県盲だより

行事&学校の様子

理療部 校外あん摩実習

 3月13日、理療部は、インターアクトクラブの活動の一環として、校外あん摩実習を実施しました。
 インターアクトクラブとは、ロータリークラブの支援を受けて設立される、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っていくためのものです。
 この校外あん摩実習は、ケアハウスにお伺いして、ケアハウスの利用者様や職員の方々にあん摩の施術を受けていただきながら生徒と利用者様たちで交流を図るという、生徒にとっては貴重な体験の機会です。
 一昨年はコロナの影響で実施できませんでしたが、今年も昨年に引き続き、無事、ケアハウスにお伺いして、校外あん摩実習を実施することができました。
 ご協力いただいたケアハウスゆうゆうの利用者様と職員の方々、本当にありがとうございました。

令和5年度 卒業証書授与式

 3月8日(金)卒業証書授与式が行われ、高等部普通科の4名が未来に向けて羽ばたきました。県立盲学校で学んだ数々の思い出を胸に、それぞれの進む道で活躍してくれることを願います。教職員一同卒業生のの皆さんのことを心から応援しています。また、卒業生の門出に際し、ご臨席いただいた保護者の皆様、御来賓の皆様誠にありがとうございました。

    

   

寄宿舎 一人暮らし体験

 寄宿舎では、数年ぶりに生活体験室での一人暮らし体験がありました。今回の対象は高3男子でした。この一人暮らし体験では、学校卒業後に自立する舎生が、一人で生きていくために必要な生活力を身につけるため、数日間一人暮らしを想定し、自室ではなく生活体験室で過ごしました。生活体験室には、和室とキッチンが備わっており、いろいろな家電や家具などがあります。朝食と夕食は舎食ではなく自分で献立を考え、食材を近くのお店で購入し、自炊しました。朝食は焼き魚や食パン、夕食はパスタやシチューなどをメインにし、試行錯誤しながら頑張って臨んでいました。

寄宿舎 ひな祭り

 3月3日(日)は、ひな祭りでした。寄宿舎では、ひな祭りの由来の提示や、装飾をしてひな祭りの雰囲気を味わいました。『ひな祭りは女の子の成長を祝う日』ということで、舎生とひな祭りに関するクイズをして、ひな祭りについて、楽しく知ることができました。ひな祭りの飾りの前で、皆で「はい、ポーズ♬」いい笑顔が撮影できました。

職員対象 研修報告会

 2月26日(月)、県内外で行われた各種研修会に参加した職員からの研修報告会が行われました。①視覚障害の特性を踏まえた学習指導の基礎・基本等について学んだことの報告、②ICT機器先進校のICT活用状況や施設・設備に関する報告、③身体介助と姿勢コントロールに関する報告がありました。多様な知識・技能が求められる特別支援教育において、広く学ぶ必要があることを実感した会となりました。