー!」では、保護者の皆様や会場にいた職員と一緒に曲に合わせてパラシュート(表現)をやりました。みんなで「ヤッホホー!」と言ったり技をやったりして、楽しく行うことができました。
たくさんの方々に応援に来ていただき、和やかな雰囲気の中で実施することができました。こども達は、練習と違った雰囲気に緊張しながらも全力を尽くして取り組むことができ、また一つ成長することができました。
寄宿舎 避難訓練
6月11日(火)19時30分から火災(厨房から出火)を想定した避難訓練を行いました。寄宿舎生は警報器が鳴るとヘルメットを被り、ハンカチで口元を押さえ、職員の指示に従いながら避難していました。訓練中は「お・は・し・も」をしっかり守り、真剣な表情で訓練に参加していました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
理療部 保健理療科2年家庭科 調理実習
高等部保健理療科では、解剖、東洋医学やあん摩実習などのあん摩マッサージ指圧師になる為の専門科目に加えて、高等学校と同じように国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語、音楽、家庭科、体育など多くの普通科目を勉強します。
今日は家庭科の授業で調理実習を行いました。美味しいガーリック・バター・チキンソテーが出来上がりました。
ALTとの外国語活動
6月13日(木)、ALTのダニカ先生との授業がありました。今回は先月遠足で行った「ねぶたの家ワ・ラッセ」や「アスパム」のことについて英語で紹介しました。高等部と保健理療科の生徒との合同授業だったため、先輩の実習先での話や、仙台市で行われる東北地区盲学校文化・体育大会についても知ることができました。自分自身の発表もしっかりと行い、聞く際も単眼鏡でスライドや板書を見ながら熱心に耳を傾けていました。次回は7月に予定されているので、楽しみながらさらに英語に親しんでいきたいと思います。
進路支援部 ジョブカフェあおもり講師派遣
6月7日に、「セミナーを通して、社会的・職業的自立に向けての心構えを学び、進路実現に対する意識の向上を図る。」「面接の受け方や自己PRの方法について知り、就職試験受験に向け必要とされるスキルを身につけることができるようにする。」を目的に、ジョブカフェあおもりに講師の派遣をお願いし、前半は「自己PRの方法」、「面接対策(マナー、入室方法等)」の講演、後半は一般的な面接の流れについて、模擬面接を行いながら確認しました。
講師の蛯名由子様、ありがとうございました。
球技部活動紹介①
7月3~4日に開催される東北地区盲学校フロアバレーボール岩手大会に向けて練習が本格化してきました。
今回はサーブ練習などの基本練習をした後、後衛がアタックした後にすばやくブロック位置に戻ったり、後衛からパスを受ける場合のポジション取りなど、実戦を想定した練習を行いました。
参加者が残念ながら前衛の選手1名だけでしたが、その分濃密な練習になりました。
理療部 専攻科理療科2年灸実技 授業参観
本校では、教員の学習指導力向上を図る目的で、6月と11月に職員による授業参観を行っています。
職員は期間中、希望する授業を参観できます。
灸実技の授業には、たくさんの参観者が集まり、生徒は多少緊張して授業に臨んでいました。
おかげで、生徒は多数の者の脈診を実施でき、生徒の実技力の向上も図れました。
寄宿舎 小学部の様子
今回は、小学部舎生の様子を紹介します。男子舎生は、様々な車の音が出る絵本の音を聞いたり、アンパンマンなどの音楽を聞いたりするなどして、まったりと自室で過ごしています。女子舎生は、少し前に誕生日を迎えたので、指導員と一緒にお祝いをしました。また、好きなアニメのキャラクターになりきって指導員と遊ぶなど、毎日笑顔でとても楽しく過ごしています。
鍼麻酔の体験実験
専攻科理療科1年の「はり実技」で「鍼麻酔の体験実験」を行いました。上下肢の経穴に刺鍼して、低周波のはり通電を行い、5分ごとに感覚をチェックします(皮膚をはりで突っつきます)。すると、おへそを中心に痛みを感じない部位が広がっていくのです。
理療部 高等部保健理療科・専攻科理療科合同体育①
今年度、6月の19、20日に東北地区盲学校文化・体育大会(東北文体)が宮城県仙台市で行われます。
東北文体では、弁論大会が毎年、体育競技は各年で開催されています。1日目は、弁論大会が行われ、校内弁論大会で勝ち抜いた代表弁士が出場します。また、2日目は、体育の部が行われ、50メートル音響走やソフトボール投げ、ジャベリックスロー等の様々な競技に参加します。理療部の高等部保健理療科、専攻科理療科では週一回体育が行われており、現在はその中で東北文体に向けての練習が行われています。
