行事&学校の様子
理療部 あん摩実技デモンストレーション
10月23日、新青森県総合運動公園マエダアリーナで、県内の特別支援学校高等部の生徒を対象にした「青森県特別支援学校技能検定・発表会」が開催されました。参加者は、技能検定にチャレンジしたり、興味のあるテーマの発表をしたりと日頃の学習成果を発揮しました。
本校の高等部保健理療科1年、2年生、専攻科理療科1年は、あん摩コーナーであん摩実技のデモンストレーションを実施しました。1年生は、校外の人に施術するのは初めての経験で、緊張しながらも頑張って実技に取り組んでいました。
高等部普通科 アンジェリック出前講座
10月21日(月)、高等部普通科が総合的な探究の時間に取り組んでいる「県盲カフェ」の活動の一環として、外部講師を活用した出前講座が行われました。青森市の洋菓子店「アンジェリック」のオーナーシェフである一戸氏が来校され、生徒達が製作・販売しているクッキーについて、デモンストレーションを交えてアドバイスしてくださいました。講座の中では、材料の計量やお菓子の種類に合った混ぜ方のほかに、「バターや生地の、この感触を手で覚えてくださいね」などポイントについて分かりやすく教えてくださいました。合間には生徒一人一人の質問に丁寧に答えてくださいました。「生地は、その日の気温や室温で変わります。おいしくしようと粉をこねればこねるほど、逆に粉にとってストレスとなって固くなってしまう。人に接するのと同じように、その日の様子を確かめながら、優しく、大切に触れてあげることで、生地もおいしくなろうとしてくれます」と話されました。今日のクッキー製作体験教室を通して、生徒達は単にクッキーを美味しくする技術だけでなく、自分達が日頃大切にしている手の素晴らしさや、人や物を思いやりながら接する心の大切さを改めて学ぶことができました。
高等部県盲カフェ with 理療部マッサージ感謝祭
10月10日(木)県盲カフェ968(クローバー)を開店しました!
今回は理療部のマッサージ感謝祭とコラボして、マッサージを受けられたお客様に、手作りクッキーとドリンクを振る舞いました。お客様、施術を担当した理療部生徒や卒業生の方が出テーブルを囲み、昔の盲学校の思い出やこれからの盲学校のことなど話が弾んで、にぎやかなカフェとなりました。クッキーの種類やテーマについて生徒達から直接説明すると、「とてもおいしいよ」「かわいくて食べるのがもったいない!」などの感想やアドバイスをいただき、生徒達にとっても良い刺激になりました。地域の方々が集って、盲学校の思い出やこれからを語らうカフェを開きたいという生徒達の思いが実を結んだ1日となりました。今回いただいた意見も参考にしながら、11月2日の県盲祭ではたくさんのお客様に満足していただけるようなカフェを目指してがんばります!
理療部 マッサージ感謝祭
本校は、青森市安田への移転が決まっていることから、理療施術をとおして、長年にわたり本校の教育活動にご協力いただいた地域の方々に感謝の気持ちを表す機会として、10月10日にマッサージ感謝祭を実施しました。マッサージ感謝祭は来年度も行う予定なので、多くの方のご来場をお待ちしております。
手で見る動物園「HandZoo(ハンズー)」開園
本校では動物のぬいぐるみの寄贈を受け、多種多様のぬいぐるみを展示した「手で見る動物園」を10月4日(金)に開園しました。名称は幼児児童生徒及び職員の投票により、「HandZoo(ハンズ―)」と名付けました。
開園当日は寄贈者が来校し、幼児児童生徒に直接、動物の紹介をしてくださいました。幼児児童生徒は大小様々の動物をじっくり触り、形や大きさを実感し、動物を身近に感じることができました。