県盲だより
行事&学校の様子
幼稚部・小学部1年 豆まき会
2月3日(金)に豆まき会を行いました。大きな青鬼が登場しましたが、泣かずに豆をまくことができました。豆まきの後は鬼と仲良くなり、しましま模様の鬼のパンツやもじゃもじゃの頭を触らせてもらいました。最後はみんなで記念撮影をしてお別れをしました。みんなの心の鬼も退治することができたかな?
小学部4年 生活単元学習「調理活動」
小学部4年では、2月17日(金)に調理活動を行いました。今回の調理のテーマは、「バランスのよい食事メニューを考える」です。給食を参考にしながら、主食、主菜、副菜、汁物がバランス良く食べられるように計画しました。児童が考えたメニューは、卵とチャーシューが入った醤油ラーメン、サラダ、デザートです。頑張って作った昼食の感想は・・・「今までで食べたラーメンの中で一番美味しい!!」だそうです。笑顔いっぱいで活動できました。




理療部 国家試験にある科目 その1 解剖学
高等部保健理療科の生徒はあん摩マッサージ指圧師、専攻科理療科の生徒は、それに加え、はり師、きゅう師の資格取得も目指して学習しています。いずれも国家資格ですが、では、どのような科目が受験科目にあるでしょうか?3つの資格に共通の科目として、医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論・経絡経穴概論、東洋医学臨床論があり、それに加えて、あん摩マッサージ指圧師は、あん摩マッサージ指圧理論、はり師ははり理論、きゅう師はきゅう理論があります。
本日は、その中でも重要な科目である解剖学についてご説明します。解剖学は、ヒトの「筋肉」「血管」「神経」「内臓」などの組織や器官の正常な形態や構造などを学ぶ学問です。
なかなか教科書で、文字だけ読んでも理解しにくい科目なので、晴眼者(視覚に障害のない者)は解剖学アトラス(人体解剖のイラストや写真の図譜)などを使って学習します。しかし、盲学校の弱視や全盲の生徒は、解剖学アトラスを使用しての学習は困難なので、解剖模型を使用して学習しています。
中・高等部学部朝会
2月14日(火)の学部朝会では、生徒からの発表(前半)ということで、3名の生徒が現場実習の報告をしました。
現場実習の様子や反省等について、スライドや写真を使って発表しました。どんな目標をもって取り組んだか、また達成できたかを報告し、次年度の目標や進路も見据えた立派な発表でした。



現場実習の様子や反省等について、スライドや写真を使って発表しました。どんな目標をもって取り組んだか、また達成できたかを報告し、次年度の目標や進路も見据えた立派な発表でした。
次回は、3/7(火)に生徒からの発表(後半)を行う予定です。
高等部オンライン交流 Part2
2月7日(火)、長野県立松本盲学校と英語でオンライン交流(2回目)を行いました。
今回は本校生徒が松本盲学校の生徒に質問したり、質問されたことに答えたりして、活発に英語でやりとりをしていました。前回のお互いの学校紹介や自己紹介で気になったことを聞き合い、更にお互いを知ることができました。



今回は本校生徒が松本盲学校の生徒に質問したり、質問されたことに答えたりして、活発に英語でやりとりをしていました。前回のお互いの学校紹介や自己紹介で気になったことを聞き合い、更にお互いを知ることができました。
最後は、日本語も交えて2回の交流について感想を述べ合いました。
節分
2/3(金)は節分でしたが、当日は閉舎日ということもあり、前日の夕食時に、豆ごはん、いわしの煮付け、おやつとして黒糖ビーンズと、節分を感じることのできるメニューをいただきました。恵方巻きとはいきませんでしたが、寄宿舎の玄関ホールには節分の由来を掲示し、また、飾り付けも施したことにより、十分に季節感を味わうことができました。
幼稚部・小学部1年 雪遊び
1月30日(月)は天気がよかったので、雪遊びをしました。大きなそりに二人並んで横になって引っ張ってもらったり、雪の山に寝そべったりしました。引っ張ってもらったときの振動や顔に当たった日差しの暖かさを感じて、とてもいい表情をしていました。また、大きい雪玉や小さい雪玉を使って「重い」「軽い」の勉強もしましたよ。次回は築山でそり滑りに挑戦できるといいですね!
令和4年度校内研修等講師派遣事業 安心できる学校づくり研修会
2月2日(木)、青森県総合学校教育センター・教育相談課の工藤直子指導主事をお招きして、安心できる学校づくり研修会を行いました。
「SOSの出し方に関する教育の充実」をテーマに掲げ、SOSを出せない子どもたちの心理やSOSを出しやすい環境づくりについて御助言をいただきました。

