県盲だより

2022年1月の記事一覧

高等部国語~書~

 高等部の国語の時間に、大きな筆を用いた書に取り組みました。写真では伝わりづらいかもしれませんが、実際にやってみると難しく、筆の運び方をイメージしたり、墨を付ける前の筆で動きを確認したりしながら思い思いの字を書きました。また、書いている途中で紙がずれないよう、書いていない人が紙を押さえるなど、協力する様子も見られました。

理療部 校内模擬試験

 冬休み明け早々、1月12日、1月13日に理療部校内模擬試験が行われました。
 理療部では、生徒が国家試験の問題形式や本番での環境に慣れ、自身の課題点を見出し、学習計画に役立てるように、年3回、校内模擬試験を行っています。2年生も専攻科、保健理療科にかかわらず、第3回の「あん摩マッサージ指圧師」の問題だけ受験します。特に3年生は国家試験前最後の模擬試験なので、気合が入ります。模試の結果を参考に、本番に向け、最後の調整、頑張って下さい!  

幼・小学部合同制作遊び

 幼・小学部合同でお正月の壁面制作をしました。絵の具を塗った足型を模様にしたり、筆を使って色塗りをしたり、紙をちぎって貼ったりして、今年の干支の寅や獅子舞、初日の出を作りました。3人それぞれの個性が光る力作は現在、校長室横の壁に掲示しています。2022年の幼・小学部も、笑顔(ガオー)の絶えない一年にしていきたいと思います♪

中・高等部スキー学習

 3学期がスタートしました。年末の寒波によりスキー山にもたっぷり雪が積もり、スキー学習も始まりました。初めてスキーを履いた生徒も、苦戦しながらも楽しく滑ることができました。幼・小学部もスキー等の学習を行っております。青森の冬をしっかり満喫したいと思います。保護者のみなさま、防寒着等のご準備ありがとうございました!

ロービジョン研修会

1月11日(火)、本校を会場として、北東北三県盲ネットワークロービジョン研修会が行われました。八戸盲学校、秋田県立視覚支援学校、岩手県立盛岡視覚支援学校の先生方と、オンライン上で実践報告や協議をしました。総勢90名程の職員が参加し、大変有意義な研修会となりました。他県の先生方と共に学び合う貴重な機会を、今後も大切にしていきたいと思います。

救急救命法講習会

1月6日(木)、7日(金)、原別消防署をはじめ3箇所の消防署の方に来ていただき、全職員参加で救急救命法講習会を行いました。
AEDの操作法や心肺蘇生法、緊急時の対応等を実技や動画を交えながら、教えていただきました。
万が一に備え、焦らず対応ができるよう、学ぶことができました。

視覚補助具に関する研修会

12月24日(金)、五所川原市はら眼科の視能訓練士、中真也氏を講師に招き、視覚補助具に関する職員研修を行いました。見え方の評価方法や、評価を基に拡大読書器やルーペ、単眼鏡を選定する方法について学びました。また、事例をもとに専門的な見地から御助言をいただくことで、視覚補助具の指導・支援の方法について知識を深めることができました。早速、冬休み明けからの授業に生かしていきたいと思います。

新年明けましておめでとうございます

幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます
 新型コロナウイルスの感染拡大からほぼ2年、様々な対応を迫られた年であるとともに年末には明治以来の大雪など最後の最後まで悩まされる年でした。
 新しい年は青森県立盲学校にとってよりよい年でありますように、また、ホームページをご覧になっている皆さんにとっても。素晴しい年でありますよう祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

青森県立盲学校
校長 奈良 潔