行事&学校の様子
幼・小学部 お楽しみ会~入学・進級おめでとう~
4月23日(水)、幼・小学部では「お楽しみ会~入学・進級おめでとう~」を行いました。自己紹介では好きなことや、今年頑張ることなどを発表し合いました。歌って動いて遊んだり、ボウリングをしたりして楽しんだ後は、事前に買い物学習で購入したジュースやお菓子で会食。最後は今年一年も頑張ろうということで「エイエイオー!!」のかけ声で締めくくりました。今年も幼児児童一人一人に合った支援、指導でたくさんの「やってみたい!」「行ってみたい!」「触ってみたい!」等の意欲を引き出していきたいです。
盲導犬ウルム おつかれさま、そしてありがとう!
花曇りの4月25日、県盲の大切な仲間である盲導犬ウルムの退任式が行われました。本校職員の相棒として、時に目となり、時にガイドとなり、10年間その職務を全うしました。盲導犬ウルムは、幼児児童生徒にとっても職員みんなにとっても心を癒やしてくれる存在でもありました。会の最後には、校長先生から感謝状が贈られ、幼児児童生徒とウルムを囲んで記念撮影をしました。リタイアした後は、北海道で新たな生活がスタートする予定とのことです。
視覚障がい者の安全な移動をサポートする大切なパートナーである盲導犬、これからも街中で盲導犬を見掛けることがあったら、ウルムを思い出すことでしょう。
盲導犬ウルム、これまで本当におつかれさまでした!そして、ありがとう!
交通安全教室
先日、きれいな桜が咲き誇る中、交通安全教室を実施しました。目標に応じて、A班・B班に分かれて学習しました。A班は学校を出発して、地下道を通ってバス停の使い方や横断歩道の渡り方などを練習しました。途中から降り出した雨にも負けず、音の出る信号や点字ブロックに注意しながら無事学校まで帰ってきました。
B班は青森市市民部生活安心課の交通安全推進チームの方を講師にお招きし、安全に関するお話を伺いました。パトカーや救急車など外で聞こえる様々な音を聞いたり、信号機や標識、点字ブロックに触れたりした後で、安全な横断歩道の渡り方について学びました。今後も交通事故の被害者にならないよう一人一人が気を付けていきましょう。
県盲桜✿満開
4月、新たな仲間を迎え、皆少しずつ授業や新しい環境に慣れてきたようです。
そんな幼児児童生徒達の成長を見守り続けている県盲の桜が、今年も満開になりました。
地域の方々にも愛されている桜は、青森県立盲学校の自慢の一つです。
桜の木の下、手を伸ばして花の感触や香りを確かめたり、風にそよぐ花の音を聴いたりしながら、皆、春の訪れを感じています。
校舎移転のその日まで、幼児児童生徒達の成長を見守り続けてほしいと願っています。
白杖マラソンプロジェクト キザキケイン贈呈式
この度、株式会社キザキ様から3本の白杖が寄贈されました。金沢大学と連携し、こども用の白杖を開発する取組から始まり、現在白杖マラソンプロジェクトとして全国の盲学校、視覚特別支援学校に寄贈され、本校で53校目になるということです。4月22日(火)に本校にて白杖贈呈式が行われ、幼児児童生徒を代表して高等部普通科3年の生徒が白杖を受け取りました。キザキケインは伸縮式のシャフト、手首に負担をかけないグリップなどの他に、危険時にロックが外れるストラップなどの特徴があります。代表生徒からは「これからも白杖を使って歩行をたくさん頑張っていきます」と感謝の言葉が述べられました。
避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練実施
4月17日(木)、避難スロープ・訓練用消火器体験及び避難訓練を実施しました。幼児児童生徒は、非常時に放送や職員の指示に従い、安全かつ迅速な避難の仕方や態度を身に付けることや、避難スロープ、消火器の使用を体験し安全な使用方法を身に付けること、職員は警備及び防火の計画に基づき火災発生時の動きを確認し、適切な対応方法について改善点等を考える機会とすることを目的に行われました。
