県盲だより

行事&学校の様子

幼・小学部第1回校内清掃

 校内の清掃活動を通して、日頃使用している教室等に感謝し、進んできれいにしようとする態度を身に付けることや、清掃用具の使い方や片付け方を知り、物を大切に扱う態度を身に付けることを目的に、夏休み前に幼小学部のみんなで生徒玄関の清掃を行いました。当日は、とても暑く湿度も高い日でしたが、お掃除名人を目指して、絨毯やマットに掃除機をかけたり、たたき部分のモップがけをしたりしました。音や絨毯の縁を頼りに掃除機を操作することや、モップを両手に持ち続けて往復すること、道具の片付けまで頑張りました。また、掃除機内のごみを取り出してたまった量を確かめることもしました。ピカピカな学校を目指して今後も続けていきたいです。もうすぐ夏休み。御家族と一緒にお掃除をするのも良いですね!!

理療部 校外学習

 理療部の生徒は、国家資格であるあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を目指して学習しています。受験科目の中にある衛生学・公衆衛生学で学ぶ内容に、上水道や下水道が含まれています。
 理療部では、年1回、衛生学・公衆衛生学をより深く理解するために、学習内容に関係のある施設を見学しています。今年度は八重田浄化センターを訪問しました。
 生徒は施設の職員の方の説明を聞きながら、熱心に見学を行っていました。
 忙しい中、対応して下さった八重田浄化センターの関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

進路指導部 高等部普通科就労系福祉サービス講演会

 7月11日に、進路指導部主催で、高等部普通科の生徒・保護者を対象に、株式会社クラ・ゼミ アクセスジョブ青森の方を講師にお招きして、就労系福祉サービスについての進路講演会を実施しました。参加者は皆、講師の話を真剣に聞いていました。今後の進路の一助になればと思います。

寄宿舎「納涼会」のお知らせ

 青森県立盲学校寄宿舎では7月中旬に「納涼会」を実施します。場所は校庭を予定していますが、雨天時は体育館で行います。内容はお菓子釣り(中学生以下対象)、〇✕クイズやビンゴ、花火などがあり、特にビンゴでは多数の景品を準備しています。また、寄宿舎生も納涼会のポスター制作や、そのポスターを校内に掲示し、呼びかけをするなどの取り組みを行いました。ぜひ、地域の方のご来場をお待ちしています。

寄宿舎「七夕」

 7月7日「七夕」、寄宿舎では玄関ホールに笹を設置し、それぞれの願いを書いた短冊や、折り紙で作った飾りを吊しました。短冊には「世界から戦争がなくなりますように」とか「嵐のライブチケットが当たりますように」など、色々な願いが書かれていました。また、夕食は、「七夕そうめん」や「星のコロッケ」、「七夕デザート」など、七夕を感じることができるようなメニューでした。

心の天気とつき合う対話教室~“ごきげん”のヒントを見つけよう~

7月4日(金)講師にスクールカウンセラーの兼田綾子さんを招き、高等部普通科生徒3名が自己理解や他者理解を目的とした対話型のワークショップを行いました。2人一組になり、お天気カードで自分の気持ちを表現し合い、「これからどうしたいのか」という目的に視点を向けてコミュニケーションを図るコツについて話し合いました。今回のワークショップを今後の生活にいかし、みんなで“ごきげん”な毎日を送っていきたいですね。

青森第一養護学校との交流及び共同学習

 小学部4年生は、6月末に今年度初めての青森第一養護学校との交流及び共同学習を行いました。1年生から5年生の児童が在籍するクラスで体操、朝の会、感触遊びの学習を行いました。感触遊びではタブレット端末で雨の音を聴いてから、雨の疑似体験をしました。手の体操をして、大きな紙に雨の絵を描きました。

 普段は1対1での学習が多い本校の児童ですが、友達と一緒に賑やかな雰囲気を感じリラックスした中で過ごすことができていました。青森第一養護学校の友達や先生方、ありがとうございました。次回は7月中旬に音楽の学習です。準備をして当日を迎えたいと思います!!

