県盲だより

2022年12月の記事一覧

2学期終業式・理療部学部集会

 12月21日(水)幼・小学部、中・高等部2学期終業式及び理療部学部集会が行われました。2学期は県盲祭や中学部修学旅行、産業現場等における実習、知事とのフレッシュトーク、スケート教室など、たくさんの行事や活動がありました。多くの体験を重ね、幼児児童生徒がそれぞれ成長した2学期でした。
 冬休み中は体調管理に努めながら、楽しく充実した時間を過ごしてほしいと思います。

   

小学部4年 三重県立盲学校とのオンライン交流

 小学部4年では、12月20日(火)、三重県立盲学校とのオンライン交流を行いました。今年4回目の交流となる今回は、合同のクリスマス会を行いました。プレゼント交換として、地域のお菓子を送り合いました。本校の児童からはリンゴサブレやねぶた漬け味のプリッツ、三重の児童からは松坂牛味や伊勢エビ味のベビースターラーメンなどがプレゼントされ、お互いに「おいしい!」「初めて食べた!」などと話しながら食べました。その他にも、一緒にクリスマスソングを歌ったり今年頑張ったことを発表したりと、とても楽しいクリスマス会となりました。

中・高等部合同レクリエーション

 12月20日(火)、中・高等部の合同レクリエーションを行いました。今回のレクは生徒が中心となって企画から準備、司会を行いました。参加した生徒、職員みんなが笑顔になるような、とても楽しい会でした。この日のために準備を行った生徒のみなさん、本当によく頑張りました!

専攻科理療科 指圧実技 その2

 6月に専攻科理療科の指圧実技の授業風景を紹介しました。今回は2回目の紹介です。
 専攻科理療科1年生は2人クラスなので、授業は生徒2人で組んで、交替で施術を行っています。
 しかし、人により肩甲骨の大きさや手足の長さも違うので、今日は授業の空いていた先生をゲストに呼んで、台をお願いしました。生徒には好評だったので、今後も授業にゲストを迎えたいと思います。

小学部4年 青森警察署見学・体験

 小学部4年では、学級活動「暮らしを守る仕事を知ろう」の一環として、12月19日(月)、青森警察署の見学・体験を行いました。パトカー乗車体験や、手錠や無線装置、警棒、盾やヘルメット、指紋鑑定の資料などの見学と、とても貴重な経験をさせていただきました。また、「警察はいつ寝ているんだろう」「犯人を捕まえる以外に、警察はどんなお仕事をしているのだろう」などの疑問を、インタビュー活動を通して解決することができました。制服体験もさせていただき、児童は、「将来はかっこいい警察官になりたい!」と感想を話しています。青森警察署の皆様、ありがとうございました。

鹿児島からの贈り物

 今年も鹿児島の方から、甘いみかんとさつまいもが届きました。37年前本校のの職員との偶然の出会いから交流が続いています。いただいたみかんとさつまいもは、触察で形や大きさ、匂いを楽しんだ後、給食でおいしくいただきました。今年も本当にありがとうございました。
   

中・高等部ALTとの学習

12月15日(木)、中・高等部の生徒達が2グループに分かれて、ALTとの学習を行いました。
一つのグループは、ALTが親しんだクリスマスソング「Up on the housetop」を歌ったり、家の模型や折り紙のサンタやトナカイを触ったりして歌詞の意味を学びました。また、サンタが煙突から投げ入れたプレゼントを当てるゲームでは、歓声が上がり、盛り上がりました。
もう一つのグループは、ALTやALTの知人の外国人が感じた日本の魅力に関するコメントを聞き取ったり、要点を書き取ったりしました。コメントの中には、温泉でのんびりできるところ、治安が良いところ、食事が美味しいところなどが挙げられ、改めて日本の良さを再発見したところです。
次回のALTの学習は冬休み明けに行う予定です。

市民図書館による「読み聞かせ会」

 12月6日(火)に市民図書館の方がいらして、絵本の読み聞かせをしてくださいました。当日は小学部1年生の他に、高等部の生徒も参加しました。最初に行われた、袋に入ったリンゴやバナナを触って当てるクイズでは、積極的に触ったり、口に運ぼうとしたり、答えを当てたりする様子が見られ、盛り上がりました。絵本は、物語の他に触れる絵本も用意してくださり、みんなで触りながらお話を聞きました。最後には、布絵本など触って楽しめる本を紹介してくださり、貴重な時間を過ごすことができました。

