県盲だより

2022年11月の記事一覧

小さな音楽会

  芸術の秋、本校では「小さな音楽会」と題して、中学部3年の生徒による発表会が行われました。アカペラで始まった音楽会に、30名近い観客は一気に引き込まれました。独唱で、または伴奏者との二重唱で、5曲を歌い上げました。透き通った、伸びやかな高音の歌声が、体育館に響き渡っていました。歌い終えた生徒からは「小さな音楽会を今年もやりたい!という目標をもって、音楽の先生と一緒に曲目を選んだり、自分で曲順を考えたりしました。今日こうして開催できて、本当に嬉しかったです」と、達成感に満ちた笑顔で感想が話されていました。
曲目 ♫Kum Ba Yah
   ♫夢の世界を
   ♫翼をください
   ♫Friends
   ♫夏は来ぬ
  

寄宿舎自立活動

  寄宿舎では、一人ひとりに合わせた内容で「寄宿舎自立活動」を行っています。今回は2名の活動の様子を紹介します。
 1名は誕生日に合わせ、プレゼントのボールで遊んだり、ケーキを食べたりして楽しいひとときを過ごしました。
  もう1名は調理活動を行い、インスタント食品を使いながら、好みの味付けに仕上げ、満足のいく活動となりました。

東盲研、東北・北海道理教研、青特研視覚障害教育部会を開催しました

 令和4年11月10日(木)、11日(金)に東北盲学校教育研究大会「青森大会」、東北・北海道理療科教育研究会「青森大会」、青森県特別支援学校教育研究会視覚障害教育部会研究大会を本校主管で開催いたしました。
 東北地区(理療科は北海道を含む)の盲学校・視覚支援学校における各教科・領域の指導や寄宿舎の指導等の直面している諸課題について研究発表・協議を行い、活発に意見交換や情報交換を行うことができました。また、県内外の多くの先生方にご助言をいただき、大変勉強になりました。ご助言いただいた先生方、ありがとうございました。

理療部 県盲祭 あん摩コーナー

 10月28日は本校の文化祭、県盲祭でした。理療部では毎年、あん摩体験コーナーを設けています。1年生にとっては、校外の人に対して手技を行う初めての舞台です。生徒たちはコツコツと積んできた日頃の練習の成果を発揮できる場を与えられ、緊張しながらも精一杯、来場者の方々に施術を行っていました。