スロープでは2階から1階へ長いスロープで避難する練習をし、消火器体験では消火器がどんな形をしているものなのかじっくり触ったり、安全ピンを抜いて放射するまでの仕組みを学びました。避難訓練では「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近づかない(お、は、し、も、ち)」を守り落ち着いて避難することができました。最後に防火扉についても確認し訓練を終えました。いざという時に慌てないように今後も取り組んでいきます。
理療部 オリエンテーション
新しい年度が始まり、理療部は高等部保健理療科1年と専攻科理療科に1人ずつ、新しい仲間を迎えスタートしました。
4月8日、理療部ではオリエンテーションが行われ、内容は、・学部目標について ・学習に臨む心構えについて ・衛生面について ・ワークショップ「私のストレス対処法」 などが行われました。
避難訓練シミュレーション実施
幼児児童生徒が元気に登校してくるのを待ちつつ、職員は着々と準備を始めていました。春休み期間中に災害発生時に職員が取るべき措置の内容や手順を確認し、幼児児童生徒の安全を確保できるようにするという目的の下、避難訓練シミュレーションを実施しました。
新しく赴任された先生方や新入学生を迎え在校生と共に避難するために、避難経路や人員報告の仕方の確認後に模擬避難訓練を行いました。又、新任の先生方を対象に火災報知器の使用確認やオリロー(垂直式救助袋)の操作方法の確認と体験も行いました。今回のシミュレーションをふまえ”もしも”に備えたいと思います。
寄宿舎「余暇時間の過ごし方」
今回は、舎生の余暇時間の過ごし方について紹介します。男子舎生は国家試験に向けて按摩やマッサージの練習を頑張ったり、指導員と一緒に趣味の将棋を指したり、ラウンジで談笑したりしています。女子舎生は学校にあるエアロバイクで体を動かしたり、自分の好きな曲を弾けるようになるためにキーボードの練習をしたり、テレビで野球観戦を楽しんだりしています。過ごし方は様々ですが、充実した余暇時間を過ごしています。
寄宿舎 女子舎生外出活動
女子舎生は2月19日(水)まるまつに出かけました。自分で選んだメニューを、自分から店員さんに伝えたり、指導員に手伝ってもらったりして注文しました。運ばれてくる食事を見て、「おいしそう!」という声が…。おいしい食事で笑顔になり、1年を振り返りながら話も弾み、和やかな時間を過ごしました。会計は一人ずつレジに並び、支払いをしました。女子舎生全員、満足して寄宿舎まで帰ってきました。
理療部 校外あん摩実習
3月12日、理療部は、インターアクトクラブの活動の一環として、校外あん摩実習を実施しました。
インターアクトクラブとは、ロータリークラブの支援を受けて設立される、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っていくためのものです。
この校外あん摩実習は、ケアハウスにお伺いして、ケアハウスの利用者様や職員の方々にあん摩の施術を受けていただきながら生徒と利用者様たちで交流を図るという、生徒にとっては貴重な体験の機会です。
今年も、無事、ケアハウスにお伺いして、校外あん摩実習を実施することができました。
ご協力いただいたケアハウスゆうゆうの利用者様と職員の方々、本当にありがとうございました。
寄宿舎 ひな祭り
3月3日(月)は、ひな祭りでした。寄宿舎では、ひな人形のイラストや装飾を掲示し、ひな祭りの雰囲気を味わいました。指導員から、『ひな祭りは中国から伝わった五節句のひとつである上巳の節句に由来します。女の子の健やかな成長を祈る年中行事のひとつで、桃の節句です』と説明がありました。また、夕食はちらし寿司にすまし汁、白桃ジュレ等、桃の節句にちなんだメニューを美味しくいただきました。
寄宿舎 ご苦労さん会