舎生の集い

 12月13日(火)、今年も恒例の寄宿舎行事「舎生の集い」を実施しました。
 当日は、クリスマスの装飾をした会場で、会食、交流、ゲームを楽しみました。
 交流では、青森第二高等養護学校より寄宿舎生2名が来舎し、歌と演奏を披露してくれました。
 ゲームはみんなで歓声をあげながら、ボウリングを楽しみました。
 少ない人数ながらも、お楽しみのぎゅっとつまった1日となりました。

第3回避難訓練

 12月14日(水)の5校時に第3回避難訓練を行いました。
 今回は「地震が起こり、その後地震の影響で火災が起きる」という想定で訓練を行いました。
 落下物等から身を守るためにヘルメットを着用し、大きな火災警報が鳴り響く中、幼児児童生徒のみなさんは落ち着いて安全に避難していました。
 また、避難後には手回し充電式のラジオライト、折りたたみ式のヘルメット、アルミ保温寝袋、災害用トイレセットといった防災グッズの体験を行いました。実際に体験することで、災害に対する意識を高める機会となりました。

理療部 後期中間考査

 理療部では、12月7日から12月9日までの3日間、定期考査を実施しました。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験があります。
 60点以下では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みました。
 卒業生の後期期末考査は在校生よりも早い時期に実施されるので、今年度、理療部の生徒が一緒に受ける最後の定期考査となりました。

中学部 東北地区盲学校オンライン交流会

 12月12日(月)に東北地区盲学校の中学部の生徒達が、オンライン交流会を行いました。今回の交流ではお互いにクイズを出し合おうということで、各校からご当地に関するものや学校行事に関するものなどが出題され、大変賑わいました。本校の生徒からは、9月の修学旅行に関するクイズを2問出題しました。トップバッターである緊張感を感じさせないほど実に堂々とした明るい進行で、場を盛り上げてくれました。遠く離れていてもオンラインではたちまち、同年代の生徒達が共に笑い、互いに拍手を送り合うことができ、幸せな声や音が響きわたっていました。

   

令和4年度スケート教室

12月9日(金)に県営スケート場でスケート教室を行いました。
中・高等部の生徒4名が参加し、1年ぶりの氷上での滑りを体験しました。
インストラクターの方の丁寧な指導により、補助なしでも氷上を歩けるようになったり、片足に体重を乗せるコツが分かったりして、上達がみられました。
また、教師と一緒に速さや体の揺れを体感して、最後まで楽しく滑りました。

第2回 PTA・後援会役員会

 12月8日(木)に第2回PTA・後援会役員会を開催しました。保護者3名を含む8名が参加し、今年度のPTA活動報告と来年度のPTA活動計画、県への陳情希望等について検討するとともに、意見交換や情報交換も行うことができました。
 今年度のPTA活動もまもなく終わりとなります。各種PTA活動やアンケートに御協力いただいた保護者の皆様に感謝いたします。来年度もよろしくお願いいたします。

 

第4回よつばクラブ 中止

 本日12月8日(木)第4回よつばクラブを実施する予定でしたが、参加者0名のため、中止となりました。今年度のよつばクラブの活動は終わりとなりますが、ぜひ、来年度も参加をお持ちしています。

『愛・Eyeライブラリー』を開催致しました。

 視覚障害に関する様々な情報を発信するイベント「見え方で困っている人のための展示・体験・相談会『愛・Eyeライブラリー』」を12月3日(土)つがる市のイオンモールつがる柏で開催致しました。
 新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりの開催となりましたが、多くの方に足を運んでいただき、視覚障害への理解啓発活動を行うことができました。共催していただきました視覚障害者情報センター様、イリエ様、イオンモール様、来場者の皆様、大変ありがとうございました。

幼稚部・小学部1年 シーツブランコ・布遊び

 幼稚部と小学部1年で、シーツブランコと布遊びをして遊びました。
 子供たちはシーツブランコが大好きで、揺れ始めると、笑顔や笑い声でいっぱいになります。「おしまい」の声を聞いて気持ちを切り替えたり、やりたい気持ちを抑えて順番を待ったりすることも頑張りましたよ。
 初めての布遊びは、布が身体に触れると手を伸ばして触ろうとしたり、じっと風を感じたりする様子が見られました。
 お友達と一緒にたくさん楽しむことができました。

ICT機器活用に関する職員研修

 11月29日(火)、ICT機器活用に関する職員研修会を行いました。青森県総合学校教育センターの藤川くみ指導主事をお招きし、ICT機器を活用した授業に対するご助言や効果的な活用の仕方等の情報提供をいただきました。ここ数年、タブレット端末やパソコンなどのICT機器の使用頻度が高くなってきました。今回ご指導いただいたことを生かしながら、学習ツールの1つとして、使用目的やより効果的な活用について職員全員で考えていきたいと思います。