「SOSの出し方に関する教育の充実」をテーマに掲げ、SOSを出せない子どもたちの心理やSOSを出しやすい環境づくりについて御助言をいただきました。
児童生徒からのサインを見逃さず、万が一兆候が見られた場合は、教職員が一体となって対応できるような体制づくりを進めていきたいと思います。
自由な時間の使い方
とある日の自由時間について紹介します。
女子舎生は共有スペースで好きなキャラクターをパソコンで調べたり、飲み物を飲んで一休みしたりしています。男子舎生は自室でスマホを見たり、ゲームをしたり、国家試験を控えている舎生は熱心に勉強に取り組んでいます。1日の中で少しでもホッとできる時間を作りながら、有意義な寄宿舎生活を送ってほしいと思います。
第21回 1/24 理療部 中・高等部 青森市文化賞スポーツ賞表彰式
1月24日、ホテル青森にて「令和4年度青森市文化賞スポーツ賞表彰式」が執り行われました。
本校から、高等部普通科2年の生徒1名が「文化奨励賞」と「スポーツ奨励賞」、専攻科理療科の生徒2名が「スポーツ奨励賞」に選ばれ、表彰式に出席しました。
表彰式では、生徒それぞれが小野寺市長から直々に表彰盾をいただき、緊張と嬉しさでいっぱいの様子でした。
また、令和4年度の受賞者で「文化奨励賞」と「スポーツ奨励賞」のダブル受賞は、本校の生徒のみという快挙を成し遂げました。
受賞者の皆さん、誠におめでとうございます。
受賞者の皆さん、誠におめでとうございます。
理療部 バリアフリー演劇 バックステージツアー
1月16日にもお伝えしましたが、同日、東京演劇集団風の皆様によるバリアフリー演劇「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~」を鑑賞しました。
演劇の前に、1時間の時間を取って、バックステージツアーを行っていただきましたので、その時の様子をお伝えします。
なかなか演劇に足を運んでも、バックステージを見学できる機会はありません。今回は生徒1人に対して、1人の劇団員の方がついて下さり、丁寧に解説しながら、バックステージの案内をして下さいました。
照明や音響の解説もしてくださり、生徒は真剣に話を聞いていました。
照明や音響の解説もしてくださり、生徒は真剣に話を聞いていました。
東京演劇集団風の皆様、本当にありがとうございました。



中・高等部 性に関する学習会
1月19日(木)5校時、中・高等部の生徒4名を対象に性に関する学習会を実施しました。学習会は、青森市保健所あおもり親子はぐくみプラザの保健師の方を講師にお招きし、命のはじまりから思春期と性との関わり合いまでを学習しました。
妊婦体験ジャケットや赤ちゃん人形を使った抱っこやおむつ交換などの体験活動もあり、普段体験することのない感覚に生徒たちは興味津々でした。








ALTとの学習&高等部オンライン交流
1月19日(木)、小学部の児童と中・高等部の生徒達が2グループに分かれて、ALTとの学習を行いました。
一つのグループは、ALTと「Simon says」というゲームで、自分の顔の部分を触って英語の言い方を学びました。その後の正月遊び「福笑い」では、アイマスクを着けて、『おかめ』と『ひょっとこ』の2種類を体験しました。
もう一つのグループは、ALTと一緒に、長野県立松本盲学校と英語でオンライン交流しました。自己紹介や学校紹介では、お互いの出身地や趣味、学校の生徒数や部活動等について情報交換しました。