3月6日(木)、寄宿舎「ごくろうさん会」を行いました。例年は卒業退舎生を対象に「送る会」を実施していますが、今年度は対象生がいないため、代替として「ごくろうさん会」という形で行いました。寄宿舎や学校での出来事をクイズ形式で出題したり、寄宿舎生から一言ずつ述べてもらったりしながら1年間を振り返りました。ジュースを飲み、お菓子を食べながら行ったということもあり、とても楽しい会になりました。
幼・小学部 お楽しみ会 ~修了・卒業おめでとう!!~
3月5日(水)、幼・小学部でお楽しみ会をしました。今年度は修了生、卒業生が共にいたので、これまでの思い出や頑張ったことを発表しました。年長幼児は、県盲祭で頑張った「かっこいいくま」や、大好きなソリ滑りの話等を堂々と発表してくれました。小6児童は、一年生から六年生までそれぞれの思い出No.1を写真と文章でパワーポイントにまとめ、発表してくれました。これまでの生活や学習の積み重ねを感じる素晴らしい発表でした。
次にイス取りゲームとお菓子釣りゲームをしました。笑いありちょっぴり涙ありの思い出に残るゲームになったかと思います。最後に、記念撮影、サプライズでプレゼント交換をして今年度最後のお楽しみ会はお開きとなりました。
これから先、いろいろなことがあるでしょう。でもいつも応援してくてくれる人がいることを忘れず、安心して次のステップに一歩ずつ歩んでいって下さい。出会いに感謝して……おめでとうございます。
スキー・そり教室
2月27日(木)、リンクステーションヒルズ雲谷スキー場にて、スキー・そり教室を行いました。
そりグループは、カランツゲレンデへ。先生たちと一緒にそりを引きながら、山の上に何度も登りました。そして、一人で滑るのはもちろん、友達や先輩、先生方と何回も、何回も滑りました。そりのスピードや、誰かと一緒に滑ることも楽しみながら、たくさん体を動かすことができました。
スキーグループは、それぞれの課題にチャレンジしました。小学部高学年の児童は、コスモスゲレンデの緩斜面で練習しました。「ハの字でエッジを効かせ、スキーを開いたり閉じたりすることで、スピードを調整できた。」と練習の成果を満足気に話していました。高等部の生徒は、オダマキゲレンデで何度も繰り返し滑りました。急なコースなため、慎重に滑りつつ、仲間と一緒に滑る喜びも味わうことができました。また、ノルディックグループの生徒は、ヒュッテ前の歩くコースを1日を通して30周程度周回しました。粘り強く、最後まで頑張りました。
令和6年度 研修報告会
2月26日(水)、今年度県外研修に参加した4名の先生方の研修報告会が行われました。研修報告会を通して視覚障がい教育に関する専門的な知識と理解を深めることを目的に、「弱視教育研究全国大会」、「視覚障害教育研究協議会」、「公開授業研究会」、「ICT県事業に係る先進校視察」の研修を共有しました。
全ての研修報告に多くの学びがあり、改めて視覚障がい教育に携わる者として大切なことを再確認することが出来ました。これからの指導に少しでも活かしていきたいと思います。
テーブルマナー教室
2月14日(金)高等部1年・3年の2名。家庭総合のテーブルマナー教室で市内にあるフランス料理ポミエに行ってきました。事前学習でフランス料理について調べ最低限のマナーの知識を得て初めてのフランス料理をいただきてきました。
店内ではクラシックの曲が流れ、日常とはかけ離れた感じがして少し緊張気味でした。席につき、まずはナプキンの使い方や足つきグラスの持ち方を確認しました。いよいよランチのコース料理が始まりました。1品目はオードブル。「テリーヌ」という聞き慣れない料理だったため、驚きと見た目の華やかさに生徒達の緊張はどこかへ。ナイフとフォークの持ち方を確認しゆっくりと食べ進めました。焼きたてのパンも届き一口サイズにちぎって口へ。「パリパリして美味しい。」2品目はスープで野菜のポタージュ カプチーノ仕立て。スープの上にはふわふわの泡がありとても優しい味。3品目はメインの県産牛のクリーム煮。引率した先生達は魚を選んだので、ナイフとフォークが肉料理と魚料理で違うことを確認。最後にデザートと紅茶。ナイフとフォークを使うことに集中し前のめりになりがちでしたが、テーブルマナーを意識し、ガチャガチャと音をたてることもなく、上手に一口大に切って上品に食べることができました。今後の会食の機会に備えてフランス料理に限らずテーブルマナーを身に付けていってほしいです。