 

第1回 寄宿舎「避難訓練」

 6月24日(火)19時30分から火災(厨房から出火)を想定した避難訓練を行いました。警報器が鳴るとヘルメットを被り、ハンカチで口元を押さえ、職員の指示に従いながら避難していました。訓練中は「お・は・し・も・ち」をしっかり守り、真剣な表情で参加していました。最後に寄宿舎内の消火器の位置についても確認し、訓練を終えました。いざという時に慌てず行動できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

インターアクトクラブ清掃奉仕活動

6月17日(火)、インターアクトクラブ清掃奉仕活動を実施しました。
本校児童生徒や職員、地域の方、保護者の方々を合わせて約30名ほどで学校周辺のゴミ拾いをしました。
矢田前駅方面と原別小学校方面の二手に分かれ、燃えるゴミ、燃えないゴミに分けながら、最終的に燃えるゴミは4kg程度、燃えないゴミは3㎏集まりました。「(道路は)普段からきれいにされているので、ゴミは思ったより少なかった」「タバコの吸い殻が多かった」「ゴミがなくなって気持ちよかった」等の感想が聞かれました。

フロアバレーボール東北大会 第1試合

令和7年度 東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会、会場は「元気フィールド仙台」にて、球技部の選手達が戦っております!

本校ではライブ配信で観戦し、遠く宮城で戦っている選手達を応援しました。

県盲球技部は、セットカウント2-0で第1試合を勝利!

次は決勝戦です!!!

フレー!フレー!!県盲!!!

球技部 東北地区大会に向けて!

 球技部は6月19日に仙台市で開催される、「令和7年度 東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会兼 第9回全国盲学校フロアバレーボール大会 北海道大会代表決定戦」に向けて練習をがんばっています。

 6月からは、17時45分まで後衛のアタックの強化や前衛のブロックのスピードに磨きをかけるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。最近では、顧問の先生方との試合も接戦になることが多くなりました。

 札幌を目指してがんばっています。応援よろしくお願いします。

寄宿舎 RAB青森放送の取材

 5月15日(木)に、RAB青森放送の取材がありました。取材内容は、寄宿舎を利用していた2人の卒業生と、現在の寄宿舎生との談話でした。最初に自己紹介をした後、今と昔の寄宿舎の決まり事や、舎食などの話、寄宿舎でのエピソードについての話題になり、とてもなごやかな雰囲気に包まれながらの対談となりました。そして最後にギターの演奏に合わせて「翼をください」の合唱をして、終了となりました。この様子は、5月25日(日)のRABラジオで放送されました。

理療部 前期中間考査

 理療部は、5月26日から5月28日までの3日間、定期考査を実施します。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答します。プリントのフォントや文字の大きさも、生徒の実態に応じたものを用意します。また、まぶしさを感じる生徒には、パーテーションを使用して光を調整します。
 定期考査の延長線上には国家試験がありますので、生徒たちは真剣に問題へ取り組みます。

寄宿舎「桜を楽しむ会」

 4月の中旬頃になると、青森県立盲学校の校庭にはとてもきれいな桜が咲き乱れます。寄宿舎ではこの時期になると、舎生みんなで校庭に集まり、「桜を楽しむ会」を実施しています。当日の天気は快晴で、さらに心地よい春風を浴びることができ、絶好のお花見日和でした。青森県といえば弘前公園の桜が全国的に有名ですが、それに負けず劣らずの桜吹雪を見ることができました。

参観日、PTA・後援会総会

 4月26日(土)今年度最初の授業参観日が行われました。保護者の皆様が見守る中、幼児児童生徒達は少し緊張しながらも、とても嬉しそうに授業に臨んでいました。後半のPTA・後援会総会では、はじめに校長先生から、創立100周年記念の今年、幼児児童生徒の学びを一層充実させながら、矢田前・平新田の地域の方々との絆を一層深める活動に取り組んでいきたいという方針が話されました。また今年度のPTA費、後援会費について、保護者の皆様によって検討・承認が行われました。限りある予算を大切に使わせいただきながら、日々の授業や学校行事など様々な学習活動を実りあるものにしていきたいと思います。

