県盲だより

行事&学校の様子

盲学校サマースクール「夏のつどい2024」

 7月20日(土)、本校の教育相談を利用している幼児児童生徒、保護者、弱視特別支援学級担任を対象とした、盲学校サマースクール『夏のつどい2024』を開催しました。5名の幼児児童が参加し、スポーツ・ゲーム活動【ディスゲッター】や制作活動【キーホルダー作り】を一緒に行いました。9つの的をフリスビーで落として点数を競う【ディスゲッター】では、投げるだけでなく、用具のセッティングや点数の計算など、みんなで協力しながら活動しました。また、【キーホルダー作り】では、冷えると固まる粘土を使って、色とりどりのキーホルダーや弾むボールなどを、思い思いに作ることができました。保護者を対象とした懇談では、「学校生活の様子」や「小学校との連携」について話題となりました。保護者同士で情報交換する貴重な機会となりました。

理療部 夏休み前の学部集会

 本校は前・後期の2学期制で、まだ前期の途中ですが、明日から夏休みです。
 学部集会では、理療部主任から「思い出作り」「4月からの振り返り」「休み中の過ごし方」をテーマにした話がありました。
 生徒の皆さんは、これからは暑い日が続きますが暑さ対策をしっかりとして、休み中によい「思い出作り」をして下さい。

理療部 校外学習

 理療部では、年1回、国家試験の科目にもある衛生学をより深く理解するために、学習内容に関係のある施設を見学しています。今年度は、衛生研究、衛生行政の内容と、青森県の感染症対策について理解を深める目的で、「青森県衛生研究所」を見学しました。
 生徒は施設の職員の方の説明を聞きながら、熱心に見学を行っていました。
 見学を受け入れていただきました「青森県衛生研究所」の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

喫茶968開店!

今年度の高等部普通科では、総合的な探究の時間に「県盲カフェ」の活動に取り組んでいます。
その活動の一環として7/17にクッキーの校内販売会を行いました。
販売するクッキーの種類は何度かの試作と生徒同士の話し合いから、イチゴパウダー入りの「桜」と抹茶パウダー入りの「クローバー」、コーヒー豆入りの「盲導犬」、プレーン味の「点字」の4種類となりました。うち2種類は、コーヒーや紅茶の出がらしを使ったSDGsクッキーにもなっています。
また、今回からカフェの愛称も生徒のアイデアにより968(クローバー)と決定しました。本番の県盲祭までにどんどん生徒同士でああしたいこうしたいという意見を出し合って、よりよい形で来場者の皆様に提供できるようになればと思います。

高等部作業班活動紹介①

高等部普通科の作業学習では今年度も引き続き名刺作りを行っています。
生徒が音声パソコンでデータ入力後、印刷した名刺に点字を打っていきますが、今年度はさらに名刺の右上部分の角を丸く加工する工程を追加しています。右上部分を丸く加工することで、名刺を受け取った方にとって、名刺の上下がわかりやすくなり、点字を読み取りやすくなるのと、作業する生徒自身が名刺の裏表を認識しやすくなるメリットがあります。
※写真は裏側から撮ったものです。