理療部 後期期末考査
理療部は、2月12日から2月14日までの3日間、在校生の後期期末考査です。卒業学年は、1月に実施済です。
本校は2学期制の為、定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
定期考査の延長線上には国家試験があります。
生徒の障がいに応じて、試験はプリント、デイジー、点字、パソコンデータで解答できる配慮を行っています。
60点以下では追試もあり、結果によっては原級留置もありえるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。
万博出前授業
1月31日(金)万博出前授業「EXPOスクールキャラバン ロボットプログラミング入門」を、三菱総研DCSさんより講師をお招きして実施しました。
プログラミング学習を通して、万博とは何かを理解し、来年度の修学旅行先である万博への見通しをもつことを目的に実施いたしました。
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に向かい、ロボットと共存する未来を踏まえ、ロボットプログラミングについて学びました。授業では、プログラミングアプリでロボットを動かすプログラム構成を考え、その動きを実際に見たり一緒に手をつないで歩いたりもしました。生徒の中には、「聞いたことがあるプログラミング言語がある」と話し、ますます興味を高めていました。
第3回 寄宿舎「避難訓練」
1月28日(火)、地震・火災を想定した避難訓練を実施しました。突然鳴り出した警報音にびっくりした寄宿舎生もいましたが、放送をしっかりと聞いて、落ち着いて避難することができました。いざという時に慌てず行動できるよう、また普段から危機管理意識をもって生活できるよう、これからも災害時の心構えについて随時話題にしていきたいと思っています。
寄宿舎 男子舎生親睦会
1月23日(木)、男子舎生と指導員との親睦会を開催しました。17時頃から指導員が、事前にスーパーで購入した食材を調理し、餃子、手羽塩、焼きそば、お好み焼きなど、男子舎生の好きな料理を作りました。料理の配膳やテーブル拭きは舎生が行い、18時前にはテーブルの上には美味しそうなメニューが並びました。18時から19時過ぎまで会食を行い、料理を次々と食べながら学校の出来事などを話題に歓談をし、とても楽しそうに過ごしました。親睦会が終わる頃には、テーブルの料理はほとんどなくなってしまいました。
青の煌めきあおもり障スポオープン競技出前授業 ブラインドテニス体験会
1月16日(木)5・6校時、ブラインドテニス連盟東北地域協会の方3名が来てくださり、ブラインドテニス体験会を実施しました。5校時は小学部から高等部普通科の児童生徒、6校時は保健理療科と専攻科の生徒が体験しました。2人1組になり、鈴入りのボールの音を聴きながら夢中で打ち合う様子が見られました。活動終盤には、全員がブラインドテニス連盟東北地域協会会長の面川さんと1対1で対戦しました。専攻科の生徒1名以外は惜しくも敗れましたが、大いに盛り上がりました。この経験から、青の煌めき障スポ2026への興味関心に繋がると嬉しいです。
学校安全に係る校内研修会
1月10日(金)、幼児児童生徒等の安全の確保を図るため、全職員を対象とする学校安全に係る校内研修を実施しました。今回は、日本赤十字社青森県支部より複数の講師をお迎えし、AEDを使用するねらい、救命措置を行う目安、救急車が来るまでに私達ができる処置等の講義を受け、傷病者を発見してから救急車が来るまでの処置をペアで実技を行いました。
