県盲だより

2021年10月の記事一覧

校長のひとりごと

旧校舎解体作業が進んでおります。先週中半くらいから重機が入って10月18日時点でここまで解体されました。校舎周辺の環境も考え、騒音・振動測定器も設置されております。とても重機操作が繊細で見とれてしまいました。
 

第3回よつばクラブ

 10月14日(木)に第3回よつばクラブが行われました。お母さんとお子さんが楽しい歌に合わせながらスキンシップをとるふれあい遊び、秋の食べ物を収穫するゲームなどをして楽しく遊びました。ふれあい遊びでは、お母さんの手の温もりを感じながら、身体や耳でいろいろな感覚を味わい、安心感に満ちたかわいい笑顔をのぞかせていました。ゲームでは秋の食べ物を手でつかんだり、引っ張ったりして、本物のりんごや栗、さつまいもなどをたっぷり触って確かめたり、匂いを嗅いだり。いろいろな感覚を使って、秋の世界をたっぷり感じることができました。

理療部合同体育 その2

 「県盲だより」で5月20日に理療部合同体育について軽く触れましたが、現在、理療部の合同体育では、フロアバレーボールを行っています。
 フロアバレーボールは日本発のスポーツで、全盲や弱視の視覚障がい者と健常者が一緒にプレイできるように考案されており、ネットと床の間にボールを通して相手コートに打ち返す〝二次元のバレー〟と呼ばれています。
 残念ながら2020年、2021年はコロナの為に中止となりましたが、2019年には岩手県花巻市において「第3回全国盲学校フロアバレーボール大会」が開催されています。 

小学部の体育

 小学部のある日の体育の様子をご紹介します。マット運動で、前転や横転にチャレンジしました。前転はおへそを見ながら、横転は手と足をまっすぐに伸ばして転がることができました。アザラシのポーズでは、うつ伏せの姿勢から上体を反らし、頭に足をつけることができました。顔もしっかり上を向いています。体が柔らかくなってきて、喜んでいる3年生です!

山口小学校との交流及び共同学習

 10月6日(水)、平内町の山口小学校の4年生、5年生の皆さんが来校し、本校の児童と交流及び共同学習を行いました。児童は、対面式で自己紹介をしたり、ゲームで転がしドッジボールをしたりして山口小学校の皆さんと関わり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 山口小学校の皆さんは、校内見学や視覚障害便利グッズの体験、点字の読み書き、手引き歩行など、視覚障害に関するいろいろな体験も行いました。