県盲だより

2022年7月の記事一覧

点字・歩行研修会

 皆さん夏休みはどうお過ごしですか(^▽^)?先生達は指導力の向上を目指して点字・歩行研修会を実施しました。先生達も勉強してるんですよー!!!夏休み明けレベルアップした先生達に会うのを楽しみにしてくださいね!

盲学校サマースクール

 7月23日(土)令和4年度 盲学校サマースクールを実施し、本校教育相談を利用する児童生徒及びその保護者、担任の先生計11名が参加されました。
 児童生徒は2チームに分かれて、校内地図や指令者からのヒントを手がかりに県盲お宝探しをして協力しながら活動を楽しむ様子が見られました。保護者は、お子さんの活動の様子をご覧になったり、情報交換をしたりして交流することができました。

幼・小学部集会

 7月22日に1学期最後の学部集会を行いました。1学期に頑張ったことの発表では、写真を用いて普段の頑張りを紹介したり、製作した鈴をつけてねぶたの曲に合わせて跳ねたり、トライアングルを披露したりと、それぞれ充実した1学期を過ごした様子が伝わる内容となりました。また、最後に学部主任から夏休みの生活についてお話があり、みんなで気を引き締めました。いよいよ夏休み。暑さに負けず、元気に過ごしましょう!

幼・小学部、中・高等部1学期終業式 理療部学部集会

 7月22日(金)幼・小学部、中・高等部1学期終業式及び理療部学部集会が行われました。72日間という短い間でしたが、新たな仲間や先生との出会いがあり、多くの学びや体験を重ね、幼児児童生徒一人一人が大きく成長した72日間でした。
 夏休みは、熱中症や新型コロナウイルス感染症の予防に努め、元気で楽しい時間を家族の方と過ごしてほしいと思います。
 

球技部 全国盲学校フロアバレーボール大会 東北地区予選

球技部・東北大会準優勝

 7月14日、仙台市で行われた東北地区盲学校フロアバレーボール大会にて、本校は準優勝となりました。
 初戦の盛岡視覚支援学校戦は、15対13、3対4の僅差で勝つことができました。
 福島視覚支援学校との決勝戦は、4対15、6対15で勝利を逃す結果となりましたが、最後まで粘り強く戦うことができました。
 アタックヒットにはじまり、気迫のこもった声ともどものブロック、針の糸を通すようなサーブ、闘志あふれるレシーブ、そして、キャプテンのチームを鼓舞するアタックと、練習ではなかったプレイが随所にみられました。
 学校内外のみなさん、応援ありがとうございました。

寄宿舎「納涼会」

 7月20日(水) 18:20から、寄宿舎「納涼会」を寄宿舎駐車場で行いました。舎生から希望のあった千本引き、クイズ、的当てを用意し、それぞれに好きなゲームを行い盛り上がっていました。少人数ではありましたが歓声が飛び交い、あっという間に時間が過ぎていきました。最後は吹き出し花火と手持ち花火で締めくくり、楽しいひとときを過ごしました。
 

中・高等部 野外活動

 7月12日(火)、中・高等部の野外活動を実施しました。天候にも恵まれ、道中の風景をバスの車窓から感じながら穏やかな移動時間を過ごし、目的地の三沢航空科学館に到着しました。三沢航空科学館では、様々な学習ブースで自然科学や宇宙科学を学びました。
 その後、三沢空港レストランに移動し昼食を摂りました。発着時間の都合上、惜しくも飛行機を間近に見ることができませんでしたが、レストランでは、窓越しにエアポートを臨みながら食事を楽しみました。
 今年度の野外活動も学び多く有意義な時間を過ごすことができました。
   
   

PTA活動「茶話会」

 7月15日(金)茶話会が行われました。前半は花の植え込み、後半は懇談を行いました。花の植え込みは、プランターに色とりどりの花を植えたので、とてもきれいな鉢植えが出来上がりました。玄関周辺に飾りますので、ご来校の際はぜひご覧ください。
 茶話会は、他校との交流や進路など、様々な話題で盛り上がりました。限られた時間ではありましたが、親睦が深められたのでは、と感じています。

小学部4年 原別小学校との交流及び共同学習

 7月15日(金)、原別小学校との交流及び共同学習を行いました。参加児童は、本校の小学部4年が1名、原別小学校は1年から5年までの7名です。原別小学校で風船バレーや大縄跳び、鬼ごっこと、集団ならではの運動遊びをしました。参加児童はたくさん走り、たくさん笑い、たくさんお話をし、充実した時間を過ごすことができました。次は本校での交流を計画しています。次の交流が楽しみですね!