実技後は、大出血の場合や乳児への対応の仕方、死戦期呼吸についての質問が挙がり、講師の先生方からそれぞれ皆で対応を学ぶことができました。
視覚障がいのある幼児児童生徒が安全に学校生活を送るための安全を守る役割や方法を再確認することができました。
12月の活動より 「スケート教室」
12月11日、小・中・高等部生徒で盛運輸アリーナへ、「スケート教室」に行ってきました。
スケート教室は、自己の能力に応じてスケートの技能を高め、冬のスポーツの楽しさを味わうことを目的に、スケート場ではグループに分かれて、それぞれインストラクターに教えてもらいました。
インストラクターが丁寧に指導してくださり、生徒一人一人が自分の目標を達成することができました。
グループ別の指導のあとにはチェアに乗ってスピードを体験したり、生徒同士でチェアに乗って押して滑ったりと、学部を超えて楽しみ、充実した活動になりました。
「性に関する学習会」
12月12日(木)、高等部生徒を対象にした「性に関する学習会」を行いました。
この学習会は、生命の尊さ、性に関する間違った認識や行動とこれが及ぼす影響についての正しい理解、そして自分や相手それぞれ一人一人を尊重する態度を身に付けることを目的としております。
生徒たちは、互いの距離感を確かめる体験をしたりグループで話し合ったりしながら一人一人の考え方の違いを感じ取っていました。そして、学習会で挙げられた事例が、今後身近に起こりうる可能性があることとして、考えや意見を交換しました。また、講義では何かあったときの相談機関について学びました。
幼・小学部 学部集会
後期後半がスタートし、冬休み後の学部集会が行われました。冬休み中は大きな怪我や病気もなく過ごしていたようで元気な子ども達の姿に安心しました。
集会では、絵日記などを用いて、冬休み中に頑張った事や楽しかった思い出を発表し合いました。その後は、調理活動、雲谷でのスキー・ソリ教室、小・中一日入学、参観日、お楽しみ会、修了式、卒業式……これからの大まかな予定について確認しました。あっという間に残り3ヶ月。日々の学習を大切にし、しっかりまとめをしていきたいと思います。
理療部 校内模擬試験
冬休み明け早々、1月14日、1月15日は理療部校内模擬試験です。
理療部では、生徒が国家試験の問題形式や本番での環境に慣れ、自身の課題点を見出し、学習計画に役立てられるように、年3回、校内模擬試験を行っています。2年生も専攻科、保健理療科にかかわらず、第3回の「あん摩マッサージ指圧師」の問題だけ受験します。特に3年生は国家試験前最後の模擬試験なので、気合が入ります。(3枚目画像の衝立は生徒のまぶしさへの対応です。)
令和6年度 北東北3県盲ネットワーク ロービジョン研修会
1月9日(木)は、秋田県立視覚支援学校、八戸盲学校、岩手県立盛岡視覚支援学校と本校とをオンラインで結んで研修会を行いました。午前は各校の実践報告、午後は筑波大学准教授小林秀之氏を講師に「視覚障害児の心理や補助具の活用」と題して講話及び助言をいただきました。
弱視幼児児童生徒の学習上及び生活上の困難さや課題について共有し、解決策等を協議することで、個々の教育的ニーズに応じた教育や生活の充実と教職員の専門性の向上を図るということを目的に行われた今回の研修会。各校での実践や小林先生のお話、小林先生のお父様でいらっしゃる小林一弘氏の書籍「視力0.06の世界」の言葉を胸に、視覚障がいの理解に努めて参りたいと思います。各県の盲学校、視覚支援学校の先生方、講師の小林秀之先生お忙しい中ありがとうございました。
令和6年度 校内研究中間発表会 併催:青森県特別支援教育研究会 視覚障害教育部会研究会