 

幼・小学部 お楽しみ会~入学・進級おめでとう~

 4月23日(水)、幼・小学部では「お楽しみ会~入学・進級おめでとう~」を行いました。自己紹介では好きなことや、今年頑張ることなどを発表し合いました。歌って動いて遊んだり、ボウリングをしたりして楽しんだ後は、事前に買い物学習で購入したジュースやお菓子で会食。最後は今年一年も頑張ろうということで「エイエイオー!!」のかけ声で締めくくりました。今年も幼児児童一人一人に合った支援、指導でたくさんの「やってみたい!」「行ってみたい!」「触ってみたい!」等の意欲を引き出していきたいです。

寄宿舎 迎える会

 4月15日(火)、寄宿舎にて新入舎生と新任職員の方々を温かく迎え入れるための「迎える会」を開催しました。会は17時に始まり、まずは参加者全員で和やかに会食を楽しみました。美味しい食事を囲みながら、少しずつ緊張もほぐれ、あちこちで会話の花が咲いていました。食事の後は、お待ちかねの自己紹介タイムと、新しく仲間入りした皆さんに関するクイズ大会が行われました。自己紹介では、一人一人が自分のことを話し、クイズを通して、それぞれの好きな食べ物や苦手な食べ物、好きな曲、趣味などを知ることができ、会場は大いに盛り上がりました。新しい仲間たちの意外な一面を知る、楽しいひとときとなりました。新入舎生の皆さん、そして新任職員の方々には、一日も早く寄宿舎の生活に慣れ、様々な行事・活動を通して、たくさんの楽しい思い出を作っていってほしいと願っています。寄宿舎指導員は、皆さんの新生活を応援しています!

盲導犬ウルム おつかれさま、そしてありがとう!

花曇りの4月25日、県盲の大切な仲間である盲導犬ウルムの退任式が行われました。本校職員の相棒として、時に目となり、時にガイドとなり、10年間その職務を全うしました。盲導犬ウルムは、幼児児童生徒にとっても職員みんなにとっても心を癒やしてくれる存在でもありました。会の最後には、校長先生から感謝状が贈られ、幼児児童生徒とウルムを囲んで記念撮影をしました。リタイアした後は、北海道で新たな生活がスタートする予定とのことです。

視覚障がい者の安全な移動をサポートする大切なパートナーである盲導犬、これからも街中で盲導犬を見掛けることがあったら、ウルムを思い出すことでしょう。

盲導犬ウルム、これまで本当におつかれさまでした!そして、ありがとう!

交通安全教室

 先日、きれいな桜が咲き誇る中、交通安全教室を実施しました。目標に応じて、A班・B班に分かれて学習しました。A班は学校を出発して、地下道を通ってバス停の使い方や横断歩道の渡り方などを練習しました。途中から降り出した雨にも負けず、音の出る信号や点字ブロックに注意しながら無事学校まで帰ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 B班は青森市市民部生活安心課の交通安全推進チームの方を講師にお招きし、安全に関するお話を伺いました。パトカーや救急車など外で聞こえる様々な音を聞いたり、信号機や標識、点字ブロックに触れたりした後で、安全な横断歩道の渡り方について学びました。今後も交通事故の被害者にならないよう一人一人が気を付けていきましょう。

 

 

県盲桜✿満開

4月、新たな仲間を迎え、皆少しずつ授業や新しい環境に慣れてきたようです。

そんな幼児児童生徒達の成長を見守り続けている県盲の桜が、今年も満開になりました。

地域の方々にも愛されている桜は、青森県立盲学校の自慢の一つです。

桜の木の下、手を伸ばして花の感触や香りを確かめたり、風にそよぐ花の音を聴いたりしながら、皆、春の訪れを感じています。

校舎移転のその日まで、幼児児童生徒達の成長を見守り続けてほしいと願っています。