中・高等部総合的な学習(探究)の時間 青森聾学校訪問

 先月、中・高等部の総合的な学習(探究)の時間で、新しい盲学校・聾学校の校舎や周辺に必要な環境や設備について考える一環として、青森聾学校の周辺を実際に歩き、見えにくい人、聴こえにくい人たちが安全に移動できる環境について調査しました。
 今回は、聾学校を訪問して校舎の環境を確認し、はじめて見るものや疑問に感じたことをタブレット端末で記録し、画面に映し出して共有しながら質問することができました。また、交流の場面では、覚え立ての手話で挨拶や自己紹介をしたり、実際の手話通訳やUDトークなどの情報保障を目の当たりにしたりして、聴覚障害者とのコミュニケーションについて体験できました。
 この2回の調査活動で集めた貴重な情報を整理し、知事とのフレッシュトークや県盲祭等で発表したいと思います。
 青森聾学校の中学部、高等部の皆さん、ご協力いただき、ありがとうございました。

東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会 選手団出発

 7月14日(木)東北盲学校フロアバレーボール宮城大会に向けて選手団が出発しました。14日は、公式練習、15日は、試合が行われます。球技部の選手たちは、この大会に向けて、一生懸命練習をしてきました。
 在校生、職員の盛大な見送りに主将から「頑張ってきます!」との力強い挨拶がありました。選手の皆さんの健闘を期待しています。
  

専攻科理療科 あん摩実技

 先月、専攻科理療科の「指圧実技」の授業風景を紹介しましたが、今回は「あん摩実技」を紹介します。
 本校では、「あん摩実技」は1,2年次に学びます。「臨床実習」の授業には2年次の後期から出ますが、ほとんどの生徒が手技はあん摩で行っています。あん摩は古代の中国で誕生し、日本に渡来したもので、「按摩」とも書き、「按」は「おさえること」、「摩」は「なでること」を意味し、東洋医学の基本理念である「虚実(きょじつ)」という概念に応じた使い分けを行い、気血の流れをよくして疾病を治癒に導く施術方法です。

小学部4年宿泊学習

7月7日(木)~8日(金)、小学部4年児童1名、教師2名で宿泊学習に行ってきました。1日目はワラッセでのハネト体験や腰鈴づくり体験、かっぱ寿司での夕食後、寄宿舎に泊まりました。2日目の午前中は観光物産館アスパムの展望台から単眼鏡を使って景色を見たり、青森を題材とした映画を見たりしました。
2日目の午後は、ねぶた師の北村春一先生が、制作途中のNTTグループねぶたを見せてくださいました。そしてなんと!!特別にねぶたへの色つけ体験をさせていただきました。今年の夏は、小学部児童がちょ~っとだけ制作したねぶたが運行します。楽しみですね!児童の体験活動に御協力くださった北村春一先生、NTTグループねぶたの皆様、ありがとうございました。

全校朝会

 7月11日(月)全校朝会が行われました。
 内容は、6月に福島県で行われた東北地区盲学校文化・体育大会の表彰と、今週7月14日に行われる東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会の壮行式です。
 表彰式では、参加選手全員へ校長先生より賞状が、授与されました。
 また、壮行式では、フロアバレーの大会への意気込みを選手一人一人が、発表し、円陣を組みました。是非、宮城大会で優勝し、8月の山口県で行われる全国大会を目指してほしいと思います。選手の皆さん頑張ってください。
  

「短冊に願いを込めて」

 「七夕」の季節になりました。寄宿舎では玄関ホールに笹飾りを設置し、全校に呼びかけ、短冊に願いを書いてさげました。この日の夕食は、「七夕そうめん」「星のコロッケ」「七夕くずまんじゅう」が用意され、七夕の雰囲気を味わいました。
 短冊には「コロナが早くなくなりますように」「警察官になれますように」「チョコレートをたくさん食べたい」「みんなが健康でありますように」など、沢山の願いがありました。みんなの願いが叶いますように!



