県盲だより

行事&学校の様子

中・高等部 性に関する学習会

 1月19日(木)5校時、中・高等部の生徒4名を対象に性に関する学習会を実施しました。学習会は、青森市保健所あおもり親子はぐくみプラザの保健師の方を講師にお招きし、命のはじまりから思春期と性との関わり合いまでを学習しました。
 妊婦体験ジャケットや赤ちゃん人形を使った抱っこやおむつ交換などの体験活動もあり、普段体験することのない感覚に生徒たちは興味津々でした。






ALTとの学習&高等部オンライン交流

1月19日(木)、小学部の児童と中・高等部の生徒達が2グループに分かれて、ALTとの学習を行いました。
一つのグループは、ALTと「Simon says」というゲームで、自分の顔の部分を触って英語の言い方を学びました。その後の正月遊び「福笑い」では、アイマスクを着けて、『おかめ』と『ひょっとこ』の2種類を体験しました。
もう一つのグループは、ALTと一緒に、長野県立松本盲学校と英語でオンライン交流しました。自己紹介や学校紹介では、お互いの出身地や趣味、学校の生徒数や部活動等について情報交換しました。
次回のALTの学習は、2月の予定です。

第3回 寄宿舎避難訓練

 1/17(火)19:30~19:50に、地震後に火災が発生した想定で避難訓練を実施しました。皆、慌てず落ち着いた様子で避難することができました。今回の避難場所は寄宿舎食堂でしたが、寒い時期の避難には防寒着なども必要なことを話題にしました。今後も速やかに避難できるよう、気持ちを引き締めながら生活することを確認しました。

幼・小学部集会

 1月12日(木)に3学期最初の小学部集会を行いました。冬休みに楽しかったことの発表では、絵日記を基に、家族で焼きうどんを作って食べたことや、親戚の家に遊びに行ったこと、雪片付けのお手伝いをしたことなどを発表しました。3学期に頑張りたいことについては、勉強のこと、健康のこと、遊びのことなどを発表することができました。最後は学部主任から、3学期の行事や、3学期に頑張ることについてお話がありました。3学期はまとめの学期です。寒さに負けず、元気に勉強を頑張っていきましょう!

文化芸術による子供育成推進事業ーユニバーサル公演事業ー

 1月16日(月)、本校体育館にて東京演劇集団風の皆様によるバリアフリー演劇「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~」を鑑賞しました。本事業は、「令和4年度 文化庁主催事業 文化芸術による子供育成推進事業ーユニバーサル公演事業ー」によるもので、本校が採択されて実現しました。このバリアフリー演劇は、音声ガイドや手話、字幕がライブで客席全体に流されることで、場面の状況がより分かりやすいものとなっているものです。
 待ちに待った本公演、生徒達は間近で感じる劇団の方々の演技とその迫力、音や振動、体育館に設置された本格的な舞台や衣装・・・幼児児童生徒みんなが演劇の世界に引き込まれ、熱心に鑑賞していました。
 東京演劇集団風の皆様、公演はもちろん、バックステージツアーなどたくさん貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

理療部 冬休み後の学部集会

 冬休みが終わり、1月12日から学校がスタートしました。
 本校、理療部は前・後期の2学期制で、まだ後期の途中ですが、生徒たちは、全員元気に登校しました。
 休業中に事件や事故に巻き込まれることもなく、生徒たちが元気に登校できたことが何よりの成果です。
 生徒の皆さんは、これからも寒い日が続きますが寒さ対策をしっかりとして健康で元気に過ごしてください。 
 特に3年生は2月末に国家試験が控えてますので、しっかり体調管理を行い、自分の心や体を常に万全に保って試験に臨んで下さい。

職員研修「視覚補助具研修会」

1月10日(火)、五所川原市はら眼科の視能訓練士 中真也先生をお招きして「視覚補助具研修会」を行いました。実態に応じた視覚補助具の選定と指導について、補助具を操作しながら学びました。また、指導事例をもとに選定や指導について御助言いただくことができました。学んだことを今後の指導・支援に役立てたいと思っています。中先生、大変有意義な研修の場をありがとうございました。幼児児童生徒の皆さん、レベルアップした先生たちを楽しみにしていてくださいね★

職員研修「校内研究発表会」

皆さん、元気にお過ごしでしょうか。1月6日に、職員研修「校内研究発表会」を行いました。各学部や教科グループ、寄宿舎での実践や授業研究を発表し合いしました。幼稚部から専攻科まで幅広い年齢層で様々な学習が行われている盲学校だからこそ、このような職員間での情報共有及び意見交換の場は大切であると感じています。今年も、よりよい指導・支援について全職員で研究していきたいと思います。

2学期終業式・理療部学部集会

 12月21日(水)幼・小学部、中・高等部2学期終業式及び理療部学部集会が行われました。2学期は県盲祭や中学部修学旅行、産業現場等における実習、知事とのフレッシュトーク、スケート教室など、たくさんの行事や活動がありました。多くの体験を重ね、幼児児童生徒がそれぞれ成長した2学期でした。
 冬休み中は体調管理に努めながら、楽しく充実した時間を過ごしてほしいと思います。

   

小学部4年 三重県立盲学校とのオンライン交流

 小学部4年では、12月20日(火)、三重県立盲学校とのオンライン交流を行いました。今年4回目の交流となる今回は、合同のクリスマス会を行いました。プレゼント交換として、地域のお菓子を送り合いました。本校の児童からはリンゴサブレやねぶた漬け味のプリッツ、三重の児童からは松坂牛味や伊勢エビ味のベビースターラーメンなどがプレゼントされ、お互いに「おいしい!」「初めて食べた!」などと話しながら食べました。その他にも、一緒にクリスマスソングを歌ったり今年頑張ったことを発表したりと、とても楽しいクリスマス会となりました。

中・高等部合同レクリエーション

 12月20日(火)、中・高等部の合同レクリエーションを行いました。今回のレクは生徒が中心となって企画から準備、司会を行いました。参加した生徒、職員みんなが笑顔になるような、とても楽しい会でした。この日のために準備を行った生徒のみなさん、本当によく頑張りました!