1月8日(水)本校にて研修会を行い、八戸盲学校もオンラインで参加して下さいました。本校では、文系、理系、実技系、自立活動、理療、寄宿舎の6つのグループに分かれて取組報告しました。指導上の困り感から生み出されたもの等を研究主題とし、2年研究の1年目の取組について共通理解を図ることや、次年度への見通しをもつことを目的とし行われました。本校だけでなく八戸盲学校の発表もあり、沢山の気づきと多くの学びがありました。冬休み明け幼児児童生徒が元気に登校してきます。本日学んだことを指導に生かしていきたいと思います。発表して下さった先生方お疲れ様でした。本年も宜しくお願いいたします。
幼・小学部 クリスマス会
幼・小学部 クリスマス会
12月19日(木)幼・小学部では、クリスマス会をしました。
クリスマス会に向けて、クリスマスの装飾を制作しました。幼稚部では、粘土やフェルト、毛糸を使って、ツリーの飾りを作りました。小学部では、手形と足形をとって、そこに枝や木の実を付けてサンタやトナカイの壁面を作ったり収穫したさつまいものつるを使ってリースを作ったりしました。クリスマス会当日は、その装飾を教室に飾り、クリスマス一色の素敵な会場になりました。
絵本の読み聞かせを聞いたり、サンタさんと一緒にクリスマスの曲を歌ったりして楽しく過ごしました。サンタさんの登場でひげや手を触って確認したり、抱きついたりしてとても嬉しそうな表情が見られました。また、クリスマスマーケットを開催し、1人30円ずつ持って、買い物しました。どんなお菓子か説明を聞いたり、触って大きさや匂いを確認したりして、5つのお菓子の中から3つ選ぶことができました。最後は、サンタさんからもらったジュースや買ったお菓子を食べてクリスマスの雰囲気を味わいました。また来年、サンタさんきてくれるといいな☆
器械運動実技発表会
現在高等部の体育ではマットや平均台を使用した器械運動に取り組んでいます。
マット運動では、接転技群・ほん転技群・平均立ち技群の中から、平均台では歩走・跳躍・ポーズ・ターンの中から各自で演技構成し練習に励んできました。
19日には実技発表会が行われ、いろいろな先生方の前で実技を披露しました。
生徒達は緊張感を漂わせつつもそれぞれの演技に真摯に取り組む様子が見られました。
見学に来てくれた先生からは自分が簡単にできる技だけでなく少し難しい技にも挑戦する姿が見られて良かったなどの感想を聞くことができました。
寄宿舎行事 舎生の集い
12月10日(火)クリスマスの華やかな装飾をした会場で「舎生の集い」を実施しました。今年は、数年ぶりに青森第二高等養護学から3名の寄宿舎生が開会から参加して、会食、交流、ゲームを楽しみました。会食では、チキンライスやオニオンスープ、クリスピーチキン、ケーキなどのおいしいメニューに会話が弾みました。交流では、二高養寄宿舎生がディズニーの軽快な音楽に合わせてダンスを披露し、本校女子有志が歌詞当てクイズを行って会場を盛り上げました。ゲームでは、グループ対抗の割り箸落としとビンゴゲームを行いました。ペットボトルに入った割り箸を落とすのに苦戦したり、好みの景品が当たって大喜びしたりと全員が楽しく過ごした1日となりました。
理療部 高等部保健理療科 生物基礎授業
高等部保健理療科では、解剖、東洋医学やあん摩実習などのあん摩マッサージ指圧師になる為の専門科目に加えて、通常の高等学校と同じように国語、数学、英語、現代社会、生物基礎、体育など多くの普通科目を勉強します。
今日は生物基礎の授業で豚の臓器を使用して、生物の体内環境の学習を行いました。生徒は真剣に学習に取り組んでいました。
ALTとの学習
12月18日、小学部、高等部の児童生徒を対象にALTとの学習を行いました。一つのグループは、本校で10月に開園した「手で見る動物園」のライオン、犬、鶏の体の部分や鳴き声の英語を学び、ゲームを通して楽しみながら英語に親しみました。もう一つのグループは、「友達をイベントに誘う」をテーマに生徒が雪灯籠祭りの写真を見せながら紹介したり、留学生を招待するイベントを考えて呼びかけの文を考えたりしました。次回の学習は2月の予定です。Have a good year!