幼・小学部 合同学習 畑作り
5月22日(水)、幼・小学部ではちょっぴり遅い畑での学習を行いました。今回は、みんなの好きなじゃがいもとかぼちゃを植えました。道具(シャベル)を使って穴を掘り、穴の深さを確かめ、じゃがいもの芽の位置を確かめながら置く…一つ一つの工程を丁寧に教師と一緒にすすめていきました。かぼちゃの苗の葉や茎に触れたり、顔に近づけて匂いをかいだり、一人一人いろいろな方法で確かめていました。最後は、水をたっぷりあげ終わりました。美味しい野菜ができるのを楽しみに、これから畑に出向いていきたいと思います。
理療部 前期中間考査
理療部は、5月22日から5月24日までの3日間、定期考査を実施します。
定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
定期考査の延長線上には国家試験があります。
60点以下では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。
中・高等部合同体育①
中・高等部体育では現在陸上競技に取り組んでいます。今回は生徒の実態に合わせて立ち幅跳びと走り幅跳びを行いました。跳躍の様子を2台のiPadで撮影し、踏み切る際の位置や空中での姿勢をそれぞれ確認できるようにして、次の跳躍に生かせるようにしています。
理療部 保健理療科1年、専攻科理療科1年合同指圧
保健理療科1年と専攻科理療科1年は指圧の実技の授業があります。
普段は別々に授業を行っていて、生徒はひたすら台の先生に施術をしていますが、
施術を受ける側の体験もして欲しいと考えて、今日は保健理療科1年と専攻科理療科1年の
合同指圧を実施しました。今、行っているのは上肢の指圧ですが、今後、単元ごとに
実施したいと思っています。
理療部 お灸の実技
専攻科では、2年次に灸の実技を学びます。お灸ではもぐさをひねって艾柱(がいしゅ)を作ります。プロの基準としては一分間に米粒大で25個、ゴマ粒大で20個作れれば合格と言われています。生徒はお灸を習いはじめて約1ヵ月ですが、一分間に13個つくれるようになりました。
寄宿舎 桜を楽しもう!!
4月の下旬、校庭に咲いている桜がとてもきれいだったので、舎生みんなで楽しもうと銘打って外に出ました。この日はとても天候が良く、心地よい風も吹いていたので、美しい桜吹雪も見ることができました。指導員と一緒に歩きながら談笑したり、桜の木の前で写真を撮ったりしました。舎生の皆さんはいい笑顔だったので、とても思い出に残る会になったと思います。
幼・小学部第1回参観日 春のお楽しみ会
4月27日(土)幼・小学部では参観日「1年間がんばろう会」と題しましてお楽しみ会が行われました。歌ったり手遊びをした後は、それぞれの発表。自分の好きなことや、頑張っていること、やってみたいことなどを発表し合いました。一人一人役割もありその為に学級で練習したり、会食のための計画から買い物等事前の準備もして当日を迎えました。その甲斐あり、お友達、保護者の皆さん、先生たちの前で精一杯の姿をお見せすることができました。
頑張りの後は、お楽しみの会食。食べたいものを事前リサーチしてくれたおかげでみんな大満足のいいお顔!!最後はみんなで[頑張るぞ-エイエイオー」で締めくくりました。
参観等ご参加ありがとうございました。
交通安全教室
4月25日(木)、2グループに分かれて交通安全教室を実施しました。
矢田前駅グループでは、駅のホームの安全な歩き方や乗車の仕方を身につけることを目標に、青い森鉄道様の協力を得ながら実施しました。
白杖で点字ブロックの警告ブロックや、ホームの線路側までの距離を確認することや、歩くときは柵や建物を手の甲で伝い歩きして転落しないようにすること等を学びました。
また、体育館グループでは、横断歩道の渡り方や、危険につながるトラックのバック音、バイクの音、自転車のベル音、鳥の鳴き声を実際に鳴らしていただき、確認をしました。
横断歩道を渡る練習では、青信号でも車やバイク、自転車など危険な音がないかよく聞きながら左右の確認をすること、手を上げて運転手さんに合図をすることに気を付けながら、一人ひとり上手に横断歩道を渡ることができました。
新任研➁
12回に及ぶ新任者の研修が終了しました。後半は自立活動、歩行(伝い歩き、指示の方法)、理療教育、進路指導、眼疾患や視機能、視覚補助具や触察教材、ICT機器の活用についての研修でした。幼児児童生徒と過ごす中で更に理解を深めていき、一人一人の実態に合った教育や支援を行っていきたいと思います。