一つのグループは、ALTと「Simon says」というゲームで、自分の顔の部分を触って英語の言い方を学びました。その後の正月遊び「福笑い」では、アイマスクを着けて、『おかめ』と『ひょっとこ』の2種類を体験しました。
もう一つのグループは、ALTと一緒に、長野県立松本盲学校と英語でオンライン交流しました。自己紹介や学校紹介では、お互いの出身地や趣味、学校の生徒数や部活動等について情報交換しました。
次回のALTの学習は、2月の予定です。
第3回 寄宿舎避難訓練
1/17(火)19:30~19:50に、地震後に火災が発生した想定で避難訓練を実施しました。皆、慌てず落ち着いた様子で避難することができました。今回の避難場所は寄宿舎食堂でしたが、寒い時期の避難には防寒着なども必要なことを話題にしました。今後も速やかに避難できるよう、気持ちを引き締めながら生活することを確認しました。
幼・小学部集会
1月12日(木)に3学期最初の小学部集会を行いました。冬休みに楽しかったことの発表では、絵日記を基に、家族で焼きうどんを作って食べたことや、親戚の家に遊びに行ったこと、雪片付けのお手伝いをしたことなどを発表しました。3学期に頑張りたいことについては、勉強のこと、健康のこと、遊びのことなどを発表することができました。最後は学部主任から、3学期の行事や、3学期に頑張ることについてお話がありました。3学期はまとめの学期です。寒さに負けず、元気に勉強を頑張っていきましょう!



文化芸術による子供育成推進事業ーユニバーサル公演事業ー
1月16日(月)、本校体育館にて東京演劇集団風の皆様によるバリアフリー演劇「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~」を鑑賞しました。本事業は、「令和4年度 文化庁主催事業 文化芸術による子供育成推進事業ーユニバーサル公演事業ー」によるもので、本校が採択されて実現しました。このバリアフリー演劇は、音声ガイドや手話、字幕がライブで客席全体に流されることで、場面の状況がより分かりやすいものとなっているものです。
待ちに待った本公演、生徒達は間近で感じる劇団の方々の演技とその迫力、音や振動、体育館に設置された本格的な舞台や衣装・・・幼児児童生徒みんなが演劇の世界に引き込まれ、熱心に鑑賞していました。
東京演劇集団風の皆様、公演はもちろん、バックステージツアーなどたくさん貴重な経験をさせていただきありがとうございました!
















理療部 冬休み後の学部集会
冬休みが終わり、1月12日から学校がスタートしました。
本校、理療部は前・後期の2学期制で、まだ後期の途中ですが、生徒たちは、全員元気に登校しました。
休業中に事件や事故に巻き込まれることもなく、生徒たちが元気に登校できたことが何よりの成果です。
生徒の皆さんは、これからも寒い日が続きますが寒さ対策をしっかりとして健康で元気に過ごしてください。
特に3年生は2月末に国家試験が控えてますので、しっかり体調管理を行い、自分の心や体を常に万全に保って試験に臨んで下さい。



職員研修「視覚補助具研修会」
1月10日(火)、五所川原市はら眼科の視能訓練士 中真也先生をお招きして「視覚補助具研修会」を行いました。実態に応じた視覚補助具の選定と指導について、補助具を操作しながら学びました。また、指導事例をもとに選定や指導について御助言いただくことができました。学んだことを今後の指導・支援に役立てたいと思っています。中先生、大変有意義な研修の場をありがとうございました。幼児児童生徒の皆さん、レベルアップした先生たちを楽しみにしていてくださいね★



職員研修「校内研究発表会」
皆さん、元気にお過ごしでしょうか。1月6日に、職員研修「校内研究発表会」を行いました。各学部や教科グループ、寄宿舎での実践や授業研究を発表し合いしました。幼稚部から専攻科まで幅広い年齢層で様々な学習が行われている盲学校だからこそ、このような職員間での情報共有及び意見交換の場は大切であると感じています。今年も、よりよい指導・支援について全職員で研究していきたいと思います。



2学期終業式・理療部学部集会
12月21日(水)幼・小学部、中・高等部2学期終業式及び理療部学部集会が行われました。2学期は県盲祭や中学部修学旅行、産業現場等における実習、知事とのフレッシュトーク、スケート教室など、たくさんの行事や活動がありました。多くの体験を重ね、幼児児童生徒がそれぞれ成長した2学期でした。
冬休み中は体調管理に努めながら、楽しく充実した時間を過ごしてほしいと思います。
冬休み中は体調管理に努めながら、楽しく充実した時間を過ごしてほしいと思います。