薬物乱用防止教室
12月18日、高等部普通科を対象に薬物乱用防止教室が行われました。講師に青森警察署生活安全課の方をお招きし、身近な風邪薬などの過剰摂取による「オーバードーズ」や若い頃からお酒やたばこを摂取することで心の成長が止まるなど具体事例を交えながら、分かりやすく教えていただきました。生徒からは「薬物の疑いのある外国のお土産などをもらった場合、どこに相談すれば良いか」などの質問が出て、講師からは少年サポートセンターの活用を紹介されました。
第2回PTA・後援会役員会
12月10日(火)に第2回PTA・後援会役員会を開催しました。保護者3名、職員5名が出席し、今年度のPTA活動の反省や来年度のPTA活動の計画、県への陳情項目等について確認しました。活発な意見交換及び教育や福祉関連の情報交換をすることができました。出席いただいた保護者の皆様、今年度1年間PTA活動にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
租税教室出前講座
12月10日(火)高等部普通科の生徒を対象に、租税教室出前講座が行われました。青森税務署の職員の方を講師にお招きし、税金の種類や使われ方、税金の意義、税に関する雑学など様々なお話を聞くことができました。講座の中では、税金によって支えられている日常生活の場面、将来所得税を納めるようになった場合の確定申告と源泉徴収の違い、盲学校の校舎移転に伴う税金の使われ方など、日常生活や将来に関連した身近な話題が話され、生徒達にとって大きな学びの機会となりました。また、自分達が選挙で投票することで、税金の使い道の決定に関わっていることから、「社会の会費」と言われる税金について改めて考えることができました。最後に、1億円のレプリカを手にしながら何個分で学校が建つのかなどを考え、税金の重さを実感しました。
理療部 後期中間考査
理療部は、12月4日から12月6日までの3日間、後期中間考査です。
本校は2期制の為、定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
定期考査の延長線上には国家試験があります。
生徒の障がいに応じて、試験問題は、プリント、デイジー、点字、パソコンデータが用意されています。
60点未満では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みます。
小学部6年 山口小学校との交流及び共同学習
11月29日(金)、小6の児童が、交流及び共同学習で、平内町立山口小学校へ行きました。今年度2回目の交流となりましたが、山口小の4年生児童が、玄関で温かく迎えてくれました。
教室では、総合的な学習の時間に作成した新聞の発表会を聞き、車椅子について関心をもつことができました。
体育館では、ゲームを行いました。「だるまさんがころんだ」「音当てクイズ」「うちわリレー」を行いました。友達に教えてもらったり、協力し合ったりしながら、楽しんで参加することができました。
買い物学習&カレーライスクッキング
今年度の幼・小学部の畑は、人参とじゃがいもが沢山収穫できたので、カレーライス作りを計画しました。まずは、たりない材料を近所のスーパーに買い出しに行きました。それぞれ、担当した物を探してレジまで持っていき、会計と袋詰め等を行いました。
クッキングでは、米とぎ、ピーラーでの野菜の皮むき、包丁で切る作業を経験しました。カレーが出来上がるまでは沢山の工程がありましたが、一つ一つの食材や道具を触って確かめることを大切にして取り組むことができました。また小6児童は、家庭科の内容を一部扱って、安全な火の取り扱いや道具の使い方、手順に沿っての調理活動等を学ぶ機会となりました。
みんなで作ったカレーライスはとても美味しくでき、おかわりして食べました。また、普段お世話になっている事務の方や、先生方も食べに来て下さり、こども達に「おししいよ!!」と声をかけてくれました。出来上がるまでは大変なこともありましたが、食べてくれた方々の笑顔や言葉にこども達も笑顔になっていました。
寄宿舎 自立活動
寄宿舎では、一人一人に合わせた内容で「寄宿舎自立活動」を行っています。先日実施した小学部男子舎生の活動の様子を紹介します。今回の自立活動は余暇時間を楽しむことをねらい、下校後にプレイルームでトランポリンを使って体を動かした後、先日迎えた誕生日をお祝いする苺のショートケーキを食べ、シャボン玉を作るおもちゃで一緒に遊ぶなどして過ごしました。一通り遊び終えた後は、プレゼントの枕でぐっすりとお昼寝をしていました。
誕生日会&クレープ作り