専攻科理療科 指圧実技 その2

 6月に専攻科理療科の指圧実技の授業風景を紹介しました。今回は2回目の紹介です。
 専攻科理療科1年生は2人クラスなので、授業は生徒2人で組んで、交替で施術を行っています。
 しかし、人により肩甲骨の大きさや手足の長さも違うので、今日は授業の空いていた先生をゲストに呼んで、台をお願いしました。生徒には好評だったので、今後も授業にゲストを迎えたいと思います。

小学部4年 青森警察署見学・体験

 小学部4年では、学級活動「暮らしを守る仕事を知ろう」の一環として、12月19日(月)、青森警察署の見学・体験を行いました。パトカー乗車体験や、手錠や無線装置、警棒、盾やヘルメット、指紋鑑定の資料などの見学と、とても貴重な経験をさせていただきました。また、「警察はいつ寝ているんだろう」「犯人を捕まえる以外に、警察はどんなお仕事をしているのだろう」などの疑問を、インタビュー活動を通して解決することができました。制服体験もさせていただき、児童は、「将来はかっこいい警察官になりたい!」と感想を話しています。青森警察署の皆様、ありがとうございました。

鹿児島からの贈り物

 今年も鹿児島の方から、甘いみかんとさつまいもが届きました。37年前本校のの職員との偶然の出会いから交流が続いています。いただいたみかんとさつまいもは、触察で形や大きさ、匂いを楽しんだ後、給食でおいしくいただきました。今年も本当にありがとうございました。
   

中・高等部ALTとの学習

12月15日(木)、中・高等部の生徒達が2グループに分かれて、ALTとの学習を行いました。
一つのグループは、ALTが親しんだクリスマスソング「Up on the housetop」を歌ったり、家の模型や折り紙のサンタやトナカイを触ったりして歌詞の意味を学びました。また、サンタが煙突から投げ入れたプレゼントを当てるゲームでは、歓声が上がり、盛り上がりました。
もう一つのグループは、ALTやALTの知人の外国人が感じた日本の魅力に関するコメントを聞き取ったり、要点を書き取ったりしました。コメントの中には、温泉でのんびりできるところ、治安が良いところ、食事が美味しいところなどが挙げられ、改めて日本の良さを再発見したところです。
次回のALTの学習は冬休み明けに行う予定です。

市民図書館による「読み聞かせ会」

 12月6日(火)に市民図書館の方がいらして、絵本の読み聞かせをしてくださいました。当日は小学部1年生の他に、高等部の生徒も参加しました。最初に行われた、袋に入ったリンゴやバナナを触って当てるクイズでは、積極的に触ったり、口に運ぼうとしたり、答えを当てたりする様子が見られ、盛り上がりました。絵本は、物語の他に触れる絵本も用意してくださり、みんなで触りながらお話を聞きました。最後には、布絵本など触って楽しめる本を紹介してくださり、貴重な時間を過ごすことができました。

舎生の集い

 12月13日(火)、今年も恒例の寄宿舎行事「舎生の集い」を実施しました。
 当日は、クリスマスの装飾をした会場で、会食、交流、ゲームを楽しみました。
 交流では、青森第二高等養護学校より寄宿舎生2名が来舎し、歌と演奏を披露してくれました。
 ゲームはみんなで歓声をあげながら、ボウリングを楽しみました。
 少ない人数ながらも、お楽しみのぎゅっとつまった1日となりました。

第3回避難訓練

 12月14日(水)の5校時に第3回避難訓練を行いました。
 今回は「地震が起こり、その後地震の影響で火災が起きる」という想定で訓練を行いました。
 落下物等から身を守るためにヘルメットを着用し、大きな火災警報が鳴り響く中、幼児児童生徒のみなさんは落ち着いて安全に避難していました。
 また、避難後には手回し充電式のラジオライト、折りたたみ式のヘルメット、アルミ保温寝袋、災害用トイレセットといった防災グッズの体験を行いました。実際に体験することで、災害に対する意識を高める機会となりました。

理療部 後期中間考査

 理療部では、12月7日から12月9日までの3日間、定期考査を実施しました。
 定期考査は前期中間、期末、後期中間、期末の年4回実施します。
 定期考査の延長線上には国家試験があります。
 60点以下では追試もあるので、生徒たちは真剣に問題に取り組みました。
 卒業生の後期期末考査は在校生よりも早い時期に実施されるので、今年度、理療部の生徒が一緒に受ける最後の定期考査となりました。

中学部 東北地区盲学校オンライン交流会

 12月12日(月)に東北地区盲学校の中学部の生徒達が、オンライン交流会を行いました。今回の交流ではお互いにクイズを出し合おうということで、各校からご当地に関するものや学校行事に関するものなどが出題され、大変賑わいました。本校の生徒からは、9月の修学旅行に関するクイズを2問出題しました。トップバッターである緊張感を感じさせないほど実に堂々とした明るい進行で、場を盛り上げてくれました。遠く離れていてもオンラインではたちまち、同年代の生徒達が共に笑い、互いに拍手を送り合うことができ、幸せな声や音が響きわたっていました。