県盲だより

行事&学校の様子

理療部合同体育 その2

 「県盲だより」で5月20日に理療部合同体育について軽く触れましたが、現在、理療部の合同体育では、フロアバレーボールを行っています。
 フロアバレーボールは日本発のスポーツで、全盲や弱視の視覚障がい者と健常者が一緒にプレイできるように考案されており、ネットと床の間にボールを通して相手コートに打ち返す〝二次元のバレー〟と呼ばれています。
 残念ながら2020年、2021年はコロナの為に中止となりましたが、2019年には岩手県花巻市において「第3回全国盲学校フロアバレーボール大会」が開催されています。 

小学部の体育

 小学部のある日の体育の様子をご紹介します。マット運動で、前転や横転にチャレンジしました。前転はおへそを見ながら、横転は手と足をまっすぐに伸ばして転がることができました。アザラシのポーズでは、うつ伏せの姿勢から上体を反らし、頭に足をつけることができました。顔もしっかり上を向いています。体が柔らかくなってきて、喜んでいる3年生です!

山口小学校との交流及び共同学習

 10月6日(水)、平内町の山口小学校の4年生、5年生の皆さんが来校し、本校の児童と交流及び共同学習を行いました。児童は、対面式で自己紹介をしたり、ゲームで転がしドッジボールをしたりして山口小学校の皆さんと関わり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 山口小学校の皆さんは、校内見学や視覚障害便利グッズの体験、点字の読み書き、手引き歩行など、視覚障害に関するいろいろな体験も行いました。

点字競技会の練習開始

11月10日(水)に行われる東北地区盲学校点字競技会(通信大会)に向けた練習が始まりました。今年は中学部、専攻科から3名が選手登録しました。練習会場には点字を打つ音が響き、お互いに励ましたり、競い合いながら、練習に励んでいます。選手の皆さん、これから約1ヶ月間、頑張りましょう。

 

高等部2学期中間考査

 高等部の一部生徒の2学期中間考査が4日、5日の2日間で行われました。対象の生徒は、この日に向けて家庭や寄宿舎でもしっかり勉強してきた様子が見られ、いい緊張感の中で実施することができました。県盲祭の準備等、これから忙しくなりますので、少し休んで気持ちを切り替えてもらえればと思います。生徒のみなさん、お疲れ様でした!