誕生日会を行いました。自己紹介をして、歌をうたい、たくさんのプレゼントをもらいました!!その後は、お誕生日クレープ作りをしました。夏に中庭で収穫したブルーベリーをたっぷりと入れて(冷凍保存)、ホイップクリームを絞り、右、左と生地を畳んでくるくると巻いたら完成!!柔らかな生地やクリーム、冷たいブルーベリーを感じながら思い思いに作り、口いっぱいにクレープを堪能しました。素敵な1年となりますように……❤
さつまいも収穫
春に植えたさつまいもは土の中で大きく育ったのかな…ということで、いよいよ収穫をしました。ツルを確かめ両手で引っ張ってみると立派なさつまいもがたくさんついてきました。土の中から何が出てくるか分からない不安からか、泣き出してしまうこともありましたが、これも経験。経験を積み上げていくこと、一つ一つ丁寧に行うことで不安も少なくなっていくことでしょう。収穫したさつまいもは追熟中ですが、おやつ作りを計画中です。
ハロウィン&かぼちゃサラダクッキング
今年のハロウィンは、作成したかぼちゃの帽子を身に付けて校長室や保健室へ。「ハッピィーハロウィン」や「トリック・オア・トリート!!」と話したり、ビッグマックのスイッチを押したりして、お菓子をおねだり。しっかりとお菓子もいただいて、やり取りを楽しんだこども達でした。
また、畑で収穫したかぼちゃはみんなで料理をしました。ガスコンロを使用したり、電子レンジを使用したり、つぶす、切る、調味料を入れる、混ぜる、と実態に応じた調理方法で様々な道具にも触れながら、かぼちゃサラダを完成させました。丸いかぼちゃ、大根のように長いかぼちゃ、どちらも美味しく頂きました。残りのかぼちゃはご家族へのお土産として持ち帰りました。
理療部 オンラインカンファレンス
11月21日(木)、全国11校の盲学校理療科が参加したオンラインカンファ
レンスが行われました。
本校から参加した生徒は、治療法の選択や資料の完成度の高さに刺激を受
けていました。
また、交流会では、青森県の魅力を全国の生徒に発信するなどして、参加
した沖縄や東京の生徒と交流を深めていました。
今回参加した生徒は、来年は事例提供の発表者になりたい、と意気込みを語っていました。
防犯訓練、不審者対応研修を行いました。
11月18日(月)に幼児児童生徒、職員による防犯訓練を行いました。
訓練では、不審者の侵入と放火を想定し、安全に避難することを目標に取り組みました。避難後は不審者の侵入と放火への対処について、東部駐在所の方々からアドバイスをいただき勉強になりました。
11月21日(木)には職員を対象とする不審者対応研修を行いました。オンラインセミナーを視聴し、備えるべき今後の取り組みやセミナー内でモデルとなった学校の「『不審者を学校に入れない。』それこそが大切な子どもたちを守るために私達が一番大切にしていることです。」という思いを学びました。
令和6年度見え方で困っている人のための展示・体験・相談会 「愛・Eyeライブラリー」
11月16日(土)サンロード青森を会場とし、令和6年度見え方で困っている人のための展示・体験・相談会「愛・Eyeライブラリー」を開催しました。視覚障がいや盲学校の教育活動についての理解を深めてもらうことをねらいとして、毎年県内各所で実施しているものです。今年度も、たくさんの方々が関心をもってくださり、足を止めて各種体験をしたり、説明を聞いたりしてくださいました。あん摩マッサージ指圧体験、点字・見え方体験、盲導犬体験歩行、視覚補助具や生活便利グッズの紹介のコーナーなどが大変にぎわっていました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
理療部 産業現場等における実習
進路に対する意識を高め、将来に向けた自分の目標を明らかにするため、理療部の2年生は、11月11日から15日までの5日間、校外で産業現場等における実習を行いました。
今年度、保健理療科は「治療院町のあん摩屋さん」で、専攻科理療科は「デイサービスセンターふれあい温泉」で実習を実施しました。
生徒を快く受け入れて下さった企業や治療院の先生方、実習への御協力に深く感謝申し上げます。
令和6年度「もったいない・あおもり賞」表彰式
今年度、本校の作業学習での点字用紙リサイクル活動や幼稚部から高等部普通科までの清掃奉仕活動の取組が令和6年度もったいない・あおもり県民運動「もったいない・あおもり賞」を受賞し、11月15日に青森県庁での表彰式に生徒1名が代表で出席しました。当日は、企業や学校を含む8団体の取組紹介や記念撮影の他、思いがけず新聞社の取材もあり、本校の取組を多方面に紹介できる良い機会となりました。
中・高等部合同体育②
中・高等部の体育では現在ブラインドサッカーに取り組んでいます。
初めて体験する生徒もいて、戸惑いながらもボールの音や相手の声を頼りにパス練習やドリブル練習を行いました。
最後は全員でPK対決を行い、コースギリギリを狙うような熱いシュート合戦が繰り広げられました。