ALTとの学習

 6月30日(木)中・高等部の生徒達が2グループに分かれて、ALTとの学習を行いました。
 1つのグループは、クイズ形式で小学部の児童とALTに東北地区盲学校文化・体育大会の報告を英語で行いました。報告の最後に、ジャベリックスローの競技で使用するターボジャブに触れたり、持ったりして競技の雰囲気を味わいました。
 もう一つのグループは、書道家の國重友美さんが創作した書道アート『英漢字』を紹介し、ALTと一緒に書道でオリジナルの『英漢字」を書きました。初めは悩みながらも、できあがった時にはみんなに笑顔が見られました。
 次回のALTの学習は夏休み前に行う予定です。

幼稚部、小学部1年「七夕会」

 7/6(水)に七夕会を行いました。振りをつけて「たなばたさま」を歌ったり、制作した飾りや短冊を発表したりしました。幼児の願い事は「すべり台でたくさん遊びたい」、児童は「給食でまたメロンが出ますように」でした。また、幼児が普段の授業で練習しているトライアングルも披露し、みんなからたくさん拍手をもらいました。
 明日は七夕です。みんなの願いが叶うといいですね!

寄宿舎 女子棟グループ お誕生会

 女子棟グループのとある一日の様子です。
 女子舎生全員が揃った日に、誕生会を開きました。お菓子を食べたり、たくさんお話をしたり、メッセージを書いた色紙のプレゼントもありました!サプライズでお祝いしてもらった舎生は大喜び♪
 また、色紙作りや当日の司会、プレゼントを渡す係を担当し、それぞれが喜んでもらおうと頑張って準備をしました。
 笑顔があふれ、楽しい時間を過ごすことができました!

保護者を対象とした進路講話

 7月1日、保護者の方たちを対象とした進路講話を行いました。保護者の方たちと意見を交えながら、家庭との連携の在り方について考える機会とするために、近年の進路状況や幼児児童生徒の進路実現に向けた本校の取り組みについてお話しました。今後もこのような機会を多く設けたいと思います。

令和4年度 卒業生・修了生 進路先

令和3年度、本校の卒業生・修了生の主な進路先は、

 【進学】
   国立大学
   本校小学部
   本校専攻科理療科
 【就職】
   農業関係
 【福祉サービスの利用】
   就労移行支援
   就労継続支援B型
   自立訓練

でした。

中・高等部 総合的な学習(探究)の時間

 今年度、本校ではドリカム人づくり推進事業の予算を活用させていただき、中・高等部の生徒たちが総合的な学習(探究)の時間に「未来の盲学校・聾学校について考えよう」というテーマで学習に取り組んでいます。
 新しい盲学校・聾学校の校舎や周辺に必要な環境や設備について考える一環として、校舎移転先となる青森聾学校の周辺を実際に歩き、見えにくい人、聴こえにくい人たちが安全に移動できる環境について調査する活動に取り組みました。
白杖やタブレット端末を片手に実際に歩いてみたことで、点字ブロックがすり減っていたり、道路のすぐ脇に用水路があったりするなど、盲学校の生徒にとって安全に歩けるか心配な箇所もあることが分かりました。
 次回7月には、青森聾学校を訪問し、生徒と交流したり、校舎の環境を確認したりして、聴覚障害者とのコミュニケーションについて学びたいと思います。

北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会

6月30日、北東北3県盲ネットワーク研修授業研究会を行いました。北東北3県の盲学校・視覚特別支援学校が互いに授業を見合い、学び合おうとする研修会です。秋田、盛岡の視覚特別支援学校から、オンラインで3名が参加しました。研究会の中では、助言者である元校長の對馬礼子様から、「視覚障害教育において大切に思うこと」というお話をいただきました。早速、今日の授業から生かしていきたいと思っています。大変貴重なお話に感謝いたします。