県盲だより

2023年2月の記事一覧

第29回 全国特別支援学校文化祭 授賞式

 第29回全国特別支援学校文化祭において、本校高等部生徒が写真部門にて全国盲学校長会長賞を受賞しました!
 受賞に伴い、2月11日(土)に東京のりそな銀行本社で行われた授賞式に参加しました。
 授賞式では賞状の授与のほか、銀行の見学等もあり、「貴重な経験でした」と参加した生徒も喜んでいました。受賞した作品については教室前に掲示しておりますのでお立ち寄りの際はぜひご覧ください。このような機会をいただき、ありがとうございました。
 受賞、おめでとうございます!!

寄宿舎・女子棟グループ 誕生会

 卒業式まで2週間程となりました。女子3人の舎生は、全員集合できた時に会話を楽しんでいます。
 先月、誕生日を迎えた舎生の誕生会を開きました。受験の応援メッセージを伝えたり、書いた色紙をプレゼントしたり、和やかに行いました。誕生日を迎えた舎生は「頼りになる先輩になりたい!」と抱負を話してくれました。
 全員が揃うといつも楽しそうに、自然と笑顔が溢れます。今年度も残りわずかです。たくさん思い出を作っていきましょう!

幼稚部・小学部1年 豆まき会

 2月3日(金)に豆まき会を行いました。大きな青鬼が登場しましたが、泣かずに豆をまくことができました。豆まきの後は鬼と仲良くなり、しましま模様の鬼のパンツやもじゃもじゃの頭を触らせてもらいました。最後はみんなで記念撮影をしてお別れをしました。みんなの心の鬼も退治することができたかな?


小学部4年 生活単元学習「調理活動」

 小学部4年では、2月17日(金)に調理活動を行いました。今回の調理のテーマは、「バランスのよい食事メニューを考える」です。給食を参考にしながら、主食、主菜、副菜、汁物がバランス良く食べられるように計画しました。児童が考えたメニューは、卵とチャーシューが入った醤油ラーメン、サラダ、デザートです。頑張って作った昼食の感想は・・・「今までで食べたラーメンの中で一番美味しい!!」だそうです。笑顔いっぱいで活動できました。

理療部 国家試験にある科目 その1 解剖学

 高等部保健理療科の生徒はあん摩マッサージ指圧師、専攻科理療科の生徒は、それに加え、はり師、きゅう師の資格取得も目指して学習しています。いずれも国家資格ですが、では、どのような科目が受験科目にあるでしょうか?3つの資格に共通の科目として、医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論・経絡経穴概論、東洋医学臨床論があり、それに加えて、あん摩マッサージ指圧師は、あん摩マッサージ指圧理論、はり師ははり理論、きゅう師はきゅう理論があります。
 本日は、その中でも重要な科目である解剖学についてご説明します。解剖学は、ヒトの「筋肉」「血管」「神経」「内臓」などの組織や器官の正常な形態や構造などを学ぶ学問です。
 なかなか教科書で、文字だけ読んでも理解しにくい科目なので、晴眼者(視覚に障害のない者)は解剖学アトラス(人体解剖のイラストや写真の図譜)などを使って学習します。しかし、盲学校の弱視や全盲の生徒は、解剖学アトラスを使用しての学習は困難なので、解剖模型を使用して学習しています。

中・高等部学部朝会

2月14日(火)の学部朝会では、生徒からの発表(前半)ということで、3名の生徒が現場実習の報告をしました。
現場実習の様子や反省等について、スライドや写真を使って発表しました。どんな目標をもって取り組んだか、また達成できたかを報告し、次年度の目標や進路も見据えた立派な発表でした。
次回は、3/7(火)に生徒からの発表(後半)を行う予定です。

高等部オンライン交流 Part2

2月7日(火)、長野県立松本盲学校と英語でオンライン交流(2回目)を行いました。
今回は本校生徒が松本盲学校の生徒に質問したり、質問されたことに答えたりして、活発に英語でやりとりをしていました。前回のお互いの学校紹介や自己紹介で気になったことを聞き合い、更にお互いを知ることができました。
最後は、日本語も交えて2回の交流について感想を述べ合いました。

節分

 2/3(金)は節分でしたが、当日は閉舎日ということもあり、前日の夕食時に、豆ごはん、いわしの煮付け、おやつとして黒糖ビーンズと、節分を感じることのできるメニューをいただきました。恵方巻きとはいきませんでしたが、寄宿舎の玄関ホールには節分の由来を掲示し、また、飾り付けも施したことにより、十分に季節感を味わうことができました。

幼稚部・小学部1年 雪遊び

 1月30日(月)は天気がよかったので、雪遊びをしました。大きなそりに二人並んで横になって引っ張ってもらったり、雪の山に寝そべったりしました。引っ張ってもらったときの振動や顔に当たった日差しの暖かさを感じて、とてもいい表情をしていました。また、大きい雪玉や小さい雪玉を使って「重い」「軽い」の勉強もしましたよ。次回は築山でそり滑りに挑戦できるといいですね!

令和4年度校内研修等講師派遣事業 安心できる学校づくり研修会

2月2日(木)、青森県総合学校教育センター・教育相談課の工藤直子指導主事をお招きして、安心できる学校づくり研修会を行いました。
「SOSの出し方に関する教育の充実」をテーマに掲げ、SOSを出せない子どもたちの心理やSOSを出しやすい環境づくりについて御助言をいただきました。
児童生徒からのサインを見逃さず、万が一兆候が見られた場合は、教職員が一体となって対応できるような体制づくりを進めていきたいと思います。